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この続きはまたご報告することにして、その後のお話を。
その後、車もさることながら、このHPも存続すべきかどうか迷いま
した。アルファロメオ156における様々なチャレンジ&素人インプレ
ッションとともに、走ることの楽しさをもご紹介していきたかったので
すが、この重大なクラッシュによって皆さん退いてしまうのではないか
と思ったのです。また、僕自身もクラッシュによって自信を持って皆さ
んをサーキットにお誘いすることが出来なくなるのではないかと思いま
した。
しかし、このHPは間違いなく皆さんの応援に支えられてきたわけで
すし、一五郎に起こった事実はきちんとお伝えすることが、僕の責任で
もあると思い、とりあえず再開することにしたのです。
その後壊れたパソコン環境もほぼ復旧しました。今後とも是非よろしく
お願いします。
今後は「自分の156でのサーキットインプレで、唯一クラッシュテ
ストまで行った個人HP」をキャッチフレーズに?がんばります!
さて、次回はクラッシュの原因について分析したいと思います。気が
向いたらね・・・。
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予想外に天候に恵まれたこの日、気温も高く、タイヤにもブレーキに
も少々厳しい条件となった。ブレーキと言えば、実は前夜にパッドを交
換した。
先週、残量が少ないことを知ってから随分悩んだ。来週のARチャレ
ンジは、是非、現在つけているマッシモパッドでいきたい。とすれば、
今週のユーロカップでブレーキをセーブするか、ユーロカップは他のパ
ッドで参戦してマッシモパッドを温存するかのどちらかしかない。しか
し、ユーロカップもレースだから、走り出せばセーブするなんてことは
僕の性格から言ってきっと出来ない。結局マッシモで無理を言って、今
つけているパッドを外して温存し、ユーロカップ用に安いパッドを手配
してもらったのだ。それが上の写真、APロッキードのパッドだ。
交換後、街なかでは結構良く効き、タッチも剛性感があってなかなか
よい。もちろん新品と言うこともあろうが、とても格安のパッドとは思
えないほどだ。
次にサーキットでのフリー走行。マッシモパッドとは比べようもない
が、ソコソコの効きを確認したのち、ペースをあげて仲間のデルタの後
ろに付いて1コーナーへ侵入。おわっっ・・・危うくデルタに突っ込み
そうになった。車載ビデオで見るとブレーキングで車が左右に振られて
いるのがわかる。危なかった。
感覚としては「踏み込んだ先が無い」と言う感じ・・・つまり、効か
ない分、常に限界まで踏み込んでいるため、その先のコントロールのマ
ージンが無いのだ。だから前車が予想外の動きをしたり、突っ込みすぎ
たりするとパニックブレーキ状態になる。街なかとサーキットでの性能
が全く別物であることを改めて思い知らされた。
ただ、このパッド、こののち決勝まで見事に持ちこたえた。効きに不
安があるために、早め早めのブレーキングを心掛けたとはいえ、きちん
と最後まで仕事をしてくれた。価格対効果と言う意味では極めて優秀と
言えるのではないだろうか。
<強化スタビのお話>
お待たせしました。強化スタビのサーキットインプレッション。街乗
りでは全然わからないとお伝えした強化スタビ、筑波ではどんな効果を
見せてくれるのか?
まず、第1印象は「変わらない」、第2印象は「わからない」・・・
・・って、それじゃ街乗りの時と同じじゃん。そうなんです。素人の僕
には当初全然わからなかったんです。フリー走行、予選ともにダンロッ
プコーナーでは相変わらずチョンブレーキを入れないと曲がれないし、
最終コーナーもかなりロールしているように感じる。
でも第3印象?はちがった。決勝になってタイヤが暖まり、他車と競
りながら走っていくと、ダンロップコーナーもアクセルオフだけで曲が
れることがわかった。ブレーキを入れなくてもインに付ける。それに切
り始めの動きがシャープに感じるので、これを活かしてこの日は各ヘア
ピンをアウトから入って、スパッと回り、立ち上がりを重視するライン
に変更してみた(タイムは全然伸びなかったけどね)。夜マッシモに戻
っての反省会、車載ビデオでは確かにロールが抑えられているような気
がした。前回のサーキット走行から時間が経っていることもあろうが、
極めて自然で変化がわからなかった。つまりスタビは、それほど劇的に
変化するツールではないものの、攻めていった際に、車の動き・ドライ
ビングにマージン(余裕)を作り出してくれる「縁の下の力持ち的パー
ツ」であるといえるのではないか。
今回とARチャレンジに向けた最大の新兵器「強化スタビ」により、
タイムは飛躍的にアップ・・・しなかったが、ブレーキ性能の低下、タ
イヤの消耗、気温の高さを補って、ベストラップに近い13秒台を確保
した。
<レースのお話>
また、おフランス軍団にやられた・・・。といってもサッカーの話で
はない。
初めて筑波を走ったI&F以来、どうも一五郎はおフランス軍団との
相性が悪い。フランス車でサーキットを走る車は、プジョーの205や
106S16が多い。彼らにとってその車はレース専用であり、シート
も内張りもはがして軽い車をさらに軽量化してくる。そうすると、筑波
ではちょうど156TSと競るくらいの戦闘力になるようで、一緒に走
ると常に絡むことになってしまうのだ。事実、直線では引き離されるこ
ともないが詰めることも出来ない状態だ。
その他、失礼ながら車両価格の違いでは相手に分がある。こちとら日
々の生活にも家族旅行にも使う車で、接触はもとよりキズもつけたくな
いのだが、相手はレース専用車両であり恐らくセカンドカーだ。さすが
にぶつけてもいいとは思っていないだろうが、ブロックの激しさなど、
思い切りの度合いが違うのは事実である。
ともかく戦闘力が近いことから、一五郎のまわりは今回もまた、最初
から最後まで全部フランス車だった。しかも過去のレースのようなクリ
アラップ状態など1周もなく、12周を全てサイドバイサイドという白
熱したレースになった。詳細は割愛するが、スタートで先行した紺の2
05が、最速タイムで勝る赤の205とそれを抜こうとする一五郎の2
台を抑えて走るという、クラス4位争いを終始展開することとなったの
だ。
戦闘力に差が無いため、ブロックされるとどうしても抜けない。でも
一番辛かったのは真ん中の赤の205だろう。コーナー毎に仕掛けるも
のの、ブロックされて抜けずイライラがつのる一方、後ろのアルファも
1コーナー、1ヘア、2ヘアで仕掛けてくるのだから気が抜けない。ワ
ンミスが命取りになる。後ろをブロックしながら前にチャージしなけれ
ばならない状態が延々と続く。
先頭の紺の205の精神状態も想像はつく。前には誰もいない状態で
自分より速いタイムで回っている2台が後ろから仕掛けてくるのを巧妙
にブロック。インを絶対に開けない走りを続けなければならない。彼は
前よりバックミラーを見ている時間の方が長かったに違いない。
そういう意味では一番気楽だったのは僕かもしれない。だが、1台な
らともかく、2台同じペースの車を抜くことが如何に難しいかを思い知
り、イライラ度は前の205と同じだった。
結局、紺の205が4位を守りきり、赤の205も攻めと守りをを演
じきり、一五郎は6位(予選8位)となった。表彰台に関係ないところ
での争いではあるが、恐らくトップ争い以上に熾烈だったのではないだ
ろうか。レースが終わった直後、イライラは充実感と楽しんだ満足感に
変わっていた。
なお、タイムは予選が1分13秒801、途中開眼したものの決勝は
接戦を続けてしまい1分13秒817となった。
さて、GWに僕が伊那で乗ったMGSパンダは、この日筑波でこるま
るが18秒台をマーク。MRCパンダ時代から約8秒のアップだ。さら
にパンダカップでは、まっちも石塚氏が3位入賞で表彰台をゲット。M
GSパンダは見事に大躍進し、マッシモ軍団としても嬉しい一日となっ
たのである。
(一緒に走ったプジョーの方々、「おフランス軍団」なんて言ってごめ
んなさい、脚色ですからね〜。本心は良きライバルであり、良き仲間だ
と思っています。)
<今後の課題>
今回のレース、プジョーとの争いのなかでいくつか課題が見えた。
本来は、重い156のほうがブレーキングと小さなコーナーリングに
不利で、逆に直線や高速コーナーではパワーで勝るので有利だと思うの
だが、実際には小コーナーで詰め、最終コーナーで離される状況だった
のだ。
これは何を意味するのか?ドライビングテクニックの違いを別とすれ
ば、やはり足の違いと言わざるを得ないのではないだろうか。他のポイ
ントでは抜けそうな相手に、高速コーナーでは置いて行かれる・・・。
どうやら一五郎は高速コーナーが遅いようだ。筑波の最終コーナーをも
うすこし踏ん張って回れるようになればタイムアップできると思うのだ
がどうだろうか。