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そして、そのF1コーナーの裏舞台のような薄暗い位置に、ひっそり
と置かれたモックアップモデル。ありました、FXです。僕はきっと黒
山の人だかりだろうと思っていたのですが、平日の閉館間際であったこ
とと、知らない人が多かったようで(気づかずに通り過ぎる人も多かっ
たようです)、全然見ている人はいませんでした。でもこのクルマ専門
の学芸員が座って目を光らせていましたけどね。
さて、FXは写真のような感じです。実物はまるでF1マシンをベー
スに作ったような印象を受けます。とがったノーズとその両側のウイン
グ形状のスポイラーはまるでフェラーリF1ですし、リアアンダーには
巨大な形状のディフューザーがあります。
そうそう、このFXの写真は、フェラーリでも前方からの1枚しか公
開しておらず、このリアビューの写真は世界中どこのメディアを見ても
まだ公開されていないはずです(笑)。
リアテールランプはちょっと可愛い感じの4灯式でしたね。それから
噂どおりリアウイングはありませんでした。サイドミラーはちょっとカ
ッコわるかったです。
ええっと、このFX、ROSSO誌によると0−>100km/h加
速を3.2秒と、最新のF1とたったの0.9秒差で走るらしい。推定
馬力は650psと言われていますが、12気筒が載るのかF1譲りの
新型10気筒が載るのかはわからないんですって。
さて、このフェラーリ&マセラッティ展、1300円の価値は十分に
あると思います。展示物はそれほど多くは無いので、1時間あればゆっ
くりみられるでしょう。FX以外にも貴重で美しい車が沢山ありますの
で、ぜひお出かけください。7月14日までやってます。駐車場もある
のでクルマでどうぞ。もちろん、東京都現代美術館では他の展示もやっ
てますからあわせてお楽しみいただけますよ。
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12時過ぎから開会イベントが始まり、神父さんのお祈り、国歌斉唱
に続いて、エンジン始動と同時に花火が打ち上げられます。さあ、もう
すぐレース開始です。
ちなみに座席は上のほうから埋まるようですね。11時ごろには最上
段はいっぱいでしたから。ところが前列の方はレース直前まで埋まりま
せん。前列に座るとオーバル全体は見渡しにくいからでしょう。でも、
迫力は最前列と後ろでは大違いです。迷った挙句、僕らは前列から10
番目くらいに陣取りました。ここなら金網が邪魔にならず、CARTの
楽しみのひとつであるピット作業がとても見やすいのです。
さて12時半、ローリングスタートでレース開始です。Dエリアは第
4コーナーの立ち上がりからメインスタンドに位置します。だからスタ
ートは大迫力です。ペースカーがピットへ入り、各車のエンジン音が高
まります。一気に4コーナーからメインストレートになだれ込む20台
のマシン。思わず最前列まで降りていきました。目前を通るときのサウ
ンドは「迫力」などと言うレベルではなく、鼓膜がビビって痛痒いほど
です。ほんの5m先を300km以上のスピードで疾走するクルマはほ
とんど判別がつきません。それに、マシンはコンクリートウォールぎり
ぎりを走るため、目前通過時はスタンドからはほとんど見えないことが
わかりました。来年行かれる方のために言っておきますと、やはり後方
上段に陣取るか、前列に座るなら思い切って最前列に陣取るのが良さそ
うですよ。
さて、レースの方は高木虎之助が大活躍。CARTは茂木のオーバル
コースを1周20数秒で回ってしまいますが、それでも速いクルマと遅
いクルマは一目瞭然でした(予選では1位からビリまで1秒以内という
状態だったはずなのですが)。トラは明らかに速かった。ペナルティさ
えなければ表彰台も期待されました。中野も我慢のレースで残念。
サーキットで気がついたのは、ホンダエンジンは比較的静かで、トヨ
タエンジンは甲高いということ。目視では速すぎて判別しにくいので音
で判断するのが結構有効です。
あと、目の前で繰り広げられたピット作業は、もう神業です。でも、
どのチームも役割分担と動きがほとんど同じなのは不思議な感じでした
ね。今日のレースはスタートから40周ほどイエローフラッグがでなか
ったこともあり、規定周回の38周目には、ほとんど全車が同時にピッ
トインし、サーキットが一瞬静かになるという不思議な光景がみられま
した。ほとんどの車が入ったピットの様子はもうびっくりでした。よく
ぶつからないものです。特に僕らの席は準優勝したカーペンティアのピ
ットの正面だったのでピット作業もとても楽しめましたよ。
結局、優勝はポールからスタートのジュンケイラ。茂木初のポールト
ゥウインです。トヨタエンジンも初の茂木(日本)制覇です。ホンダは
ターボの廃止とともに今年で撤退なのに、ついに自分の本拠地で勝てず
に終わってしまいました。途中まではP.トレーシーかT.カナーンの
優勝は間違いないと思わせる状態だったので、どちらにしてもホンダの
勝利はカタイと思っていたのですが・・・。
ところで僕らは、このレースを最後まで見ずに帰ってきてしまいまし
た。できれば明るいうちに帰りたかったためです。帰り際にイベントホ
ールで開催されていたホンダの「アシモ」ショーを見て、まだCART
サウンドの響く茂木をあとにしました。おかげで帰り道は全く渋滞知ら
ずで、2時間で朝霞に着きました。
家に帰ってシャワーを浴びてテレビをつけると、ちょうどレースの放
送をやっていましたので、もう一度今度はゆっくり最後まで見ました。
今日の感想。300km/hの世界は違いすぎる。速さの迫力は他の
どのレースとも比較にならないほどだけど、速すぎて見ている方も大変
です。いまだに耳がキーンとしています。でもね、やっぱり天気のいい
日のレース観戦っていいですよね。ひさしぶりにかみさんとのんびり遠
足でした。マッシモ社長ありがとねー。
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