京都タワーという合理的軍事施設
の対極にあるのが寺だ。京都には寺が多く
その影響からか、本来都市において合理的で
あるはずのものすら非合理的なものになっている
場合があり、面白かった。
また、その逆もある。工事中の寺を見た。
ヘンテコなお寺カバー的なものをかぶせて
大掛かりだった。そういう工事ができる
お坊さんがいれば話は別だが、多分業者が
工事をしていると推測される。
工事の契約などはやはり経済原則に
のっとった合理的なものであり
「工事のお金は払いませんけども
御仏のご加護があるでしょう」
などと言って、工事代金を払わないなんて
事はないだろう。寺も合理的なところがある。
それと同じように合理的でない
ところがあると思ったのは電車だ。
乗換えが多すぎる。しかも私鉄が数社
あり、ほとんど相互乗り入れをしていないので
乗り換えるたびに料金を取られる。
スルッとKANSAIなんてものもあると言うが
取られるのには変わりはない。
そういう不便があっても需要があるので
それはそれで合理的だともいえる。
決定的に合理的でない部分は運賃だ。
京都市営地下鉄の初乗り運賃が200円、
阪急電車の初乗りが150円。なぜ、
公的機関のほうが高い料金を取っているのか。
公的機関というのは私企業が運営しても
利益にならないが、市民に有益なので
運営していると言う認識をしていたが、
これでは役所の方が儲けていると言う事になる。
それが非合理に思った。本当に市民の
利益を考えるならば阪急電車に運営を
任せるべきなのではないかと思う。
文字のかすれた切符と
さび付いたような色の電車は古都の
イメージにぴったりなので、外見から
見ても、より合理的だ。 |