猫に著作権があるとかないとか。
どっかから湧いて出てきたインターネット掲示板の
猫を拝借して「のまネコ」などという名前を
つけて商標登録し、お金をもうけようとしたら、
掲示板が怒っているのである。
儲けられるものなら何でも使おうと言う精神は
営利企業として間違っていない。
「ここから拝借したキャラクターです」
といわず「オリジナルです」といっているのでおかしい。
せっかく猫のキャラクターで
グッズを出してお金をもうけられるのに、著作権が
うやむやだからグッズを出さないでいたらせっかくの
ビジネスチャンスが水の泡だろう。だからオリジナルとして
グッズ販売を開始したが、これは猫発祥の地と思われる
2ちゃんねるに喧嘩を売っているような行為である。
なぜこのようなことをするのか。
エイベックスの業績不振が、インターネットの普及
に関係しているからだと思う。インターネットの普及率のグラフと
エイベックスの業績のグラフとをあわせると、インターネットの普及率
が50%を越えたころからエイベックスの業績が
頭打ちになっているのがわかる。
CDを買わずにインターネットでデータを交換する人が増えたため
業績不振になったともいえるが、情報共有が進んで
エイベックスの出すものよりよい音楽はあると気づいた人が
多くなったと言う面もあるのかもしれない。
エイベックスはこのようなインターネットの流れに乗れなかった
ため業績不振に陥ったが、そこから引き起こされたのが
ネット関連を充実させるという方針ではなく、インターネット敵視
の方針だったので面白い。たとえばコピーのできないCD発売などが
その方針を如実に示している。
このようなインターネット敵視方針が今回の猫騒動の
根底にある。ゆえにインターネットから拾ってきた
猫のグッズをオリジナルとして売りたいのだろう。
それにしてもエイベックスは浅はかだ。なぜ浅はかなのか。
商品が若者向けだからだ。若者向けの商品を開発するためには、
若者を理解しなければならない。理解しすぎた結果、
あらゆる行動が平均的な若者の思想と同一化したものと思う。
ゆえに、エイベックスの行動は上場企業にもかかわらず
若さゆえの過ちのようなことを犯すのではないか。
認めたくないものだなと思った。若者を理解するなら
インターネットを敵対的なものとして
見る事もやめればよかったのではないかと思う。 |