アルフィスタへの道30
(H15.11.9〜H15.12.7)





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■クロスミッションはすてき。(H15.12.7)■
■黒のO.Z スーパーツーリスモ??(H15.11.30)■
■ブレンボF50用ブレーキキャリパー&ローター(H15.11.23)■
■Neo一五郎PHASE2進化(概要)(H15.11.16)■
■東京モーターショウに行ってきました(H15.11.9)■


 クロスミッションはすてき。
2003.12.7

 今週は一五郎フェーズ2進化の目玉、「クロスミッション」のお話を しましょう。                            「概要」でもお話ししたように、クロスミッションはNA好きの僕と してはいつかはやってみたかったモディファイのひとつだったのです。 ターボの「これでもかっ」という加速も楽しいですが、僕はNAエンジ ンの高回転でのつま先1mmにも反応しそうなハイレスポンスが好きな んです。                              ただし適切なギアを選択して高回転を維持することは、楽しい一方で 結構難しい曲面もあります。例えば1速では回転が上がりすぎるけど、 2速では回転が低すぎるという状況です。156TSでは気持ちの良い 加速を得られるのはやはり3000回転以上です。だから皆さんも、シ フトアップ後に回転が落ちて、次のギアで3000回転を超えるのを待 つ経験がよくあると思います。                    クロスミッションとは、各ギア比が近づいているギアセットのことで す。1速と2速、2速と3速、3速と4速、そして4速と5速の各ギア 比が近いわけです(各ギアの守備範囲が重なっていることからクロスと いいます)。従って、シフトアップをしてもノーマルほど回転数が落ち 込まず、ちょうど美味しい(強い加速力を得られる)回転域を維持した ままで加速を続けることができるのです。               そんないいものなら、なぜノーマルではついてないのか?それは、各 ギアの守備範囲をクロスさせることが、5速全域でカバーできる範囲を 狭めてしまうことになるからです。例えば同じ5速100km/hで走 る時のエンジン回転数が高くなってしまうのです。実際、今の一五郎で は5速100km/hだと3250rpm回ってしまいます(ノーマル は2750rpm程度だったと思います)。              そうなると、当然、長距離を走る際の静粛性を阻害するだけでなく燃 費も悪くなってしまいますね。ですからメーカーとしては作りづらいの です。これをカバーするためには、ギアを増やして6速にするなどの方 法がありますが、当然コスト増となります。              また、スポーティ走行では「常にハイレスポンスであること」は良い ことなのですが、街の中では過敏で疲れてしまいます。         さて、今回のクロスミッション化において、一五郎はファイナルギア も変更しました。                          ファイナルとはなんでしょう?10段変速のサイクリング自転車を考 えてみましょう。後輪に5段のギアがついていて、漕ぐペダル側に2段 のギアがついていますね。これで2×5=10段というわけです。そし てペダル側の2段を切り替えることで、後輪の5段ギア全体を加速重視 型にしたり最高速重視型にしたりできるわけですね。          簡単に言えば、このペダル側のギアがファイナルで、後輪側のギアが 5速のミッションだと思ってください。つまり、ファイナルを変更すれ ば5速ミッション全体を加速重視型にしたり最高速重視型にしたりでき るというわけです(実際はファイナルギアは駆動輪側にあります)。   で、当然一五郎はこのファイナルを下げて、わずかに加速重視型に振 ったわけです。高速巡航時の回転数が上がったのは、このファイナルの 影響もあるわけです。                        このファイナルは、まだまだ過激な加速重視型にすることもできるの ですが、そうなると例えば高速道路で5000rpm回しても最高速が 120km/h!なんていうクルマになってしまいます(実際仲間には そういうクルマもいます)ので。                   さて市街地インプレッションですが、いやもう全っ然ちがいます。実 は第一印象は思ったほどではないと感じたのです。それはバイクのクロ スミッションをイメージしていたからかもしれません。が、その感想は すぐに改められました。                       低速で街なかを走っているぶんには変化はあまり感じられないのです が、いったん4000回転付近まで引っ張ることがあれば、あとは30 00回転以上の美味しい回転域をキープしたまま、鋭いレスポンスの走 りを堪能できます。ただ、あまりに鋭い加速が続くので、気をつけてい ないとあっという間に法定速度をオーバーしてしまいます。幹線道路や 高速道路では、排気量が増えたかのように「踏めば余裕」の加速を味わ えます。これは本当に気持ちよく、楽しいです。            実は今回、ノーマルのフライホイールも削ってもらったのですが、こ ちらは残念ながら効果を感じることはできませんでした。若干吹け上が りが軽くなった気もしますし、ギアチェンジをのんびりやってると回転 が落ちすぎたりするので、多少は軽くなってるのかなとも思いますが、 正直言ってわかりません。これはちょっと残念でした。ただ、坂道が苦 しくなったりする弊害もなく、これはこれで助かってます。       これまでのところでは、クロスミッション・ファイナルに関しては、 期待通りの効果を得られたといえると思います。あとはサーキットでど うなるか・・ですね。またインプレッションします。        
 黒のO.Z スーパーツーリスモ??
2003.11.30

 先週はブレンボのビッグブレーキキャリパー&ローターについてお話 ししたところですが、そのおかげで長年愛用したOZのF1CUPが使 えなくなり、手放すことになったこともご報告しましたね。       とりあえず普段履きにしているテクマグは装着できるので何とか走っ ていますが、同じ17インチでもF1−CUPは履けなかったのです。 これは主にオフセットの問題のようでした。ホイールの「オフセット」 値とは、ホイールを前後方向から見たとき、中心線から取り付けディス ク面までの距離のことを言います。F1−CUPの17インチは既に販 売中止なのかカタログに無く、オフセットがいくつだったかは覚えてい ませんが、キャリパーはスペーサーでも入れない限り全然入りそうにあ りませんでした(下写真)。                     で、あきらめて後輩の黒猫Sに譲ったのですが、個人的にはF1−C UPは大好きだったので履けなくなったのはちょっと残念。色合いが特 によかったんですよねぇ。まあそんなことを言っていても仕方がないの で、早くサーキット用のホイールを調達しなければなりません。でも今 の僕はとってもビンボーなので、黒猫Sに譲った代金に少々上乗せする くらいで買えるホイールでないと、とても手が出ません。となれば新品 なら選択肢は1つ。「パルティーレ」しかないじゃないですか(笑)!  パルティーレはASSOさんが販売されているホイールで、アルファ ロメオの特殊なPCD:98に対応しているだけではなく、1本あたり 6kg台前半(!)という超軽量と定価で1本29000円(!!)と いう破格値を実現したアルフィスタには夢のようなホイールなんです。 デザインだってスッキリした細身のスポークタイプでなかなかカッコイ イんですよね。色はゴールド、シルバー、ガンメタが基本ですが、特殊 色もいくつか出ているようです。                  パルティーレ(特別色)←   →黒いスーパーツーリスモ?  それで僕としては、ま、安いし軽いし、ARチャレンジ参加者割引も あるとか聞いたし、これはパルティーレで決まりだな、あとはキャリパ ーが入るかどうかだな・・・なんて考えていたんですが、先週、偶然、 インターネットで気になるホイールを見つけてしまったんです。     それがタイトル写真の前輪に履いているホイールです。いや、正確に は履いていないんですけどね。パソコンでの合成ですので。      ETCC(ヨーロッパツーリングカー選手権)で活躍中の156GTA SUPER2000(エンジンはTSです)を彷彿とさせる(笑)16 本スポークのO.Z製です。デザイン的には同社正規輸入の「スーパー ツーリスモ」または「スーパーツーリスモ エボリューション」にも見 えるのですが、スポーク数からすれば前者のようでもあります。そこへ 仲間が情報をくれました。これはもしかしたらOZ RACING S UPER TURISMO COMPE というレース用ホイールでは ないか・・と。ETCCの156GTAのホイールと同じラインで製作 されているものとの情報もあります。                 悩んでいても仕方ないし、そもそも付くかどうかわかりませんから、 連休初日に横浜まで見に行ってきました。取り扱っていたのは、ARチ ャレンジ第2戦(富士)で知り合った松田さんのお店です。そうです、 松田さんは、あの「ラテンモード」(上写真)の代表でいらっしゃいま す。                                お店の前でいきなり車をジャッキアップしてつけさせていただきまし た。結果はバッチリです。オフセットが十分でキャリパーに緩衝するこ とはありませんでした。重さも測ってみたところ、約8.5kgとF1 −CUP(推定9.5kg)よりは軽いようでした。          正式なモデル名がわからないのは、イタリアから直輸入したためだそ うです。2セットだけ仕入れられたのですが、直輸入のためにJWAの 刻印もありません。そのため厳密には車検に通りませんが、僕のように サーキット専用なら何も問題はないし、実際に性能上の問題が起こるわ けではありません。                         ところが松田さん、ここでパルティーレを持ち出してこられました。 手に持ったとたん、その軽さがわかります。実測で6kg強でした。1 本あたり2kgも軽いのはショックでしたね。デザインだってちょっと ばかりカヨワイ感じもしますがきれいです。ガンメタならもう少し力強 いイメージになるでしょう。                     軽さを選べばパルティーレ。でも最近みんな履いてるしなぁ・・。正 規輸入品ではないとしてもやっぱりOZ様はOZ様だし。でもなんとい っても軽さが一番だよなぁ・・。                   そんなふうに悩んだのですが、仲間の勧めもあり、やはり趣味で楽し む限り、見かけにもこだわりたいよなぁ・・とついに決心しました。   再度、一五郎はOZホイール導入となりそうです!        
 ブレンボF50用ブレーキキャリパー&ローター
2003.11.23

 今週はNeo一五郎フェーズ2の新ブレーキについてご紹介しましょ う。                                思い返せば、僕は納車直後から156のブレーキに違和感を覚えてい ました。さらにサーキットを走り始めると、その効きの甘さ、ダイレク ト感のなさ、ABSの介入が気になり、まずはフェードを抑えるために パッドを交換しました。このパッド交換は通常走行では3年〜5年もつ ものが、僕の場合はサーキットユースのために、すでに10回を数える ほどになっています。                        また、フェードを抑えるため、放熱性の高いドリルドローターに交換 しました。これは効果がありましたが、このローター交換も一五郎では もう4回目となっています(最近はすりすりスリットタイプですが)。  白状しましょう。さらにブレーキキャリパーも、今回の交換でなんと 3回目なんです。                          このように、僕はヘビーブレーキユーザーなんです。理由はわかりま せん。シフトダウンをしてエンジンブレーキもキッチリ使っているし、 V6の仲間以上に減りが早い理由は全然思い当たりません。       ブレーキ周りに関しては、ダイレクト感向上を狙ってステンメッシュ のブレーキホースも導入していますが、ここまでやっても、やはり15 6のブレーキは不満なんです。先日、友人のノーマルブレーキ156に 乗せてもらいましたが、そうそう、思いだしました。156のブレーキ って、踏んだその奥で効きを調整する感覚なんですよね。実はそれも微 妙に調整しやすくて好きだったのですが、やはりもう少しダイレクトに 効いてもらいたい・・。多くの方がそう思っているはずです。そして僕 にとってもその思いはとても強かったのです。             そこで、5年弱のあいだ懸案だったブレーキ問題に終止符を打つべく 今回は「清水ジャンプの思い」で超ハイスペックブレーキを導入したの でした。それが写真のブレンボF50用ブレーキキャリパー&ローター です。そう、その名の通りフェラーリF50用のブレーキシステムであ ります。大きい写真はどうぞ上のタイトル写真をクリックしてみてくだ さい。                               べらぼうに高価でもあるこのブレーキ、ブレンボのコンバージョンキ ットで十分という考えもあろうかと思います。でも、ヘビーユーザの僕 の場合、キャリパーはまた壊れるかもしれない・・・とすれば、オーバ ーホールキットが用意されている製品を導入した方が結果的に安上がり かもしれない。というのが今回無理をした理由です。          試験導入製品ということで、特別色(ゴールド)塗装を施したこの製 品を、今回まっしもでは格安で一五郎に提供してくれたのです。(それ でも目ん玉飛び出たけどね)                     さて、写真をご覧下さい。その大きさが実感していただけるでしょう か?17インチのテクマグホイールでも、ホイールとキャリパーの隙間 は5mmくらいしかありません(下写真)。このため、実は長年愛用し てきたOZのF1−CUP(同じ17インチですが、オフセットの問題 でビッグキャリパーに対応していない)は装着できなくなり、そこにつ け込んだ会社の後輩156JTSの「黒猫S」に、タダ同然の後輩温情 価格で引き取られていきました。                   このホイール問題については別途お話ししましょう。         ローターの大きさは355mm(たぶん)で、もうタイヤ無しでもそ のまま走っちゃいそうにデカいです(下写真)。            一般的にローターはなぜ大きい方がよいかといえば、回転しているも のを止めるには中心から遠い位置をつまむ方が効率がいいからにほかな りません。たとえばあなたが回転している自転車の車輪を手で止めよう と思えば、無意識に一番外側のタイヤ付近をつかみますよね?中心をつ かまないでしょ?そういうことです。                 このデカいローターを、F50キャリパーは合計2箇所、4つのピス トンで挟み込みます。これがいわゆる「4ポッド」というやつです。ち なみに156のノーマルキャリパーは1ポッド。たったひとつのピスト ンで片側からブレーキパッドを押し付けることで、逆側にも固定された パッドとともにローターを挟み込む方式です。4ポッドではローターデ ィスクを、裏表の両方向から2箇所に設置されたピストンで挟みつけま す。                                最近では8ポッドなんていうのもあるようですが、なぜポッド数が多 いと良いのでしょう?これも回転物を止める際の中心からの距離と関係 があります。さらにブレーキ効率ではパッドが当たる面積との掛け算に なります。つまりできるだけ中心から遠い位置をできるだけ大面積でつ まんで止めたいわけです。ポッド数が増えれば、中心から遠い位置にそ れを並べることで、面積を犠牲にせず、効率よくブレーキをかけること ができるというわけです。                      ただし、ポッド数が多くなればブレーキマスターシリンダーの容量も 必要になりますから、僕は、ブレーキマスターがそのままならいたずら にポッド数を増やすのはどうかな・・と思っています。         また、ビッグキャリパー&ローターは確実にバネ下重量を増加させま すからそれも気になりますね。軽量ホイールなどと組み合わせてあげた いところです。                           さて、説明が長くなりましたが、そんなわけで一五郎はかなりオーバ ースペックなブレーキを手に入れました。ハッキリ言って今回のモディ ファイ中で最も高価なパーツでしたが、その効果は走り出してすぐに体 感できました。ブレーキペダルに軽く足を乗せただけで「クンッ」と制 動力が立ち上がります。街なかでは深く踏み込むことなどまずありませ んね。そんなブレーキなのでまだ真の実力は試せずにいます。街なかだ ってフルブレーキすればいいだろうって?それがね、小心者なので値段 を考えると強く踏めない・・(笑)。                 まあ、本当のインプレッションはサーキット走行までしばらくお待ち ください。                           
 Neo一五郎Phase2進化(概要)
2003.11.16

たまたま近所の洗車場で一緒になったTakiさんと
 一五郎は2001年の暮れに「Neo一五郎」に進化し、今回二度目 の大モディファイにより「フェーズ2」へと進化しました。       もとはといえば、2003シーズン開幕戦で発覚したエアフローメー タによるエンジン不調に端を発した連発トラブルに対し、基本性能の正 常化がこそが狙いであり、ついでに懸案であった低速トルク復活のため のエアクリ純正化、クラッチの交換等を行うことにしたのが今回の目的 だったのですが、どうせミッションを降ろすなら・・と話が盛り上がり 昔からやってみたかったクロスミッションを導入することにしました。 話はさかのぼってそこから経緯をご説明しましょう。          ターボが好きでない僕は、NAの自然でハイレスポンスな高回転維持 の走りがお気に入り。ならばクロスミッションは最適なパーツと言える でしょう。どうせミッションを降ろすなら夢でもあったクロスを導入し たいと思った訳です。ところが、クロスを導入するならファイナルギア も交換しないとその効果は十分に得られない。そして今回導入したその ファイナルの製品はLSDとセットになっていたのです。いや、迷いま した。僕はLSDが嫌いなんです。そのあたりは別途レポートするとし て、今回は気が進まないながらも結局導入することにしたのです。    さらに今回、ずっと懸案だったブレーキにも手を入れることにしまし た。最近異常に減りの早い一五郎のブレーキローター&パッドも、実は キャリパーが原因のようだと判明しました。サーキットを走り始めたこ ろからフェードしやすく、ABSが作動しやすく、頼りない踏み応えの ブレーキでしたが、パッド、ローターと換えるたびに良くはなっていた ものの、やはり根本的な解決には至っていませんでした。        今回、ハード・ブレーキユーザー(?)の僕のために、まっしもでは 「これでもかっ」というようなオーバースペック(笑)ブレーキセット を調達してくれたのです。これは来週ご紹介しましょう。        そうそう、エアクリはやっと純正に戻しました。エアクリボックスっ て結構高いので事故車から中古品を調達しようと探していたのですが、 エアクリはフロントバンパーのすぐ裏にあるので事故で壊れることが多 いんですね。なかなか手に入らなかったのですが、先日やっと仲間がヤ フオクで調達してきてくれました。                  低速トルクが復活したかどうか、これについての効果はわかりません でした。というのもクロスミッションとファイナルの交換により、低速 を感じるヒマがなくなったのです。それでも高めのギアで無理に加速し た時には少し余裕が出たような気がします。NAではエアクリの安易な 交換はやはり性能を落とすことになりかねないんですね。        そんなこんなで完成したNeo一五郎フェーズ2でしたが、僕が迎え に行く直前にパワステポンプが昇天しました(このお話は報告済み)。 で、パワステポンプを交換し、さらに今回はパワステオイルクーラーも 装着しました。パワステは驚くほど軽くなりました。やはり徐々に性能 が落ちていたのでしょう。余計な出費でした(泣)。          その他にもいろんなところにガタが来ていました。          例えば数年前に導入したクイックシフトがいつのまにかガクガクにな っていたようです。これは僕、全然気がつきませんでしたが、直しても らったらなんとカチカチとシフトするじゃないですか!当時のアルフィ スタへの道の記事を読み返すと「固くなった」と書いていますから、も とはこうだったのでしょう。いつのまにかゆるゆるになっていたんです ねぇ。                               それからドライブシャフトのブーツ(下写真)が左右両方破れていた り、ラジエターホースがどこかに当たって溶けかかっていたり・・・。 まっしもでは今回全てきれいに直してくれました。           そんなわけで、例によってまっしも社長のお友達価格を最大限適用し てもらってさえ、当初の予定よりかなりの大出費(財形も解約!)とな ってしまいましたが、また元気いっぱいに走れそうです。        来週は新ブレーキセットのご紹介の予定です。お楽しみに。    
 東京モーターショウにいってきました
2003.11.9

 10月最後の金曜日、仕事を夕方で切り上げて有楽町線に飛び乗りま した。職場の後輩「黒猫」の異名をとるSとともに幕張で行われている 東京モーターショウに向かったのです。                2年に一度のこのイベント、混雑嫌いの僕は毎回なんだかんだで行か ずに終わってしまうので、今回は平日の会社帰りに電車で行くことにし たのです。思えば10年以上も行ってません。前回はマスコミ関係の友 人にプレスデイに連れて行ってもらい、そのときはトヨタからGTVと いうガスタービン車が展示されてたっけ・・・(いつだよそれ)。    到着した時点で5時を過ぎており、入場料は1000円でした。東京 モーターショウは7時で終了なので、早速Sとともに目的のブースへ急 ぎます。平日時間差攻撃は成功のようでした。どこのブースも混雑は無 く、効率よく観ることができました。                 まずはフィアットブース。ムルティプラの隣に新型プントがありまし た。印象は「ふつうになっちゃったな」でした。先を急ぎましょう。   隣はいきなりアルファロメオブースです。まずは既存モデルが並んで います。フェーズ1後期モデルの156にのる黒猫Sは、フェーズ2を 見ながら「ありえませんよ、こんなの」と満足げ。僕も同感です。やは り欲目を差し引いても156はフェーズ1の方が全然カッコイイ。    そしてその先には赤い「アルファGT」が展示されていました。ご存 知の通り「アルファGT」は156の2ドアクーペモデルであり、来夏   デビューの予定です。エンジンは今のところJTSと同じ2リッターの ようです。これが後ろ45°から見るとなかなかカッコイイ!小さめの テールランプがステキ。強めのサイドラインもシャープさを演出してい ます。ところが黒猫Sと僕は、フロントに回りこんで目を見合わせてし まいました。フロントマスクがカッコわるいぞ!!リアの、常識に対し て反逆的ともいえるかっこ良さに対して、フロントは・・なんというか 世の中に迎合したというか、常識的というか。ボディがかっこいいだけ に非常に残念です。                           と、その隣に、出ました!コンペティツィオーネ!!メタリックの赤 に塗装されたその外観は迫力満点。マセラティっぽさは感じるものの、 マセ以上にリアの迫力はスゴイ。リアタイヤは275サイズでした。全 体にレトロなレーシングカーテイストを感じさせつつ新しさも融合して いて、これはこれでこのまま出てもおかしくない完成度でした。ま、買 えるわけないのでどうでもいいけど、やはりアルファロメオには166 のような高級フラッグシップではなく、スポーツ車のフラッグシップが あって欲しいですよね。                       ほかには来春デビューの新166がありましたがこれにはがっかり。 高級車なのにスポーティで、見るものを欺くデザインがかっこよかった 164〜166だったのに、今回は随分安っぽく、意外性も無くなって しまった気がします。このフェースデザインが原因だと思います。    あとこれも来春デビューの「147TI」がありましたが、これまた どこが「TI」なんだかハッキリしない。車高は高く、ドレスアップし ただけに見えます。僕の予想では「TI」シリーズは、ファミリーカー 化するアルファラインナップの中で、スポーツグレードの呼び名にする つもりと読んでいます。とすればもっとファミリーグレードとは差別化 して欲しいものです。                        そうそう、隣はスバルブースだったのですが、ここで面白い光景に出 会いました。気のせいかアルファロメオブース方向に向けられたスバル のメインステージで、新たに飛行機をモチーフにした(スバルは飛行機 会社だったため)グリルを備えたモデルカーを前に、あの天才ダ・シル バ(156,147のデザイナー)の後継者としてアルファのチーフデ ザイナーであったアンドレアス・ザパティナス氏が映像で語っていたの です(上写真)。そう、彼は今スバルのデザイナーなんですよ。今後の スバルは楽しみですね。                       ホンダのブースでは時期NSXのHSCが展示されていました。バッ クミラーがカメラになってたり、テールランプがジェットエンジンの噴 射口のようになってたり、マフラーもビルトインされていたりとなかな か未来的でしたが、ホンダならこのまま出しそうなほど完成度は高かっ たです。それよりホンダのメインがオデッセイとは情けない。モディフ ァイされた何台ものオデッセイが会場の中心部を占めていました。ああ 情けない。しかも腹立たしいことに、その中の一台は「一五郎フェーズ 2」と同じブレーキシステムを装着しているではありませんか!!しか もあちらは4輪とも・・。                      アウディ、ルノー(いつもショウカーはステキ)、プジョー、ブガッ ティのあとは、僕の第2ターゲット「シトロエン」で、目指すはC2で す(下写真)。海外の報道写真では、かほるちゃんに「トヨタイストに そっくり」と言われてしまいましたが、現物はそんなに似ていませんで した。というか残念ながらイストより小さくて安っぽくみえるんです。 これならやっぱC3かなぁ・・。                     BMWはどのクラスもイカリングになっちゃったんですね。変な顔が 揃いも揃って気持ち悪い感じでしたが、やはり日本では大人気なんです ねぇ。さすがに盛況でした。そうそう、あの霞ヶ関で目撃した6シリー ズもありましたよ。                           ポルシェブースはやはり「カレラGT」(上写真)でしょう。存在感 ありましたねぇ。やっぱりポルシェってかっこいいんですよね。かみさ んは「1億円もするくせに二人しか乗れないの?」って言ってましたけ どね(笑)。                            メルセデスブースでは、かほるちゃんイチオシ?のSLRマクラーレ ンが、なんだか動物的というかエイリアン的な存在感を放っていらっし ゃいました。ただ、この辺まで来るともう「お腹いっぱい」な感じで感 激もしません。足も疲れたし戻ることにしました。             帰り道、見忘れていたマセラティブースに行くと、「この能無し!と 男を見下したようなおねえちゃん(注:黒猫Sによる描写)」が強烈な 視線をなげかける横で、4ドアの「クアトロポルテ」が大迫力で鎮座し ていました。これですよこれ、アルファ166が失ったものは。高級車 なのに世間の常識を裏切るようなデザインと、迫力をも感じさせるイタ 車らしい存在感。                          もうすっかりお腹いっぱいになって帰途につくサラリーマン二人でし た。