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私立リリアン女学園

『マリア様がみてる』(今野緒雪著,コバルト文庫,集英社)のコーナーです. 神に見守られ,幼稚舎から大学までの一貫教育が受けられる乙女の園,私立リリアン女学園--伝統あるカトリック系お嬢様学校--高等部が舞台の小説です. 「ごきげんよう」とか「お姉さま」などのセリフが至る所で炸裂?し,また,「いけない」雰囲気も満載です.なんたって六作目の帯が

あこがれのお姉さまと初デート(はあとマーク)
ですから.でも,決してイヤらしいということはないですよ.

この小説で特筆すべきは,やはり「スール(姉妹)制度」でしょう. リリアン中等部の学園生活は,教師およびシスターの強い管理下に置かれているのですが,高等部はやや放任であり,生徒の自主性に任されています. 生徒たちが秩序ある生活を送るために,姉が妹を導くがごとく先輩が後輩を指導するという方法が採用されました. この指導の特徴は,集団対集団によるのではなく,個人的に強く結びついた二人の間で行われることにあります. 二人はどうやって結びつくの? それはロザリオ授受の儀式を行って,姉妹の契りを交わすわけですよ. これがスール制度です.

こういう設定を考えた今野緒雪先生に脱帽.

以上が『マリア様がみてる』の舞台背景ですが,その先に興味を持たれた方は

を実際に読まれてみるか,ここからいろりろ辿ってみてください.

本コーナーで用意したコンテンツは以下の四つです.

独断と偏見による人物紹介(ねたバレ有り)
『マリア様がみてる』関連用語 IME 用登録辞書
工事中
世迷い言

中身は薄いですが...

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