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◆ 心に残る言葉 ◆
「コンテンツ・イズ・キング」(ハリウッドの格言)
【業界と仕事】
テレビ業界、テレビ局は、「テレビの作り手になりたい!」と強く思う人が志望してほしい。
果たして自分はテレビ番組の作り手になりたいのか、あるいはテレビに出る側になりたいのかはしっかり考えておきたい。
「テレビの作り手」は、番組の中では、あくまで黒子的存在だ。
「テレビ番組に出たい!」ということならば事情は違ってくる。「番組の作り手」をめざすのではなく、何らか一分野で成功して、テレビを始めとしたマスコミに出る方策を模索した方がよいだろう。たとえば、起業して個性的な経営者になれば、「マネーの虎」のような番組や「ニュース」に出られる可能性が出てくる、などということがある。
具体的な仕事内容についていうと、ディレクターとプロデューサーの違いや、営業・報道・番宣・事業・技術などの業務は、活字情報だけでは理解しづらい。
仕事を十分に理解したり、選考対策について社員に相談したりすることができるので、可能なら、テレビ局でアルバイトやインターンシップをしておくに越したことはない。
内定者の中には、テレビ局でアルバイトを経験している人が結構いる。ただし、アルバイト経験自体は、パシリ的な仕事が多いために、本番の面接ではあまり使えないことがほとんど。
逆に、「業界知ったがぶり」の悪印象を面接官に伝えかねないので、テレビ局の選考の際には隠す人が多い。
テレビ局でのアルバイト探しについては、マスコミ就職のイベント・勉強会に参加して、どんどんネットワークを広げて見つける人、マスコミ系のサークルの先輩や仲間に紹介してもらう人、まめにアルバイト情報誌で探す人などそれぞれである。早くからネットワークを広げて根気よく情報を集めていれば、何らかアルバイト先を探せるだろう。テレビ朝日のように、サマーインターンシップを募集 するところもある。
テレビ局の人はとくに超多忙だが、熱意を込めて頼めば会ってもらえることが多いので、OB・OG訪問にチャレンジしてみよう。
【求められる資質】
「テレビ番組の作り手になりたい!」という結論を出した人は、普段から、「自分だったらどんな番組をつくるだろうか?」といったことを考えながら、テレビを見たり、番組表を眺めたり、日経エンタなどを読んだりする習慣をつけよう。
とりわけ制作志望者については、日テレのように、テレビ番組のプチ制作を選考に加える局が出てきたので、「どんな手順でどのように番組がつくられるのか」は最低限押さえておく。
内定者の中には、就活生むけの「テレビ番組制作スクール」に通い、実習で簡単な番組制作を体験して準備した人もいた。
ただ、番組企画・制作対策は選考の重要部分ではあるが、基本は、「リーダーシップ」や「人間的魅力」などといったものが問われるのだということを誤解しないように。
日テレが「人柄がとりわけいい人が内定する傾向がある」というのは有名な話だ。
テレビ局では、入社早々の仕事が雑用となる場合がほとんどだ。ここで、入社した新人の多くが絶望感を味わう。
つまらない仕事でも黙々とこなし、長期間待てるような「忍耐力」や「器の大きさ」がないと、テレビ局の仕事はつとまらない。
キー局の制作は、激務で知られる。とくにドラマは半端なハードさではない。3カ月ほぼ休みなし、とか、徹夜の連続といった話をよく聞く。
「身を削ってでも広く世の中に制作物を伝えたい」という熱意がないとつとまらない仕事である。
【対策】
選考においては、学生時代に全国・世界レベルの活躍をした人以外は、徹底的な就職活動対策をしないと歯が立たない。
民放各局[日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日のキー局]は、1万人から1万5千人の人が受験するので、コネ入社(縁故採用)の人を除くと、実質競争倍率が1000倍近くになる。
ちなみに、キー局のコネ入社としては、有力政治家の子供などがいる。
制作志望者の面接での重要質問項目は、志望動機、中でも番組企画になる。バラエティ、スポーツ、ドラマなど、「どんな時間帯に、どんな人向けに、どんな番組をつくりたいのか。」 とくに、2次面接以降で細かく突っ込まれるので、面接官が思わずみたくなってしまうような番組企画を3本はつくっておく。
番組企画対策としては、入門書程度は何冊か読み、いくつもアイデアを出しながら、企画書レベルまで番組提案をつめておきたい。
いい企画を考えるために、内定者の中には、日経エンタを読んだり、番組表を見ながら仲間と意見交換したり、ドラマ好きの学生何人もに話を聞いたり、ビデオレンタル店でヒットした番組の主だったものをごっそり借りてきて研究したりして、血のにじむような努力をした人がいる。
また、その局は、自作ではどんな番組をつくっていて、制作会社にはどんなものを委託しているかも研究しておこう。
テレビ東京にOB・OG訪問したある学生は、「テレ東の番組は、テレビ番組制作会社がつくったものが少なくなく、仕事は管理的色彩が強い」と言われたそうだ。「ドラマはほとんど制作会社への委託」などというケースもある。研究しておかないと、志望の熱意を疑われかねないので要注意だ。
日本テレビなどでは制作実習形式の選考が行なわれている。
制作志望者はビデオで何度かカンタンな作品をつくっておくことをオススメする。
テレビに対する志望度合いの高い人は、アナ同様、キー局が終わると、地方局の選考に移っていくことになる。旅費交通費は自腹のことが多いので、アルバイト等により、年内に十分な資金を用意しておくことが必要だ。地方局まわりもするという人は、出費の合計は、50万円は下らないものと覚悟しておいてほしい。
なお、他の対策については、当HP内の「自己PRと志望動機の書き方」や、「エントリーシートの書き方」、「ミニマム面接対策」 、「グループ・ディスカッション対策」を参照してほしい。
【推薦図書】
・『マスコミ就職読本 放送編』(創出版)
*テレビ局就職の定番本。過去の選考内容などがわかる。
・『テレビ局の内定がほしいなら、これは知っておけ―面接、筆記試験、エントリーシート
採用担当者はどこを見るのか? 』(PHP研究所)
*元テレビ局採用担当者の本。
・『NHK合格への道』(早稲田経営出版)
*NHK志望者むけ。
・『“ビデオ構成”の「企画」から「完成」まで番組制作―放送メディア就職戦線突破への道!
』(早稲田経営出版)
*制作志望者むけ。
【マスコミ就職塾】
マスコミ対策のスクールに行った方がいいかどうかについては、
ボクは通うことを勧めている。
就職塾選択のポイントについては「就職塾の選び方」のページをご参照いただきたい。
【初めてサイトを訪問した方へ】
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