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独断と偏見による人物紹介
リリアン高等部生徒会--山百合会--には,厳密な意味での生徒会長は存在しません.
生徒会長・副会長・書記・会計といった役の仕事は,三人のメンバーで同じ比重で受け持っています.
この三人はニックネームの存在しないリリアンでにおいて,特別に,紅薔薇さま(ロサ・キネンシス),白薔薇さま(ロサ・ギガンティア),黄薔薇さま(ロサ・フェティダ)とう称号で呼ばれています.
生徒会の仕事は激務ですから,三人でこなせるわけはありません.
そこで三人の薔薇様方は,自分の妹(スール/プティ・スール)にアシスタントとして仕事を手伝わせています.
三人の妹たちは番狂わせがない限り,大抵次の世代の山百合会幹部に持ち上がることになっているので,次に咲く薔薇という意味を込めてつぼみ(ブゥトン)という称号が与えられています.
- 紅薔薇ファミリー
- 福沢祐巳
- 主人公.紅薔薇のつぼみ(ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン).すべてにおいて平均点で,何のとりえもない目立たない生徒であったが,ある事件が原因で紅薔薇のつぼみである小笠原祥子の妹となる.子だぬきのような愛敬のある顔,生まれながらの天然ボケではあるが,人間として最も成長しているのは彼女であろう.
- 小笠原祥子
- 紅薔薇さま(ロサ・キネンシス).成績優秀,品行方正,美人,スタイル抜群,正真正銘のお嬢様.完璧で非の打ち所がないように思われているが,ヒステリックで我が儘な一面を持ち合わせており,前薔薇様方におもちゃにされていた原因となっている.祐巳にとっては厳しくもやさしいお姉さま.
- 黄薔薇ファミリー
- 島津由乃
- 黄薔薇のつぼみ(ロサ・フェティダ・アン・ブゥトン).祐巳とは親友といって差支えないであろう.外見ははかなげな美少女であるが,座右の銘は「先手必勝」,愛読書は池波正太郎の,受けより攻めの常にイケイケ青信号.「世界で一番,令ちゃんが好きよ」と言ったのは彼女である.
- 支倉令
- 黄薔薇さま(ロサ・フェティダ).剣道部所属.外見はベリーショートヘアの美少年であるが,少女趣味で料理編み物などが得意.プティ・スールであり従姉妹でもある島津由乃が何より大事で,強気の彼女にはいつも振り回されている.祥子の操縦術を蓉子から引き継いで?いる.あと,瞳子の操縦も.
- 白薔薇ファミリー
- 藤堂志摩子
- ニ年生ながら白薔薇さま(ロサ・ギガンティア).きれいでやさしくて頭がよくて人望があって,同い年とは思えないほどしっかりしている(祐巳評)が,最近そのイメージが崩れつつある.きっと,他人との関りに興味を持つようになり,肩が軽くなったからであろう.敬虔なクリスチャンであり,志摩子といえば信仰心.
- 二条乃梨子
- 白薔薇のつぼみ(ロサ・ギガンティア・アン・ブトン).趣味の仏像鑑賞が原因で,唯一合格していたリリアン女学園に入学する羽目になってしまう.銀杏の木に混じった一本に桜の木の下で,藤堂志摩子と運命的な出会いをする.祥子と令の策略?で志摩子の妹となるが,なしくずしで妹にされたような気が...
- その他の方々
- 水野蓉子
- 前・紅薔薇さま.生徒会の仕事を完璧に/そつなく/一生懸命?こなしていたが,そのことが蓉子の想いとはうらはらに,他の一般生徒を山百合会幹部から遠ざける原因にもなっていた.小笠原祥子操縦の第一人者.三年生にとっては,一年生は孫みたいなものであり,祐巳にはやさしいお祖母ちゃんであった.
- 鳥居江利子
- 前・黄薔薇さま.努力することなく何事も平均以上にこなせるので,いつもやる気なさそうで,退屈な顔をしている.セーラーのタイの結び方は,全校一美しいとの評判がある.でも,影が薄い...
- 佐藤聖
- 前・白薔薇さま.標準的美人ではないが,彫刻のように整った顔の美人.以前は他人に対する関心が薄く,近寄りがたい雰囲気であったが,二年の冬の悲恋を経て変る(変ろうとしている?).現在はセクハラ親父を演じており,なにかと祐巳に抱きつこうとする.
- 松平瞳子
- 二条乃梨子のクラスメートで祥子の親戚で演劇部所属.正確は無邪気で積極的で大胆でお茶目で一言多い小悪魔?系.彼女には多くの人(特に祐巳)が引っ張り回されることでしょう.なんとなく,薔薇ファミリー候補のような気がしますが,個人的には第三者でいた方が物語的には面白いかも.
- 武嶋蔦子
- 写真部所属で,女子高生の盗撮を生きがいにしている.祐巳のクラスメートでもあり単なるお友達ということになっているが,相談事には以外と親身にのってくれる.ただし,シャッターチャンス優先.自称写真部のエース.他称カメラちゃん.
- 福沢祐麒
- 祐巳の弟で花寺学院ニ年生.外見の醸し出す雰囲気は祐巳そっくりであるが,中身はしっかり者.
- 桂さん
- 祐巳の前クラスメート.テニス部所属.定番通りの学園生活を送っている.
- 蟹名静
- 通称合唱部の歌姫.ロサ・カニーナを名乗って山百合会幹部選挙に出馬するが,それは白薔薇さまの目にとまりたいという想いからであった.音楽の勉強のためにイタリアへ留学してしまう.
- 築山三奈子
- 新聞部部長.「話題は生もの時間が勝負」がモットー.なにかと山百合会幹部を新聞のネタにしようとするので,その当事者達からは煙たがられている.事件が起ると,その中心付近にいることが多い.
- 山口真美
- 祐巳のクラスメートで新聞部所属.姉の三奈子よりしっかりしていて推理力も確かで,姉のサポートも忘れないよくできた妹.マリア祭では,後ろ手に速記でメモをとるという離れ技?をみせる.これからの活躍が期待.
- 柏木優
- 前花寺学院生徒会長.すらっとした体躯,甘いマスク,人当りのいい性格,頭脳明晰指導力の同性愛者.小笠原祥子の婚約者であるが,「悪いけれど,男しか恋愛の対象にはならない.外に恋人を作って子供を産め」って,それじゃあんた嫌われるのも当然だわ.
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