Main Part
まず始めに、Fireworksはweb用の画像作成機能を基本とするソフトです。2009年2月現在、販売しているものはSC4というバージョンです。値段は定価で39,900円です。この値段が、あとあと重要になります。
さて、上記のweb用の画像作成に特化した、という言葉は他でも良く聞きます。しかし、具体的にはどういうものなのかイメージが湧きません。画像ならPhotoshopがありますし、しかもElemantsなら現在はWindows用に7が14,490円、Mac用に6が13,440円で購入できます。
その上でFireworksが有効であるという理由は、「webデザインのための画像作成機能」に特化しているからです。以下に当サイトのトップページより移動できる「DRAMA! CINEMA! LOVE!」を実例に挙げます。
背景に画像を使っており、見た目には一枚の画像の上にテキスト部分が乗っているように見えます。しかし、実際は大きく分けて上部、下部に分けています。これはデザイン上、上部の画像に動きを与える為に下部と分割した為です。この部分はPhotoshopでも簡単にできます。
しかしより細かく見ると、中央部のリンクや下部のリンクに使っている画像はより慎重な処理が必要になります。動きをつける為に同じサイズの画像を同じ場所に配置しなければならず、画像の切り抜きに1pxでも狂いが出ればずれてしまうからです。これを可能にしているのは、「スライス*」という機能です。簡単にいえば、一枚の画像を正確に分割可能な機能です。ちなみに、この機能はelementsにはありません。しかし、99,750円のPhotoshop CS4にはあります。
さて、ここから先がFireworksの重要な機能です。実例に挙げたページにある画像を使用しているリンクは、javascriptにより動きをつけています。これはFireworksで作ったものです。作成は簡単であり、特にJavascriptの知識がなくとも問題ありません。
具体的には、ボタンとして画像を作る項目があり、そこで各状態の画像(通常・カーソルを乗せる・押している等)を作成します。基本的に通常の画像だけを作成すれば、それをボタン一つで同じ位置と大きさで複製できます。文字や背景の色を加工して変化を付ければ、もう完成です。もしFireworksでなければ、工夫して画像を作成するところまでしかできません。また、スワップ*の作成も簡単にできます。
画像作成に関して、さらに重要な点があります。それは、PhotoshopとIllustratorの両方の特性を使えることです。いわゆるビットマップ*とベクター*の両方が使えるのです。もちろん、web以外(例えば印刷など)に使う場合には役不足ではあります。しかし、逆に言えばwebで使うと限定すればこれほど有益なソフトはありません。このページの冒頭で記載したPhotoshopにIllustratorの84,000円を足すと合計金額は183,750円となり、どれほどのコストパフォーマンスかご理解いただけると思います。
悪くいえば器用貧乏かもしれませんが、webという分野に限ればまさにベストの内容なのです。
Notes