| day0 | day2 Vol.1 |
|
旅行の当日というのは、どんなにささいな旅行でもこころはずむ。8日間にもおよぶ海外旅行ともなればますます。 これまで個人ツアーの海外旅行の経験はないわけではないけれど、いつも誰かと一緒で、何をしてるのか意味もわからずにただただついて行ってました。しかし、今回はたった一人の個人手配のツアー。かなり不安。ひとまず飛行機に乗る手続きからよくわかってないのでできうる限り早めに出発。 12月、朝5時起床気温5度。思ったより寒くない。まだ夜も明けないうち、朝一番6時発のリムジンバスにのって関空へ。10時発の飛行機に乗るのに7時に空港着。何があっても大丈夫なようにと早めに空港に着いたのはいいのだけれど、あまり早すぎても、何もすることがないということを勉強。ひたすらそわそわしつつ搭乗手続き開始の8時を待つ。 8時になり、搭乗手続き終了で、第一関門突破。手続きのとき、お姉 さんがチケットをじろじろ眺めたあと、「あの〜、申し訳ないんですけど・・・」って はじめられたときは、なにかチケットに不手際でも!っとどきどきでしたが、「乗り継ぎのときの荷物はいったん受け取っ てまた預けてください」という事務連絡でほっと胸をなでおろす。ひさびさの関空。出入国 カードもなくなってるし、空港施設使用料もわざわざあらためて支払う必要もなくなっ てるし。戸惑うことばかり。 10:00 〜 11:50 ANA NH155 関西空港〜上海 無事、日本出国。中継地、上海へ。 久しぶりに乗る、飛行機には、それぞれの座席にテレビがついていて快適。機内食のそばを食べながら、小津安二郎の『東京物語』を見て、しばし離れる日本を満喫する。ほっ。 | |
| いきなりの大試練です。フランクフルトへは上海でANAからルフトハンザへ乗り継い
でいくのですが、そこでつまづきました。関空から上海への飛行機が遅れたのがそも
そものはじまり。30〜40分くらい遅れたでしょうか。そこでもうすこし切羽詰ればよ
かったのですが、まあ少々の遅れはよくあること、乗り継ぎ便だし待ってくれてるよね、まぁ大丈夫でしょうと、なぜか余裕。上海でいった
ん飛行機を降りても、不思議な町並みだなぁとかきれいな空港だなぁとか、自分の状
況を深く考えずに皆の行く方向へ流れていきました。当然、ほとんどの人びとは上海
が目的地であるから、そこで出国するわけです、トランジットが目的なのになぜか出
国へ向かう私。みんな出国スタンプ押してもらってる。途中で、ようやくこれってなんか違うよなあ。でたらあかんのじゃな
い?と疑問を持ち始める。しかも、その時点で乗り継ぎ便出発の15分前。まずいよ、これは! そのへんのスタッフを捕まえてチ ケットを見せながら、「私はこの便に乗り継ぎたいんだけどどうしたらいい?」とき くと、慌てて空いてる出国ブースへ連れて行ってくれていったん出国手続きをし、 「とりあえずここを出て2階に上がりなさい」と。ことの大変さをようやく実感した 私。ひろい上海空港、建物もデザイン性にとんでいてどこから2階にあがればいいの と迷いながらもひとまず駆け上がる。ルフトハンザのブースを見つけたので誰でもい いからとッ捕まえて、チケットを見せて、これに乗りたいんだけどとというとあわて て担当者が出てきて飛行機に連絡を取り付けてくれたものの、回答は"impossible"。困る私。 4人ぐらいの人が私のチケットを巡って立ち会ってくれて、ようやく一時間後の次の 便に振り替えれた。手数料750元。ちょっと高い授業料となった。ホットひと安心。中国の人の意外な親切さに感謝。 ”Thank you very much! 謝謝!”と手を振る私。 |
![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| ■上海/出入国スタンプ たった20分そこそこの滞在のために・・・。 | ■4人も集まって、何が問題だったのだろう??? | ■中国人民元 ユーロ紙幣をお手本にしているのか、サイズといい色づかいといい、ホログラムといい、すごく似ていた。意外にきれい。でも、こんなの必要なかったはずなんだけど。 | ■空港使用料チケット たったこいつ一枚のために元をキャッシングするは、カードは吸い込まれるは。 |
![]() ![]() |
どうにかこうにか、フランクフルトへは行けることに。じゃあ次の便
へと搭乗手続き。 カウンターへ搭乗券を差し出すと係りの人が、健康チェック表をもってないので手続きしてこいと。な にそれと思いながらまた右往左往。SARS騒ぎの後遺症です。熱はないですか?咳は出 てないですか?とか書かれた問診表に記入して、担当者のスタンプをもらわねばならない。左のようなカードに健康状況を自己申告するだけ。なんか意味あるのか?それをもらって再度カウンターへ行って、ようや く搭乗手続き完了。そうこうするうちにのこり30分。余裕のはずだったのに。 さっさと搭乗ゲートに入かねばと先を急ぐ。こんどは空港使用料のチケットが私を遮る。90元で以前の関空のようにチケットを買わねばならないらしい。でも、中国元なんて持ってないよ。え〜これだけのた めに両替しなきゃならんのか?ちかくにキャッシュカード機を見つけたので渋々 キャッシング。なんだかよくわからないままに画面に暗証番号を入力すると100元ゲット。しかし、カードが飲み込まれたままかえってこない。どうして? なんでこんなあせってるときに限ってぇ。これでまた乗り遅れたら話にならない。緊急ボタンを押そうか冷や汗かきながら悩みつつ、 しばしいろんなボタンを押したら、吐き出されてきた。よかった。よし、急ぐぞ。しかし、そこ から先も、パスポートを見せての出国手続き、荷物チェック、どこもかしこもす〜ごい 行列。まともに並んでたら到底間に合いそうにない。すべての関門を、そのへんの係 りの人に時間がないと訴えてVIP用のがらがらの特別レーンを通らせてもらい、よう やくぎりぎりセーフ。行きの飛行機からこんなに冷や汗ばかりかいてこの先どうなることやら・・・。 13:20 〜 18:40 ルフトハンザ LH729 上海〜フランクフルト ただいまフランクフルトに向けての飛行機の中、3列シートに 私だけとゆったりできてます。しばし、くつろぎの時間。この飛行機もけっこうな時 間遅れていて、フランクフルトに着いてから予約のウィーン行きの列車に乗れるかど うかが微妙なところ。でもそんなことはついてから考えます。おやすみなさい。 |
|
フランクフルトまでの飛行機はがらがらだったおかげで、3列シート独り占めで横に
なって寝れた。すっかり寝たおし食うか寝るかの12時間。機内食は怪しいチャイニーズ料理。客室乗務員さんは一見こわもてのドイツ人だったけど、なかなか親切な人たちばかり。今度の飛行機は定刻どお
り18:40にフランクフルト空港へ到着。 次はフランクフルト市内へ移動して19 :50の列車に乗る予定。電車の時間まで70分。飛行機が一本遅くなったせいで当初の予定より40分カット。その間に飛行機から出て入国手続き をして、空港から市内へ電車で移動して、列車の乗車手続きをこなさねばならない。ぎりぎりだ。 今度は気合が入ってるので飛行機の中で十分に予習。るるぶのうしろに付いていた入 国手続きまでの流れや、電車の乗り方、切符の買い方を何度も頭でシミュレーショ ン。すごくスムーズでした。というか、それでも発車10分前にホームに到着だから、 ぎりぎりといえばぎりぎり。でも、無事乗れました。一等車なのでのりごこちも快 適、車掌さんが何かのみものは要りませんかと注文までとりに来てくれる。ミュンヘ ン到着するとすぐまん前に次に乗る寝台列車が控えておりそれに乗り継いで明日の朝 にはウィーン到着。 | ![]() ■フランクフルトの入国スタンプ お役所的でないかわいいデザインが気に入ってます。 |
![]() | ■ユーレイルセレクトパスヴァリデーション まず駅に着くとインフォメーションセンターにこれをもっていって、使用開始手続きをします。このパスとパスポートを出すと、勝手に手続きしてくれます。手続きといっても、使用開始日と、終了日、パスポート番号の記入とスタンプ、それだけです。 フランクフルトではインフォメーションセンターは駅の中央にあり、迷わず行けました。ドイツの駅は、どこもきれいで案内もわかりやすかった。 |
|
19:50 〜 23:27 列車 ICE693 フランクフルト〜ミュンヘン フランクフルト空港にしても、フランクフルト駅にしても、すごくきれい。デザインがすごくスタイリッシュでカラフル。案内図はユニバーサルデザインですごくわかりやすかった。 | |
![]() | ![]() ![]() ![]() |
| ■ユーロ紙幣 日本の紙幣より、一回り小さく、カラフルだし、特に新札だとおもちゃのお金みたい。 | ■列車の風景 ユーレイルパスのおかげで、列車はすべて日本のJRでも載ったことのない一等車に乗れます。せっかく日本から予約したんだけど席はガラガラ。一つ一つの席には十分ゆとりがありゆっくりできました。椅子にはふかふかの枕もついていて快適。一般の席のほかにも真ん中の写真のように個室になった向かい合わせの4人席もある。 |
■円と元とユーロ紙幣を並べてみました。 ユーロがすごくすごく小さいのがわかりますよね。 ![]() | ![]() ■日本からの座席予約チケット 着いた早々、路頭に迷うのはいやだなと思い予約して行ったものの、一番予約の必要がなかった路線かもしれない。 |
23:43 〜 翌日 寝台車 EN269 ミュンヘン発 自宅出発から始まった12/27日の長い長い移動の一日もこれで最終。ミュンヘンに到着して、寝台車に乗り換えです。寝台車は一等を予約したので一部屋占領できた。まずまず。そのとき日本はちょうど朝を迎える頃。飛行機やその前の列車で寝たおしたせいで、目はばっちり。ここで寝ておかないと次の一日しんどいのでとりあえず暗くして横になる。窓から外の風景が良く見える。だんだんと雪景色になる。ウィーンでの寒さを覚悟。 | |
![]() ![]() | ![]() ![]() |
| ■寝台車一等個室 人気の寝台車だともっと豪華な内装だそうだが、私が乗ったのは一般的な寝台車。こんな感じです。最大二人まで寝れるようになっているようですが、私はひとりでゆっくり占有。 | ■シュラフワゴン 寝台車の外観と、ウィーンに向かう途中の駅の線路の風景。雪が残っててかなり寒そう。 |

| day0 | day2 Vol.1 |