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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven ( 1770 - 1827 ) ドイツ
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「 ゲレルトの詩による6つの歌曲 Op.48 」 |
Sechs Lieder nach Gedichten von Gellert |
詩: クリスチャン・F・ゲレルト
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願い
神よ、御身の善き業はあまねく広がり |
Bitten
Gott,deine Güte reicht so weit, |
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隣人への愛
もしも誰かが「我は神を愛す」と言ったとしても |
Die Liebe des Nächsten
So jemand spricht: Ich liebe Gott, |
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死について
我が人生のときは過ぎ行き |
Vom Tode
Meine Lebenszeit verstreicht, |
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自然における神の栄光
天は永遠の栄光を讃え |
Die Ehre Gottes aus der Natur
Die Himmel rühmen des Ewigen Ehre; |
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神の力と摂理
神こそが我が歌なり! |
Gottes Macht und Vorsehung
Gott ist mein Lied! |
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ざんげの歌
御身だけに、御身に我は罪をなし |
Bußlied
An dir allein,an dir hab ich gesündigt, |
若き日のベートーヴェンの後援者としていくつかの曲の献呈者として名前が残っているブロウネ伯爵とその夫人、夫人が突如不慮の死をとげたことをきっかけにこれらの曲は書かれたといいます。もっともいくつかの曲はその前に既に書かれていたとも言われてはいるようですが。まあそういう由来もあってか詩は非常に宗教的なものです。とはいいながらも第2曲などはのちの第9交響曲に通じる博愛の精神を描き出していたりして、そのダイナミックで人間臭いベートーヴェンの強烈な音楽もあいまってなかなか聞き応えのある歌曲集となりました。
最後の曲「ざんげの歌」を除くと、ベートーヴェンの楽譜にはゲレルトの詩の冒頭の一部しか取り上げられていないようですが、実際に歌われるときには多くの場合、省略されたゲレルトの他の連も歌われます。ですから本来ならそれらも訳しておくべきところなのでしょうが今回はご容赦のほど。
曲中では男声合唱に編曲された第4曲が非常にポピュラーな人気を誇っています。この曲は耳にされた方も多いのではないでしょうか。
( 2009.04.01 藤井宏行 )