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フランツ・シューベルト   Franz Peter Schubert ( 1797 - 1828 ) オーストリア

「 ロザムンデのロマンス 」   
       劇音楽「ロザムンデ」より

Romanze aus Rosamunde  
     

詩: シェジ


「満月が山の頂にかかって輝いています。
恋人よ、どんなにあなたが慕わしく思われることか!
優しい心の人よ! 貞節な心の人が
誠を誓う接吻は、なんと美しいことでしょう。

5月の美しさが何の役に立つでしょう、
あなたこそがわたしの春の光でした!
わたしの夜を照らす光よ、わたしにほほえみかけて下さい、
死の中で、いまひとたび!」

満月の光の中へ彼女が現れ、
彼は空を仰ぎ見た。

「生きている間は遠く離れていても、
死の世界ではあなたのものです。」

そしてそっと心と心を重ね合わせて崩れ折れた。




アメリンク&ボールドウィン(フィリップス)が、この美しい曲の最高の名唱だと思っています。あたたかく柔らかい声と絶妙の歌いまわし、これ以上を望みません。
さて歌詞ですが、これがどうにも取り留めのない代物でして、困ったことです(笑)。まあこれは本来のリートではなく、劇音楽の中のアリアだからね。
アメリンク盤の対訳がへんてこで、ますます訳が分からないので、わたしの解釈?を参考にされて下さい。(エラソーに!)少なくとも脈絡はついてます、たぶん(笑)。

( 1998.06.20 甲斐貴也 )


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