海音寺潮五郎の風流武士前田慶次郎と言う本を読んだ。
前田利家の甥である前田慶次郎の話。
なぜだかしらないがデボラがライバルの
要素が織り込まれていたので面白かった。
慶次郎が女にほれて、オカマチックなおさむらいに
慶次郎がほれられる。で、女の父さんに
結婚を迫られたので面倒くさくなったので
慶次郎は逃げ出すのだった。
正直情けなさ過ぎる。
女のお父さんに結婚を迫られるのも
おさむらいにほれられるのも
おっちょこちょいが原因なのも情けない。
道に迷ったかなんかして家に
帰れなくなった娘さんを不用意に
泊めてしまい、その娘のお父さんは
「や、これは手篭めにされた」
となり、結婚を迫られる。
また、お侍さんには、全く事情を聞かずに
不用意に助太刀をしてほれられる。
刃傷沙汰になった理由は仇討ちで
お侍は仇なので、助太刀するのも
おかしな話だという。が、助太刀
してしまい勘違いされる。
このようなおっちょこちょいは
花の慶次には全くないので新鮮な印象を持った。
しかし、この「風流武士前田慶次郎」に
触発されて、おっちょこちょいが原因で
オカマチックな歌手の人と結婚
した女優が、「デボラがライバル」
の主演女優、吉川ひなのである。
その「デボラがライバル」というのは、
映画も原作も見ていないのでよくわからないが
オカマと女と男の三角関係を描いた
ラブコメであろうと推察する。
ラブコメの主人公は大概が遅刻しそうになり
パンをくわえて通学路を走るなどするので、
おっちょこちょいだ。そのおっちょこちょいを
私生活にも取り入れるほどの感情移入を
した吉川ひなのは、前田慶次に最も
近い女といえよう。おふう。 |