(2−7)森鴎外と白米中心主義
全粒粉的な思考が欠落した近代日本の教訓参考事項: 主要健康論のまとめ 主要健康論日米比較一覧pdf
風土に基づき食を論ずる時、明治の日清・日露戦争で脚気により数万の日本人兵士の死者及び数十万の患者を出した歴史を日本人として知っていた方がいい。その惨禍の背景には、明治の文豪森鴎外が陸軍軍医(本名、林太郎)として主張した白米中心主義がある。貝原益軒以来数ある優れた健康法がある中で、実証的且つ全体的な視点を失った健康法が如何に危険であるかの貴重な歴史的証左といえよう。更に文学が歴史的且つ全体的視点を失うと、国運にも係わる己の歴史の惨禍にも気づかず、文学のあるべき姿すらも問われる事例であろう。現在の青少年の教育事例として、人生において大切なものや困難なものを学ぶ貴重な教訓とも言えるだろう。
日清戦争前の日本陸軍脚気死者(年換算人)(坂内正、「鴎外最大の悲劇」データを主採用、次表同様)
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明治11〜15年 |
明治16〜20年 |
明治21〜23年 |
明治24〜26年 |
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6112 人/年 |
3122 人/年 |
890 人/年 |
53 人/年 |
海軍は脚気が白米に起因するとして麦飯に切り替え陸軍よりも早く脚気問題を克服し、陸軍各師団も陸軍軍医本部や東大医学部の反対意見にもかかわらず、白米から麦飯への変更を全7師団中5師団実施し上表の通り脚気問題を実務部隊で解決していた。玄米は表皮に栄養が集中し、白米より全粒麦の方がビタミンが格段に多いためである。そこにドイツ帰りで脚気ウイルス説を信奉する森鴎外こと林太郎が帰国し、白米が麦飯より優れた完全食であるとの兵食試験結果を明治22年に発表した。注意すべき点は、当時脚気の原因であるビタミンは発見されておらず(脚気はビタミンB1を中心としたB郡の欠乏症)林太郎のウイルス錯誤の非を問うのではなく、既に海軍と陸軍各師団の懸命の努力によりほぼ解決していた事態を無視したことにある。
林太郎の兵食試験は単に白米と麦飯のカロリー比較にすぎないものだったが、その後陸軍兵食を科学的に裏付けるものとして陸軍軍医本部や東大医学部の金科玉条となっていく。陸軍部隊からの白米中心主義への異論に対し、鴎外文学同様に天性の負けをみとめ得ない気性と独尊性により反対論を封殺していく。日本は国家の存亡をかける日清・日露戦争で、以下の表の脚気死者・患者数の通り、敵国だけでなく、身中の強敵と戦わなければならなかった。日清戦争後も、海軍や陸軍の麦飯支持に対し、結核菌の発見等当時躍進著しいドイツ医学をバックに、定められた結論への文学的且つ詐術的論理で自身の兵食論を擁護し、部隊の再三の麦飯給付依頼を無視し、更なる惨禍を繰り返させた。日露戦争で現地派遣軍軍医として、白米万能主義ゆえの粗末な副食含め現地の惨状を目の当たりにしているにもかかわらず、本国への脚気患者の過少報告や統計操作も行なった。
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陸軍 |
日清戦争(9ヶ月) |
日露戦争(1年8ヶ月) |
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戦闘死者数 |
977 人 |
37,200 人 |
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脚気死者数 |
4,064 人 |
27,800 人 |
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脚気患者数(脚気死者数除外) |
41,431 人 |
211,600 人 |
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動員数 |
240,000 人 |
1,088,000 人 |
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開戦時期 |
明治27年8月1日 |
明治37年2月8日 |
林太郎は明治40年陸軍軍医最高位の陸軍軍医総監(中将相当)に昇進し陸軍医務局長に就任した。明治41年勅令により陸軍脚気調査会が発足し林太郎が会長に就任。調査会のメンバーには脚気を実証的にみる姿勢に乏しかったが、海外を中心に脚気検証が進み脚気栄養障害説が正しいことが発表され、脚気ウイルス説は根拠を失いつつあった。林太郎はその地位及び卓抜な自己弁護力により白米中心主義を変えなかったが、文豪鴎外と呼ばれる文学活動をこの時期に行なっている。彼の地位と名声を覆す可能性のある脚気問題は、彼の文学にも大きな影響を与えたはずである。大正11年に没する以前にビタミンBを与えると脚気が治る報告も出てきたが、調査会長としての反応は無かった。彼の死後大正13年調査会は、脚気はビタミン欠乏による栄養障害病であるとの結論で自らの誤りを問うことなくその活動を終えた。又数ある文豪鴎外関連書籍で脚気の真因に触れているものは少ない。
以上を纏めると主な教訓は以下のようになるであろう。
*林太郎は玄米の一物全体を見なかったが、日本人は人間の一物全体を見ず、文豪森鴎外のみを残し、その後の日米戦争でも身中の敵を見ることができず、それは今も続いている。
*陸軍医学上層部や東大医学部等組織の強大な権威と統制の中で自身の地位や出世を失う臨場感を、社会人になる前に歴史を通し知り心を鍛える大切さを物語っている。
*本物の知性は部分思考のみの白米的なものだけでなく、玄米全粒粉的な全体を見ることができるかにかかっている。
2006年9月
(1) 玄米全粒粉・小麦胚芽 (全粒粉類)
・玄米全粒粉: 「玄米君」と「玄煎粉」の2種類、効果: 早ければ翌日からの排泄の違いに期待
・玄米全粒粉に熱湯をかけ小麦胚芽を浮かべ匙で食べるだけ、朝食代用可、一回80円程度
・玄米と小麦という東西の食文化が融合した免疫力を高める抜群の効果を期待
・玄米 ひとめぼれ (宮城産)
・赤米で白米をより美味しく 黒米はあずきご飯のような
・韃靼そば茶はルチンが多い
(2) 亜麻仁油(アマニ油)・黒酢 (油・黒酢)
・亜麻仁油は魚のDHAやEPAと同等の効果、同種の紫蘇油、エゴマ油に比べにおいが少なく、惣菜等料理の味を
大きく改善、一食50円程、冷奴等惣菜のメインディッシュ化でより経済的
・亜麻仁油・玄米黒酢・醤油でドレッシング、揚げ物を黒酢と亜麻仁油で更に美味しく
(3) 煮干・マリンコラーゲン・削り節 (出汁類)
・よく運動する海域の鰯の煮干やマイワシの煮干を前日から水につけるか、マリンコラーゲン
を少し加え、料理の味が驚く程に改善
・冷奴・大根おろし・各種惣菜を美味しくするにはいい削り節が不可欠で袋を開けた時の
香りで違いが歴然
(4)
干し納豆、塩昆布・するめ (伝統食・嗜好品)
・化学調味料・タンパク加水分解・アミノ酸等の添加物が入っていない干し納豆柔らか、
干し納豆硬め、塩昆布、するめで歯や味覚が鍛えられることを実感。
よく噛み唾液を出し1回のつまみ代100円程
・鰹そぼろ、しょうゆの実麹でご飯をより美味しく
・生姜紅茶を最高紅茶と香り高い黒砂糖で
(5)
自然系即席麺、香り高いつぶ餡 (簡単自然系)
・化学調味料無添加・無かんすいとんこつ即席麺や違いが分かるつぶ餡、
いいものを簡単に食し総合的により経済的
・しょうゆ即席麺、焼そば即席麺
(6)食器
数回使えば手放せなくなる屋久杉の箸
屋久杉箸(女性用) 屋久杉箸(男性用) 屋久杉箸(子供用)
ビールをすぐまろやかにし水滴がつきにくい
ピューター ビアマグ(錫ジョッキ) ロイヤルセランゴール社製
ピューター ビアマグ(金メッキ無し)
ピューター ビアマグ(金メッキ有り)
(7)インテリア
代謝力と個性抜群で日々楽しめる屋久杉工芸品の
屋久杉ボールペン
屋久杉工芸品花瓶ー1
屋久杉工芸品花瓶ー2
A. 商品説明・関連事項
(A-1)地産地消・異産地消 (買物における近場の手頃感を目指して
(A-2)商品説明各論
(A-2-1) 玄米、玄米全粒粉、小麦胚芽、精米機、雑穀
*玄米
玄米全粒粉
*小麦胚芽
*精米機
*赤米・黒米
*玄米全粒粉と小麦胚芽の新しい食べ方
*玄米・白米・小麦胚芽・小麦・韃靼そば成分比較表
(A-2-2) 亜麻仁油 オメガ3
(A-2-3) コラーゲン 魚由来 マリンコラーゲンと料理
(A-2-4) 黒砂糖 波照間産
*黒砂糖・白砂糖・ハチミツ・メープルシロップ成分比較表
(A-2-5) 黒酢 玄米黒酢
(A-2-6) 干し納豆とあたりめするめ(歯を鍛える)
*干し納豆
*あたりめするめ
(A-2-7) しょうゆの実麹
(A-2-8) 削り節
(A-2-9) 煮干
(A-2-10) 鰹そぼろ
(A-2-11) 塩昆布
(A-2-12) つぶ餡 (北海道産)
(A-2-13) 韃靼そば茶
(A-2-14) インスタント食品 自然系即席麺
(A-2-15)紅茶
(A-5-1) ピューター ビアマグ (錫製品)
(A-5-2) 屋久杉
ダイエットという用語の誤解が新陳代謝を促進しない食生活を生んでいる状況があるようです。以下は、これをを踏まえ、ダイエットの代謝を促進し免疫力を高める本来の姿及び料理を美味しくすることに関する特集です。
本当の代謝改善とは、ダイエットとは、料理上手とは
目次
1.本来の健康論とダイエット論とは(健康論の日米比較)
2.歯並びとダイエット (歯並びから風土と人が見える)
3.一物全体とダイエットの考え方 (個別と全体が大事)
4.身土不二とダイエット(近い所も遠い所も身土不二)
5.ダイエットの本来の意味は代謝改善と免疫力向上(その1)
6.ダイエットの本当の意味は代謝改善と免疫力向上(その2)
7.本当のダイエットといえる全粒粉人参パンケーキ
8.歯を鍛えるダイエット(干し納豆とあたりめするめ)
9.亜麻仁油の効用と食用油(亜麻仁油がわかれば食用油が分かる)