アルフィスタへの道27
(H15.6.29〜H15.8.2)





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■ご存知?セーム皮の使い方(H15.8.2)■
■映画「クラッシュ」(H15.7.27)■
■次期セカンドカー候補?!(H15.7.21)■
■一五郎再び謳う!(パワー復活)(H15.7.13)■
■ビートルカブリオレとRX−8試乗でスネたBMW(H15.7.5)■
■かほるちゃんのBMW318ti(H15.6.29)■


 ご存知?セーム皮の使い方
2003.8.2

 この週末は朝霞のお祭りでした。いよいよ夏本番ですね。梅雨も明け たし、思いっきり洗車でもしてみましょうか。(なぜか結構洗車ネタっ てうけるんですよね)                        高い位置から洗うのが基本だと言うお話は以前にもしましたね。さら に大切なこととして、洗車中に乾かさないようにすることも気をつけま しょう。洗剤をつけた状態で乾いてしまわないよう、洗う端から水で流 していくのが有効です。                       今年の年末始に書いたように、僕は高水圧洗車マシンを買いました。 水道につなぐことでかなりの高水圧で水を噴射してくれる装置です。実 家のガレージに設置してあり、今でも実家に帰るたびに僕はこれを使っ て洗車しています。ただ、これって本当にピンポイントで高水圧を当て るため、ちょっと古いステッカーなど簡単にはがれてしまうほど水圧が きついんです。また、水量が多くなるわけではないので、ほとんどの水 は跳ねかえって飛んでいってしまい、意外とボディ面が乾きやすいんで すね。実はこれがこれからの季節には問題なんです。          ですから僕の結論としては、気温の高いこれからの季節には、流しっ ぱなしのホースをもって、のんびりと洗っては流し・・の洗車がお勧め です。                               さて、本題です。洗い流したあとは水分のふきとりですが、多くの方 はセーム皮(最近は合成セーム(高吸水タオル))をお使いだと思いま すが、ここで正しいセーム皮の使い方を。               畳んでタオルのように拭き取っている方がほとんどだと思いますが、 セーム屋さんに聞いた話では、大きく広げて端を持ち、ボディ面を払う ように引きずって吸水する(写真)のが正しい使い方とか・・。少し濡 れればセームがボディに張り付くので、引っ張って水分をとってあげる のです。水分がなくなるまでこれを繰り返します。確かにこうすれば、 ボディに傷をつけることもないし、拭きあとも残りません。是非試して みてください。                           ちなみにこの話、先日、職場のかほるちゃん(仮名)に教えてあげよ うとしたところ、自分で洗車など一切なさらないお嬢のかほるさまは、 「え?セーヌ河ってあのフランスの川ですか?」だと・・。完敗です。
 映画「クラッシュ」
2003.7.27

 ホントなんです。BMWのニュー6シリーズを見たんです。先週金曜 の午後3時前頃、かほるちゃん(仮名)をつれてお客さまのところへ行 く途中のことです。仕事の話をしながら旧外務省裏の信号を渡ろうとし ていたところ、微かな「クォーン」という音とともに大型のクーペが僕 らの横を走って、そのまま渋谷方面の首都高霞ヶ関入口へ。トランクが リアランプの上に覆い被さったような・・つまり現行の7シリーズを思 わせるようなリアビューではあったのですが、クーペボディなのでまさ かBMWとは思いませんでした。エンブレムもよく見えませんでした。 それでも赤枠の仮ナンバーだったので、かほるちゃんと「もしかしたら 未発表車かもよ〜」なんて冗談を言ってたのです。             そしたら雑誌に「BMWが6シリーズを復活!」って載ってるじゃな いですか!そして、そのリアビューはまさにあのクルマそのもの。でも ね、記事によるとニュー6シリーズって9月にフランクフルトショーで 発表され、12月に本国で販売開始って書いてあるんです。そんなクル マがなんで今ごろ日本の公道に・・?いや、でもホントに見たんですっ てば。                              ★  太田哲也氏の「クラッシュ」が映画化されましたが、皆さんはもうご 覧になりましたか?氏の書いた同題の本はベストセラーとなり、僕もず いぶん前に読んで、とても衝撃をうけた記憶があります。        日本一のフェラーリ遣いと言われた氏は、雨の富士スピードウエイで のレースでクラッシュし、車のなかで炎に包まれ全身に大火傷を負った のです。奇跡的に命が助かった彼にとって、その後の人生の再スタート は死ぬより辛かったそうです。しかしそれを支えたのは家族でした。こ の映画はそのドキュメントです。そして素人レースへの参戦という形で サーキットに復帰する氏が選んだのが「アルファロメオチャレンジ」だ ったのです。僕もこのHPで、昨年の第2戦の記事に書きましたよね。  この映画、実は青山での単館上映なのですが、映画館に行かなくても ネットで観られるのをご存知ですか?ADSLなどのブロードバンド環 境にあればPCで観られるんです。画質はもちろん映画館並とはいきま せんが、1000円で1週間何度でも観放題です。          (なお、映画はあくまでも映像によるドキュメントであり、本とは趣旨 が違いますので、興味のある方は本も読まれることをお勧めします。)  今回の映画化ではアルファロメオチャレンジのシーンが映っているか もしれないと期待していました。結果的には思ったほど多くARCの場 面は使われていませんでしたが、映画の1時間24分あたりでは昨年度 のARCの関東戦第2戦(第3戦も)の映像が使われています。そして 一五郎もばっちり映っています。                   ツインリンク茂木でのスタートシーンで、映像中央、太田氏のはるか 後方で、インからスタートした黒いボンネットの一五郎がすすーっとア ウト側に寄ってポジションをとる・・・というより、まるで撮影してる のを知っているかのようにカメラポジションへ出てくるところがバッチ リ映っていました。一五郎、ついに銀幕デビューです(笑)。    
 次期セカンドカー候補?!
2003.7.21

 BMWに飽きたわけではありません。マイナートラブルに疲れたわけ でもありません。いや、強がりなどではなく、最近はシルキー6のフィ ーリングに陶酔し、サルーンの乗り心地にはとろけそうな思いです。で きればいつまでも乗り続けたい。でもこの子、来春には車検を迎えるん ですよね。車検にいくらかかるか想像するのも恐ろしい・・。で、ちょ っと早いけど来春を想定して次のクルマを考えてみました。       例えばユーノスロードスターなんてとってもお手ごろな価格になって ますよね。大好きなプジョー106も新車で買うのは最後のチャンスで す。でもこれらのクルマはMTで乗らないとね。セカンドカー選択の上 で最大の問題は、かみさんのドライブのためにATでなければならない こと。たぶんアルファでセレスピードやQシステムを選択された方のな かにもそういう人は多いでしょう?                  そんなところへ、先月、とても魅力的なクルマが報道されました。そ れが写真の「シトロエンC2」です。                 実はこれ、プジョー106の兄弟車であったシトロエンサクソの後継 車です。サクソは地味なデザインのせいか、あまり人気車とはいえませ んでしたが、実はプジョー106よりもスポーティと言われています。 コーナーリング中にアクセルを抜けばクルッとお尻を流しながらインを 向くという楽しい(恐ろしい)セッティングだそうで、「例えば大型ド イツ車オーナーが乗ったら”こんな怖い車乗れるか!”と怒るだろう」 などと、どこかの雑誌が書いてたほど。僕はその最終モデルを本気で買 おうかとも思ったのですが、やはりこれもMTでした。         ところが、今度のC2はインポートカーオブザイヤーを受賞したC3 の1.6モデルで実績のある、あの「センソドライブ」が搭載されるの です。センソドライブは、まあアルファで言うところのセレスピードみ たいなものです。これは願ったりかなったりじゃありませんか!     デザインもなかなかステキ。WRCモデル(もちろん市販モデルとは 異なるでしょう)はとてもかっこいい。ベーシックは写真ではちょっと 地味にもみえるけど、可愛らしさもあり、女性にも似合いそう。そして シトロエンらしく、小技が効いていておしゃれなアイテムも随所にみら れるのです。内装カラーとシフトノブの色をバランスさせてるところな ど、女性にはウケそうです。僕的にはセンソドライブに興味津々。しか もそれで値段は100万円台半ば(C3は200万円弱)程度になりそ うだというのですから大変魅力的だと思いませんか?          では、女性の目からみるとどうなのでしょうか。さっそく当HPのご 意見番(?)かほるちゃん(仮名)にC2の写真が載った雑誌を見せ、 ご意見を頂戴しました。シトロ贔屓のかほるちゃんならきっと高評価・ ・・とおもいきや、「うーん、かわいいですね。でもこれってトヨタの イストじゃあないんですか?」だと。                 ・・・やっぱ、いつかぶっ殺す。(んー、でも確かに似てるなぁ) 
 一五郎再び謳う!(パワー復活)
2003.7.13

 先日書いたように、アルファロメオチャレンジ開幕戦は惨敗でした。 思えばいつの頃からか回転上昇が重く加速が鈍いと感じていて、それで プラグを交換したり、エアクリを純正に戻そうかと言ったりしてたので すが、その一方で「気のせいだろう・・」とも思っていたのです。しか し、ARチャレンジで、同じエンジンである145や147に直線で置 き去りにされてハッキリ不調を認識したところでした。         まずは状況把握をしようと、最近は意識的に2速、3速で3千回転あ たりからの加速を重点的に試みていました。症状としては回転の上昇が 重いというか、一番美味しいはずの4000回転前後で引っかかりがあ るような感じなので、疑っていたクラッチトラブルというよりはエンジ ン側に問題がありそう・・・。                    そんなとき、このHPの読者の方からメールをいただきました。その 方はV6ユーザなのですが、過去に同じような症状を経験され、その原 因はO2センサだったそうです。僕はハッとしました。確かに機械的な トラブルというより、なにかセンサとかコンピュータとか、電気系のト ラブルのような気がしたのです。それは、回転上昇の鈍さが日によって ちがったり、たまには良い加速をしたりするからでした。        7月にはいった週末、以前ここでもご紹介した「ガレージイモラ」に 遊びに行く機会がありました。ガレージイモラはアレーゼむさし野でメ カニックをやっていた原氏が独立して作ったお店。そうです、アレーゼ 時代、休日にわざわざ筑波サーキットにまで一五郎の様子を見に来てく れた、あの親切なメカニックさんです。昨年のチャレンジ最終戦の筑波 でも、僕がボンネットが開かなくなって困っているところへ現れて1時 間以上もかけて直してくれた人。僕にとっては困ったときにいつも現れ る天使のような人なのです。彼はその優しい笑顔の半面、アレーゼでの 延べ何百台ものアルファロメオを見てきた経験と技術を背景にして、ク ルマに対する強い信念をもっています。                この日もウエイトバランスの話などに花を咲かせていたのですが、一 五郎の不調について相談をすると、すぐ「O2センサより、エアフロー メータかもしれませんね」と指摘。「エグザミナ(アルファのコンピュ ータチェックシステム)で見てみましょう」と、すぐに準備をしてくれ たのです。                             エグザミナ診断の結果は、「3,920回転で異常値を検出、コンピ ュータが補正をかけている」というものでした。さらにアイドリング時 の吸入空気質量が少なめ、ガスが濃い目に出ていました。3,920回 転とはこれまた詳細ではありますが(笑)、僕の回転上昇のもたつき感 とピッタリ一致します。そこでやはりエアフローメータが疑わしいとい うことになりました。                        エアフローメータ(下写真)とは、エアクリーナーから伸びたインテ ークパイプの中間についたセンサで、空気の吸入量等を読み取ってコン ピュータが燃調をとるためのものです。                エアフロにはいろんな方式があるそうですが156のものはホットフ ィルムタイプと呼ばれるものです。内部のフィルムプレートが抵抗ヒー タになっていて、吸入空気量に関わらず一定の温度(120度)に保た れるようになっています。測定ダクトを流れる空気はこのプレートから 熱を奪いますので、プレート温度を120度に保つためにその空気量に 応じた電流が抵抗ヒータに流れることになります。この電流値から空気 吸入量を検出しているという仕組みなんです。             例えば155などでは、吸入空気で押される扉の開度で空気量を測る 仕組みのエアフロだそうですが、一応ホットフィルムタイプが今のとこ ろ一番正確だろうと言われているそうです。そのほか、吸気温センサも 内蔵されており、吸入空気の温度もここで測ります。          たまたまイモラには145から外したエアフロがあったため、これを つけて試乗してみることに。交換はほんの2〜3分です。        イモラを出て住宅街を大通りに向けて走り出した瞬間、期待は膨らみ ました。だって、もう1、2速の低速時からトルクのつきが全く違うん です。大通りに出てアクセルを踏み込むと、これが同じクルマか?と思 うほど。3速4000回転(90km/h)までは一般道ではなかなか 試せませんでしたが、アクセルレスポンスはどの回転域でも生まれ変わ ったようになりました。                       感激しながらイモラに戻り、新品のエアフロを取り寄せてもらおうと 思ったのですが、「6万円くらいしますよ」との言葉にくじけ、原さん のご好意に甘えてしばらくこの145のエアフロをお借りすることにな りました。原さん、いつも感謝です。                 帰り道は首都高にのって高速域を試すことにしました。運良く空いて た首都高、踏み込めば一五郎の加速は頼もしく、高速入口の上り坂も、 合流や追い越しの中間加速もグイグイ行きます!!3速や4速の排気音 も久々に謳います。シフトダウンの空ぶかしで一気にソプラノへ。シフ トアップを促すシフトタイミングランプがフラッシュするまでいっぱい にひっぱります・・・。久しぶりに官能的な楽しいドライブでした。近 所の上り坂が3速で登れることなんて、ホントに忘れていました。    それにしても一体いつから調子が悪かったんでしょう。これについて は友人のこるまるが気になることを言ってました。「タナ、去年の秋、 エアクリが脱落したのに気づかずフィルター無しで青森から東京まで帰 ってきたよな・・。」                        ただ、まだ絶好調とも言えないのです。快調な加速のなかで、なんだか エンジン周りから変な音がします。それにクラッチはやっぱり滑っている ようですし、発進時にはベアリングトラブルらしきゴロゴロ音がします。 アライメントも狂っているようです。この際、しっかりと修理&見直しが 必要なようです。本当はオフシーズンにキッチリやっておくべきことでし た。さーて、第2戦までに間に合うのでしょうかね。           ま、3速の加速が戻っただけでも光が見えてきました。第2戦はリベン ジだ!AR200!(うそです、言い過ぎました(笑)。)      
 ビートルカブリオレとRX−8試乗でスネたBMW
2003.7.5

 先週のかほるちゃん(仮称)のBMWですが、エンジンがカローラだ ったことが判明しました(推測です・・笑)。             3週間ほど前のことになりますが、VWニュービートルのカブリオレ がデビューした日、かみさんを連れて試乗ツアーに出かけました。HP ネタが無くなった時には試乗するのがいちばんです(笑)。それにうち のBMWで試乗に行くと、営業マンがとても熱心に対応してくれるんで すよねぇ(爆)。                          ビートルカブリオレについては、別に試乗する必要もない(エンジン はベーシックと同じだし、ボディ剛性を云々言っても仕方ないし。)と 思ってはいたのですが、案の定試乗車はまだありませんでした。じゃ、 「試乗プレゼント」の傘はどうすればもらえるのかなぁ?と思ってたら かみさんが勝手にベーシックビートルの試乗を申し出ているじゃありま せんか!最近、ちょっと運転できるようになったもんだから、やたらと 若葉マーク持参で試乗するんですよねぇ。ま、おかげで傘、もらえまし たけどね。                             ところでビートルカブリオレ、よくできてますよ。幌は約13秒で開 きますが、この際、トランクルームを犠牲にすることはありませんので ホントに気軽にオープンを楽しめます。幌を閉じてもスタイリングを犠 牲にすることなく、とてもキュートです。               何より感心したのは、やはり幌のデキでした。外側は非常にしっかり したキャンバス地のような素材でありながら、内側はハードトップと同 じような柔らかい布地。この幌は6〜7重の構造になってるそうです。  ちなみにこのクルマ、かほるちゃん(仮称)的には現在のベストカー だそうです。確かに楽しくて明るくていいクルマですが、333万円と いう価格がネックでしょうか・・。                  次はマツダに行き、話題のRX−8にも試乗してきました。久しぶり の日本車試乗でしたが、まったく日本車ディーラーの営業マンは熱心で よくしゃべります。なかなか乗せてもらえず、説明が長いのなんのって (笑)。でも、彼らがこの車に自信を持っていることが、よーくわかり ました。                              ご自慢の後部座席は、確かに想像していたよりずっとゆったりしてい ます。「広々」とはいえませんが長距離でも全然平気そうです。4人乗 りに割り切って中央にトンネルを設け、ここを肘置き兼ドリンクホルダ ー&小物入れにしていますが、実は観音扉で弱った車体剛性をこれで確 保しているようにも思えます。サターンを思い出させる観音扉はかっこ わるいですけど確かに便利ではあります。               では試乗インプレッションです。                  まず、メーターがエッチです。白い文字は見やすいのですがブルーの 背景がエッチだし、ライトをつけると赤になるのがいやらしい。色を切 り替えることも出来ます。日本車ならではの「ムダだけどウケそうな装 備」です。                             1速にいれて走り出すとロータリーならではの低速トルクの無さを感 じますが、これは気になるほどではありません。スポーツ車と割り切れ ば全く問題の無いレベル。それより僕好みのノンターボなので、シフト ダウンが気持ちいいです。パワーは期待しすぎるとちょっと不満かもし れませんがむしろ適正であり、アクセルのつきはとてもいいです。この 適正なパワーが重量配分やFRレイアウトと相まって、運転がうまくな ったような気がするほど、思い通りの動きや加速をしてくれるのです。  ただ、残念ながら僕にはあのロータリーのエンジン音が、全く気持ち のいいものには感じられません。乗っていると「ぐもーっ」っという変 な音。何年か前のル・マンに響かせたあのロータリーサウンドとは似て も似つきません。                          さらに試乗中の突然の大雨に、屋根から「バラバラ・・・」という鉄 板を雨が叩く音。最初はボンネットがアルミだからかと思ったのですが やはり音は屋根から聞こえてきます。これには営業マンもびっくりして いましたね(笑)。                         あとはデザインの好みでしょうね。僕は好きです。言い過ぎかもしれ ませんが、あのエンツォフェラーリがF1マシンにボディをかぶせたイ メージなら、RX−8はロータス7にボディをかぶせた感じ。かっこい いと思います。屋根のつくりも凝ってるし、50:50の重量配分のた めにボディの一部をアルミ製にするなんて、えらいです!        「このクルマは自分には動かせない」と見切ったかみさんの興味はデ ミオに移り、またも試乗しようかという勢い。「今日は腹減ったから帰 ろう」と腕を引き、営業マンには「ごめんね、まだまだうちのBMW元 気だからさ。」と、すぐには買う気が無いことを伝えて帰ることにしま した。                               事件はそこで起こりました。「まだまだ元気」なはずのBMWがキー を捻ってもウンともスンとも言わないんです。駐車場の真ん中に停めた ためキーをつけておいたのがいけなかったのか、バッテリーがあがって しまったようでした。すぐにケーブルでジャンプしてもらって事なきを 得ましたが、つないでくれた営業マンの目は「やっぱ、そろそろ買い換 えた方がいいんじゃないの?」と笑いをこらえていました。       そそくさと帰宅し、自宅駐車場でもう一度エンジンをかけようとした のですが、やはりかかりません。そこで、今度は一五郎からジャンプし てエンジンをかけ、かみさんに運転をさせて一五郎で随行しながらGS へ行きました。結局急速充電もダメで、バッテリーが寿命であることが わかりました。オートバックスで1万7千円の出費です。しかし、バッ テリー交換後のBMWは、びっくりするほどセルが元気になり、エンジ ンがかかりやすくなりました。ヘッドライトもちょっぴり明るくなった しね。                               バッテリーを交換したBMW、エンジンをかけると今度はワーニング インジケータに「ブレーキライニング」のメッセージが・・・(泣)。
 かほるちゃんのBMW318ti
2003.6.29

 かほるちゃん(仮名)は、会社で僕のチームの紅一点。とても優秀な んですけど、一五郎の悪口を言うのと上司の指示に対して「えーっ!? いやですぅ。」って言うのはなんとかしてほしいんですよね。      今週は、そのかほるちゃんのお話・・ではなく、彼女の愛車BMW3 18tiのお話です。                        かほるちゃんは実家ではシトロエン、自分では真っ赤なヴィッツに乗 っていた活発な女性です。ご主人はアリスト乗りで、もちろん彼女が運 転することもあります。それだけのクルマを乗りこなしていれば、まあ どんなクルマの運転でも大丈夫であり、うちのデカ525iだって全然 へっちゃらで運転します。単に運転するだけではなく「6気筒はフィー リングがいいですね」などと相変わらず生意気なことを言います。もち ろん「ライトが暗くて疲れますね」など、文句をつけることも決して忘 れはしません。                           そんな彼女が今年の春、ある事情から車を買うことになりました。何 がいいかと悩んだ末、選んだクルマが写真の318tiでした。しかも このクルマ、なんとヤフオクで競り落としたのです。          ヤフオクでのこのクルマのキャッチコピーは「社長令嬢ご愛用のBM W!」でした。入札したご主人が「社長令嬢は俺が落とす!」と興奮し たのかどうかは定かではありませんが、とにかく見事落札しました。後 日、みず知らずの他人との個人売買に一抹の不安を覚えながらも、彼女 はご主人と一緒にクルマを見に行きました。当然、社長令嬢が出てくる と思いきや、やってきたのは「友人」と称する鼻ピアスをした男性でし た。かほるちゃんは気を取り直してクルマをチェックしましたが、洗車 もされていないのはもちろんのこと、室内はたった今まで使っていたか のように物が散乱していたそうです。                 翌日、かほるちゃんは職場で僕やまわりの仲間に相談しました。僕ら の結論は、「恐らく持ち主の社長令嬢は、その鼻ピアスに殺されて、す でにこの世にはいない。犯人は彼女の財産を処分し換金しているところ に違いない。たぶんBMWのトランクルームからはルミノール反応が出 るはずだ。」というものでした。                   かほるちゃんは十分に気分を害し、なかば僕らの忠告に反抗するかの ようにこのBMWを購入してしまいました。まあ僕の本心を言えば、3 シリーズコンパクトって、若い奥さんが乗るセカンドカーとしてはカッ コイイと思っています。これが若いくせに最新型のセダンや5シリーズ あたりになると、ちょっと小金もちのいやらしさが出るのですが、数年 落ちのBMWコンパクトを足代わりに乗り倒しているのって、なかなか 素敵じゃあないですか。                       本人、最近はとってもお気に召しているようです。たまに夜間の運転 ではバックミラーに社長令嬢の霊が映ることもあるようですが(笑)、 それ以外はいたって好調のようで、今のところノントラブルとのこと。 やはりさすがにドイツ車、腐ってもBMWです。            6月半ばの休日、かほるちゃんを誘いだし、うちのかみさんと3人で 昼食をとりました。せっかくなのでこの幽霊グルマを取材させてもらい ました。実は僕、BMWの4気筒って初めてだったんです。だってそう でしょう?BMWといえばシルキー6。誰がすき好んで4発になど乗り ますか!?                             ってことで、期待はこれっぽっちも無く試乗開始です。持ち主を助手 席に、かみさんを運転席後部座席に、その隣には社長令嬢の霊を乗せ、 合計4人(?)乗車状態で、僕はアクセルを軽く踏み込みました。    その出足は僕のBMWのイメージを大きく変えるものでした。BMW といえば、いやドイツ車と言えば、あの重々しい出足か、またはパワー で引っ張る強引な出足を想像しますが、この4気筒BMWは、まるで国 産車のような軽々しいダッシュを見せてくれます。そして、そのままア クセルを深く踏んでいけば、レッドゾーンの始まる6500回転までト ルクを保ったままキッチリ引っ張ってくれます。僕は内心ちょっとだけ 驚きましたが、彼女に優越感を与えないよう平静を装いました。     うーん、学生時代友人が乗っていた昔の3シリーズとは大違いです。 まあ「軽快だけど、軽々しいなら国産車でいいじゃん」という考え方も あると思います。でもちょっと考えてみてください。BMWはFRなん ですよ。国産でこのクラスのクルマでは、すでにFR車は消滅してしま いましたよね。BMWはFRを守り、そして前後の重量配分はほぼ50 :50に近いんです。この効果はすぐにわかります。普通の交差点でも 手前でしっかり速度を落とし、転回半ばからジワーっとアクセルを踏み 込んでいくと、それはそれは気持ちのよいコーナリングを楽しめます。 重量配分のおかげで、途中でアンダーやオーバーに転じることなく、ニ ュートラルに立ち上がっていきます。「楽しい」と言うといいすぎです が、素性の良さを感じます。                     ちょっと誉めすぎましたかね?かほるちゃんが調子に乗るといけない のでこの辺にしておきますが、さすがBMWです。ただ、うちの24万 キロ(昨水曜日達成)のBMWとメーターやATモードスイッチは共用 部品でした。8年の年代差があるのにねぇ。              あと、ヘッドライトスイッチが懐かしい引っ張り式でしたね。これは びっくりでした。僕の記憶では、僕が小学生の頃にうちで乗っていたホ ンダN360以来見たことがありません。レトロを狙うには浮いている し、コストダウンのせいなのでしょう。                ま、たしかにいい車でしたが、やっぱりBMWはシルキー6!うちの 525にはかないません。っていうか、同じBMWと言って欲しくあり ませんから>かほるちゃん(笑)                   ところで一五郎はやっぱり元気がありません(涙)。今日も葉山の友 人宅まで行ってきたのですが、NAらしいアクセルレスポンスが無くな り、回転上昇が重ったるいんです。第三京浜の追い越し加速でランクル にあおられてしまいました。んー、夏休み前に何とかしなければ。