薔薇とグレース・ケリー妃 . |
日本人に最も愛されているお花のひとつ、薔薇。
その魅力はもちろん、
長〜〜い時間と空間を越えて、
世界中の人々に愛されています。
そんなんあたりまえ?
いえいえ、
それってすごいことだと思うんです。
ちょっと頭の中でイメージしてみてください。
時は紀元前数百年前のむかし、
クレオパトラやジュリアスシーザーが出てくる時代。。。
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そう、古代ローマ時代。
このころ特に、薔薇は熱狂的に
貴族や裕福な市民に愛されました!
その熱狂ぶりは。。
たとえばこの時代の暴君として名高いネロは
晩餐の部屋、料理、酒、噴水等など薔薇であふれさせ、
一晩の食事に使う薔薇だけで
今の15万ドル相当を費やしたといわれているのです!!
実感のないほど遠い昔、
教科書でしか知らない時代に
いまのワタシたちと同じく
人々は「薔薇」を美しいと感じていた!!
これはすごいことです!
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着ている服、建物、いろいろな雑貨やインテリア・・・
様々な美しいものに囲まれている現代のワタシたちですが、
その時代の流行によって
飽きられたり、忘れ去られたりしてしまうものも多い。
また、世界中の国や地域によって、
流行のファッションやインテリアも違っています。
でも、"花"は違う。
"薔薇"は数千年前から、世界中で
その形は大きく変わることないのに、
宣伝するわけでもないのに、
愛され続けているのですから。
"花"のように、数千年のときを超えて
距離を越えて、
愛されつづける美しさは、「花」以外には見当たらない。。というのは言いすぎでしょうか?
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先日お亡くなりになった
モナコ王国のレーニエ3世。
彼と世紀のロマンスといわれた
美しき故グレース・ケリー妃の言葉で
「花は思いを伝えるための、国境を越えた共通の“言葉”です...。」
というのがワタシのフローリストとしての原点なのですが
たとえ、国境や時を越えて
言葉が通じない相手であっても
花はその人のかわりに
伝えたい気持ちを上手に伝えてくれるということ。
もし、あなたが言葉の通じない外国の人と
お知り合いになったとして、
その人から、きれいなお花をもらったら、どうですか?
言葉は分からなくても
その人の自分への友情や好意は
嬉しく感じることができると思います。
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*イギリスのとある庭園で。。。"princess of Wales"
広い地球と果てしなく長い歴史。
その時空間を越えて、
愛される花。
そしてとくにヒトの気持ちを
魅了し続ける薔薇。
これは人間の本能的な美意識、
記憶の奥深いDNAに刻まれた、
感性にほかならないと思うのです。
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