◯◯芸術立国について◯◯2005/9/6
郵政民営化や年金が争点と考えている人々が多い
今回の選挙だが、芸術を争点としている政党があるのに驚く。
国民新党だ。「4コマ」と言うコンテンツがある。
ここに4コママンガを掲載している。4コママンガを掲載している
政党のホームページは見たことがない。

マンガを掲載している政党のホームページは見たことがある。
これがそのマンガだが自由連合代表徳田虎雄氏
の自伝であり、マンガは従属的なものだ。つまりマンガの手法
について言及しているものではない。代表の生涯をマンガを
使って表現したというもので、争点云々と言う意識はないものと思う。

国民新党はそうではない。4コマを見てみると内容が全くない。
政党としての主張を4コマにしているわけでも、代表の生涯を
4コマにしているわけでもない。ただ、新党結成主要メンバーと
自民党の小泉純一郎総裁及び北朝鮮の金正日総書記を
キャラクター化してしているだけなのだ。

それだけならば、単なるイメージ戦略の一環として納得の
いく部分もあるが、このコンテンツは4コマの概念を全く
無視した構成がされているので、注意深い人ならばこれも
争点と気づくだろう。

4コママンガの一例として格好な話題を挙げる。コボちゃんのオチ
を考えると言うもの。この4コマのように、
4コママンガには考えられるだけのオチが用意されているのが普通なのだ。
だが、国民新党の4コマを見るとオチがない。「起承転結」で考えると
「起」と「転」しかない。これは既成の4コマの概念を超越している。

転じて、既成の芸術の概念を超越する理念を政治から導こうと
しているのではないかと思う。どのようにするかはわからないが
4コママンガという芸術の一分野をコンテンツとして掲載する以上、
重点的な課題として何らかの方策を立てているのだろうと推測される。
私がプロの芸術家ならその様を目にしたいがために1票入れていた
だろう。いかんせん一労働者でしかないのでこの争点は
自分の投票に影響はしないが。

起承転結の4コマの概念からいけば、先に挙げたコボちゃんも
2コマ目に承でなく起承転結のうちのどれにも属さないものを
はさむことによってオチをわかりにくくしている。
ある程度は超越しているともいえるが、国民新党ほどではない。
あるいはオチがないと言うことで落選をしないと言う
意味もあるのかもしれない。国民新党、恐るべし。

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