◯◯合理主義について◯◯2005/3/12
ちょっと前に京都に行ってラーメンを
食べるなどしたが、京都と言う都市は
合理と非合理が同じくらいの勢力比でせめぎあっている
都市だと言う印象を持った。

合理主義の代表格は京都駅だ。とにかく少しでも早く
利用客を電車に乗せようとする工夫があらゆるところに
見られた。案内地図が多く、改札とホームの距離が近い。
そうなれば改札口が分散されるわけだが、その改札
ごとに付近に「みどりの窓口」が設置されている。

無駄に階段が多く、天井が高いのが気になったが、これは
別の合理主義に則った設計だと後でわかった。
京都駅の合理的設計は少し注意すればすぐにわかる。
数日考えて京都駅以上に合理的な建築物があったと気づいた。
京都タワーだ。

東京に東京タワー、パリにエッフェル塔、
大津にびわ湖タワーというように大都市に塔は欠かせないものだ。
それだけに、観光名所としてはあまり魅力的なものではない。
ありきたりであり、京都の独自性や景観に与えるマイナス影響を
考えるとあまり合理的であるとはいえないように思う。

観光名所としてみるとそのような結論に至るが、
あのタワーがミサイルであれば、仮想敵国に対する
効果は大きいと考えた。軍事拠点として考えた場合、
京都タワーは抜群の立地をしている。

普通、タワーというのはランドマークであるので
これみよがしに周りに建物を建てず、遠くからでも
タワーが見えるようになっているのが普通だ。
だが京都タワーは違う。南西にやけに背の高い
京都駅があり、西にもそこそこ高いビルがある。

西と南からは京都タワーが見られない。
京都から西、南には中国があり、京都駅などの
ビルがそこからの攻撃に対する障壁となる。
京都駅が無駄にノッポな合理的理由はこれだと思う。

また、タワーから北は延々と平地になっていて
見通しがよい。これは北にある北朝鮮にあえて兵器を
見せ付ける事によりけん制の効果がある。
ちょうど、新しい京都駅が立てられた時期が
北朝鮮の疲弊と、中国の経済成長が聞こえてきた時期
なので、政府もこのことを考えていたように思う。

タワーと京都駅の間あたりも有事を考えて
設計されている。タワーのすぐ南にはバスターミナルと
タクシー乗り場がある。万一軍事拠点と看過され、
攻撃対象とされたときにタワー周辺にいる民間人を
即座に避難できるように置かれたのだと思う。

また、非難したあとは空き地となり、タワーが
破壊された際に他の建物に影響が出るのを防いでいる。
非難手段としてバス、タクシーを利用できるが
周辺の人々を全て非難させるのは難しい場合がある。
その場合は京都駅の地下街、地下鉄を防空壕
として利用できる。

京都タワーはこのようにいまいちパッとしない
観光名所のようにカムフラージュされているが、
実態はいつ発射しても支障がきわめて少なくなるように
合理的に設計されているミサイル基地である。

もどります