5年ぶりに衆議院予算委員会で田中真紀子が
質問をした。衆議院TVで今も見られるわけだが、
それを聴いて元中日ドラゴンズで野球評論家の
金村義明に論調が似ていると感じた。
まったくお門違いの所から批判の材料を持ち込む点と
まったく関連性のない提言で締めくくる点である。
真紀子はこの質問で、拉致被害者返還問題を
引き合いにして安部総理大臣を批判した。
しかし、安部氏はその当時内閣官房副長官であって
責任をすべて追わなければならないような立場にない
役職だったと思われる。
しかし「連帯責任があった」など言い、
「愛情を持った外交をせよ」等と意見した。
安部が副長官だった時期の小泉外交に対する
評価で安部の外交手腕を批判するのはお門違い
と言える
金村は野村克也が楽天の監督に就任する際
さわやかではないという理由で監督の就任には
批判的な立場を取った。チームの補強、采配
を考える役職に一も二もなくさわやかさを求める
と言うのはお門違いだ。
真紀子はマックスウェーバーの話をしていたかと
思ったら、急に朝食の話をし、自民党議員の質問を
参照して
「青汁一杯ではマッチョではない」
と質問を締めくくった。話の前後の関連性がない
と思った。このような論法はなかなかお目に
かかれないと思っていた。
しかし、金村がこのような論法で中日ドラゴンズ
現監督の落合博満を評論していた。
横浜ベイスターズ戦に勝ちはしたが落合の
セカンドバッグが盗まれるという事件があった。
この事件後、土曜日の朝の番組で金村は
落合がセカンドバックを持っていると言うことに
対して最も重点的にコメントをした。そして、
「今時セカンドバッグて!」
と締めくくった。
盗難とは別に中日の勝因を語っても良し、
盗難に関連した監督、選手周辺のエピソードを
語っても良し、落合はお守りを返してほしいと
発言していることから、げんかつぎに関して
語るのも良い。ここまでは一応野球評論家が
語る必要のある話だ。野球に関連している
しかし、落合がいまどき、セカンドバッグを
持っているのを言及するのはまったく野球とは
関連性のないものだ。
このような共通点がある両者に対しては、
発言以外でなにか評価されるような功績を
挙げていることを期待したい。
面白いのは確かだが、本業の資質はないように
感じる。発言以外の部分に本業としての評価を
期待し、何らかのおもしろ発言を末永く続けて
ほしいと思う。| ○○無敵について◯◯10/13 |
|---|
戦隊ものは数あれど、バトルフィーバーJの異質さは何なのか。
いや、私は本編を見ていない。リンク先にもオープニング曲しか
掲載されていないが、それだけでも異質さは伝わる。
赤、青、黄、緑(黒)、ピンクが戦隊モノ衣装の常道であり、
ゴレンジャーから連綿と連なる伝統であると思っていたが
バトルフィーバーは白、白、茶、黒、薄ピンクである。
これではダウンタウンの往年のコント「ゴレンジャイ」
ではないか。しかし、この戦隊はコントなどではなく、
スーパー戦隊シリーズとして実在する。
この他、オープニングを見ただけなのに外見の点で
様々なツッコミ所があるが、きりがないので省略する。
肝心のオープニングテーマもかなり異質だからである。
まず音楽が異質だ。普通の戦隊モノであれば、なにかしら
格好良いギターなどで演奏する事が多い。
バトルフィーバーでは吹奏楽が使われている。
それは良いとして途中に半濁音で表現されるような
音が挿入される。これは「アタック25」で
誰も答えないときに誰かがボタンを押すのを待つときに
流れる音楽に入っている音で、かっこよさのかけらもない。
その上、大太鼓を使って、間抜けな音を出すのも異質だ。
ちびっ子がよそ見をしていて相撲取りみたいな体型をした
大男の腹にぶつかったときに出す音であり、
「ミスター味っ子」のアイキャッチで丸井のおっさんが
天から降ってくるときの音だ。これも格好良くない。
音が変なら、歌も変だ。
バトルフランス、バトルコサックなどと、ちびっ子たちが
歌の中で戦隊員たちを呼びかけるのだが、戦隊員は
その隊員のモチーフになっている言語で返事をしている。
ように聞こえる。「♪バトルフランス」「ウィ」等と
言っているのでそうなのだろうと思っていた。
だが、最後の呼びかけでもうなにやら訳の分からぬ
事態に陥ってしまう。「バトルジャパーン」と呼びかけたら
「ウォーーーー!」と叫んでいる。何の法則性もなく
ただ掛け合いを何となくやっていただけというオチである。
何というシュールさか。
戦隊モノの歌詞によくあるような、「5人で力を併せて云々」
のような言い回しもあるが、これも変だ。
「ごらん。無敵だ〜」等という。無敵である様を目の当たり
にして、「これは無敵である」と認識できる人がいるだろうか。
私は何かを見て「無敵だ」と思ったことは全くない。
なのに「ごらん」等と問いかける。何を見せようというのか。
そして、最後の方の歌詞にこのオープニングテーマの異質な
コンセプトがあらわになる。「君も僕らのように力を合わせろ」
と歌い出す。命令口調である。
オープニングテーマとは、子供向けテレビ番組の場合
主人公の特徴や境遇などを謳ったものか、
さもなくば、全く番組内容とは違うミュージシャンが
普通に創作したものを流用したものかのどちらか
2パターンに大別されるが、バトルフィーバーの場合は
このどちらでもなく、視聴者を啓蒙する内容になっていた
のが最後に分かった。
このような変な部分が数え切れないほどあるオープニング
テーマの最後の最後に「力を合わせろ」と啓蒙しても
誰も見向きしないだろう。と思っていたが案外そうでもない。
このオープニング動画が掲載されているYOUTUBEは、どうやら
googleと力を合わせるようである。無敵である様が
見られるのかどうかという点において楽しみだ。
| ○○先見性について◯◯10/29 |
|---|
youtubeがものすごい勢いでテレビの
録画映像を消去しているので消去する前に
見てみたいものを見てみたいと思う。
ダウンタウンの関連は結構見てみたいものが多いが、
ちょっと見て、また明日見ようと思ったら全部消えていた。
ごっつええ感じのコントは見てみたいと
思っていたものが多かったが、「マニカル頭パワー」しか
見られなかった。一見、ただのマジカル頭脳パワーの
パロディだが、そのパロディの仕方には
当時のマジカルバナナの理不尽さがよく現れている。
板尾創路が何を答えても何かと個人的エピソードを
引用されて不正解になる。マジカルバナナでは個人的
エピソードが引用されることはないが、司会者の裁量
で正解、不正解が決まり、回答者によって正解の基準が
甘くなったり辛くなったりする。このコントの肝は
この風刺だと思う。
板尾は何を答えても「前科一犯なのでダメー!」
等と婦女暴行関連のエピソードを列挙され、回答が
ことごとく不正解になる。それだけのコントだが、
そのなかの、あるエピソードに板尾の先見性が見て取れた。
「島田紳助の家にケーキを持参で弟子にしてくださいと
いったのでダメー!」と言うものだ。私は、板尾は
婦女暴行後の謹慎期間にこのように申し出たのかと
思っていたが、ウィキペディアによれば、
高校卒業後すぐに弟子入りを申し出たようだ。
婦女に対するあれこれで警察沙汰になり、謹慎し、
その後何事もなかったかのように復帰し、テレビにも
出ている人間同士が、十数年も前に師弟関係を
結ぼうとしていたという事実は、単なる偶然では
片付けられない何かを感じる。
板尾は、紳助の負の部分に共感を覚え、それを
笑いに昇華しようとしたが、紳助に受け流された。
その結果、2人とも負の部分を誰にも理解されず
抱え込むことになり、解消させることなく
増大させて行ってしまい、前科一犯となってしまった。
板尾がもし、紳助に弟子入りを祈願した本当の理由
を打ち明ければ、2つの事件が起こらずに済んだだろう。
しかし、その時点で警察に逮捕された経験のない人間に
対して犯罪気質を指摘したり、打ち明けたりしても、
警戒されるのがオチだろう。それを覚悟で打ち明け、指摘する
程の熱意が板尾にはなかったのかも知れぬ。
板尾にもうちょっと熱意があれば、また紳助に弟子を
取る意志があれば、NSCが無ければ、2人は過ちを
犯さなかったように思う。返す返すも残念だ。
自分の犯罪気質に正面から向かい合って、板尾が思い
悩んだ形跡が、このエピソードに現れていて非常に
有意義だった。
このコントの題名の「マニカル」というのはただの
マジカルのもじりではなく、「manic」で「躁鬱病の」と
言う意味があるのでそれの形容詞形のような
意味合いが強いだろう。
板尾の犯罪気質という鬱病的な部分と、マジカル頭脳パワー
の無駄に明るい雰囲気という躁病的部分の対比を差して
松本人志がこのコントを「マニカル」と名付けたのだろう。 | | |