◯◯今シーズンについて◯◯2005/10/2
今シーズンのセリーグはは阪神タイガースの優勝で終わった。
一中日ファンとしては中日がなぜ優勝できなかったかを考える。
優勝できなかったのではなく、できたはずの優勝を遠回りしたために
一歩及ばなかったと考えるのが適当と思う。

去年の優勝と言うのは大型補強を全くせずに優勝したので
山田久志前監督のチームカラーの踏襲という色が強かった。
山田監督が理想に描いたチーム構成で落合監督が
理想的な采配をして優勝した。

今年、落合監督は山田監督が描いたチーム像を一度壊すことに
した。山田監督の理想に描いた野球は「堅い守備と投手力」
の野球だった。落合は投手力は重視しているが、優勝した
ときのような守備一辺倒をやめ、打力を重視し始めた。

山田監督が築いた投手王国の一角を崩し、野手を補強した。
また、やむをえない点もあったが、渡辺、英智と
言うゴールデングラブ賞受賞者を控えに回し、
打力に定評のある選手をスタメンにした。このように
落合監督が理想に描く野球に近づけた。その結果
若干の不協和音が生じ、二位となったのだと思う。

去年の優勝は、練習こそ俺流だったが、チーム構成は
山田流だった。今年、真の俺流に進化する準備をした。
だから2位に終わったのだと結論する。準備段階で
ここまで健闘できれば上出来と言えるだろう。

ここで疑問に思うのは1年目からなぜ全てを俺流に向けて
進化させようとしなかったか。監督に就任したら誰でも
すぐさま自分の思い通りのチームにしたいと思うが、
それをしなかった理由とは何か。

それは山田監督解任劇から生じた監督と言う地位に対する
危機感にある。中日のフロントは、1年目にチームをAクラスに
引き上げたのにもかかわらず、就任2年で山田監督を解任した。
解任した理由がシーズンの途中に4位に転落したからだった。

落合も、昨シーズンから俺流の大鉈を振るっていたら
まず優勝はなかったから、今シーズンすでに落合の首が
ないと言う事態もあったわけだ。そうであれば山田の理想
に基づいて采配し、一度結果を残すしかなかったのだろう。

最悪でも、落合福嗣プロ入り会見を開くまでは監督の座を
降りられない。そのための今年の2位だったとも言える。

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