6日目 11月22日 (水) フエ 曇り/雨

フォンザンホテル

 昨日は夜中でわからなかったホテルの全景。かなり寒い天気の中私たちは朝をむかえた。
 高級ホテルに属しているフォーンザンホテル。ここはチケットが旅行代理店でとれず、ベトナムホテルチェーンの
 クーポンを使って予約した。
 フォーン川に建ち,全室エアコン,バスタブ付だ。フエの中心にあって、老舗の国営ホテルだそうだ。
 オリエンタルムードがあふれている為か,とにかくフランスの人に大人気だ。
 日本人もツアーで泊まるらしいが,この時期は70%近くがフランス人観光客になるらしい。
 (ちなみに夏は80%が日本人の女性とか)

朝食はホテルのレストランでバイキング形式。ベトナム料理(ミーサオや,おかゆ)をはじめパンケーキなども用意されている。
味はまあまあ??
今日はピースインツアーのオプションを予約している。8時からボートツアーだ。
寒いし,天気が悪いが,この時期のフエはほとんど晴れることは少ないそうだ。
去年は10月頃,雨期により大洪水がおき大変だったそうだ。


 ボートトリップ

8時にロビーにおりた。今日のガイドをしてくれるお兄さんがむかえにきてくれていた。(名前をわすれた・・)
すぐに車に乗り込んで観光がはじまった。車の運転手のお兄さんも優しそうなひとだ。まずはボートで川をくだり、郊外の観光をした。
ドラゴンのようなボートが何隻が停まっている。その一隻にのりこんだ。
中は簡単なイスがあるだけ。どうも中をみると水上生活もしているようだ。
途中ですれちがう船で仕事をしている人たちを見た。砂をすくって建築材料として売っている人たちだ。
船が走りはじめるとおばさんがカードを売りに来た。その他にも怪しげなお土産ものをたくさんイスの下から出してくる。
どれも印刷が悪く絵柄もよくない。結局買わないとわかると,おばさんはふてくされるように口もきかずに奥に引っ込んだ。


 ティエン・ムー寺

船着き場があるわけではない。川の端のほうにボートが寄せられ,私たちはまずはじめの寺にむかった。
フーン川を中心として歴代の皇帝の霊廟がたくさんある。ティエンムー寺は21.24mの八角形の塔がシンボルになっている。
トゥニャンというこの塔は「幸福と天の恵み」を表しているそうだ。
お祈りは3回行われるそうだ。1回目は天に,2回目は家族に,そして3回目に自分の幸せを祈る。
小雨が降ってきた。しっとり濡れた寺を歩きながら確かに「ハノイ」とはちがった時の流れを感じた。

 「ティエンムー寺の伝説」(地球の歩き方より)

 若く見える顔つきだが,白髪で白眉の老婆が赤い服と緑のズボンをはいてこの丘にすわっている。
彼女は地元の人に「まもなくここに支配者がやってきて彼が塔をたてるだろう」と予言し消えた。
老婆は実は天女でそれを記念してつくられたのがこの寺らしい。別名は「天女の寺」という。

フエはベトナム戦争の跡をあちこちに残している。ここにはティッカンというこの寺の住職が1963年に南ベトナムの仏教弾圧に抗議してサイゴン
(ホーチミン)で焼身自殺をしたのだが,そのときにのっていた車(オースチン)が飾られていた。


 王宮

 新市街に車で戻ってきた。2つ目の観光は王宮だ。ベトナムの紫禁城といわれるこの王宮は1804年ザーロン帝
 のときのものだ。
 王宮の上にあがり、そこから外を見下ろした。「ラストエンペラー」のように下に広がる広場にはきっと沢山の貴族が集まっ たのだろう。
 中国式の階級を採用していた跡がみられた。
 王宮は王宮門/太和殿/顕臨閣(9つの青銅がある。9という数字は平和のサインらしい)/長生殿/フラッグタワー(大 砲)と本当に広い。王宮の黄色と赤の屋根には左右に竜が,そして真ん中には太陽の像があった。(名古屋の鯱みたい)
夏は蓮の池があり、とても美しく花を咲かせているそうだが、今は枯れはてて寂しさを感じさせる。

やはりベトナム戦争により、太和殿は完全に破壊され、1970年に再建された。
長生殿はザーロン帝の母が暮らした所だがここでも戦争により盗難や破壊されて今はものがなしくなっている。
時折雨が降ってくるのだが,ゆっくり歩くと気持ちが良い。
本当は昨日の午後に,この王宮あたりを2人で散策しようっていっていたのに・・・。


  ドンバ市場

 王宮から少しいったチャンティエン橋の近くにドンバ市場がある。次の観光はここだ。
 この市場はガイドブックによるとかなりひつこく声をかけてきてスリも多いところらしい。
 ハノイの市場と同じく菓子や野菜や肉などが売られている。1986年の台風で一度倒壊したそうだ。
 
 私たちもお土産用にフエでしか手に入らないお菓子を買うことにした。
 小さな店がとにかく密集している。やはり「コンニチワ」と日本語で話しかけてくる。
 


一軒の店でKOJIROが立ち止まった。丸くてゴマがたくさんついている珍しいお菓子が束になってうっている。
なんだろう??不思議に思って近寄るとやはり日本語で「オイシイ」とお店の人が話しかけてきた。
試食をさせてもらうとゴマの香りと甘いお餅のようなものがなかなかおいしい。
さて、これからはKOJIROの出番。10枚で1つになっているモノを2個買うのと,蓮のお茶をセットで買うことを条件で値切り
はじめた。敵もさるもの。なかなか交渉が成立しない。途中でくじけそうになったが,なんとか粘って初めの半額近くにすること
ができた。満足満足!!

 (ただし,後で別の店を見ていたらあと2割くらいは安くうっているのを発見。やっぱり相手が一枚上手か?)
後日談だが、このお餅(LAN ANN)を会社にお土産で持っていったら,初めは得体の知れないモノにみんな怖がっていたが
食べると「オイシイ」と評判だった。ミャンマー時にお土産でくばった葉巻は吸った人が咳き込んでいたけど...
(それって結構やばい?)

 この市場の2Fは洋服やアオザイが売られている。ガイドさんが言うにはアオザイもハノイは値段が高いという。
 確かに見ると安いが生地もそれなりにみえる。狭い店の中に何故か家族が固まっていて子供が騒いでいた。
 人が1人通るとやっとという狭い通路をすり抜けていった。
 階段を降りるときに途中でイスを出して何か商売をしている人がいる。そこへ女性がやってきて床のものに乗り始めた。
 これが「体重はかりや」だ。ヘルスメーターがおいてあり、1回500ドン。
 若い人も,年取った人も次々に計っているのをみてちょっとびっくりした。
 確かにアオザイは自分にぴたっとあうように作られているのですこしでも太ると大変らしい。
 面白い商売があるものだ。



ところで私たちの旅行記はご飯がたくさん出てくることが評判!でも今日はまだ余りでてないでしょう??
お待たせしました。さあ、フエのお昼ご飯をいよいよたべましょう!!