
登場人物・朱然(字…義封)…呉の武将。ここでは一応主人公的役割。
・郭淮(字…伯済)…魏の武将。いつもは真面目だが、、、。
・潘璋(字…文珪)…呉の武将。酒ずき、派手ずき、素行悪し、と三拍子そろった暴走特急なやつ。
・王朗(字…景興)…魏の文官。学問に優れ、四人の纏め役でもある。
郭淮「記念すべき第一回のお題は?」
朱然「正史と演義。」
潘璋「ぬわぁぁぁにぃぃぃぃーーー!」
王朗「どうなされたのじゃ?急にいきりだって。」
潘璋「演義だぞ、演義ぃぃぃぃぃぃ!うおぉのれえぇ関羽ぅぅぅ!関興ううぅぅぅぅ!」
朱然「まあ、その気持ちはわかるが。私達は演義で蜀漢の人気ある人物に殺られているからな。」
郭淮「でも、三国志演義がなければ、800年以上の後の世で、三国の英雄がもてはやされる事などなかったんでしょう?」
王朗「もっともじゃ。無論、正史がなければ、演義も作られなかったじゃろうが。あと、独創性に優れた講談家や、俗話が好きな民衆もいなければ、できんかったじゃろう。」
朱然「正史と演義。この二つは切っても切り離せぬものだなあ。」
王朗「そうじゃ。わしが思うに、歴史と言うものは、、、。」
郭淮「言うものは?」
王朗「勝者と講談家と民衆が作り、変え、語りつぐものじゃ。」
郭淮「おみごとです。」
朱然「きれいにまとめましたな、景興殿。」
潘璋「、、、おい、おまえら何いい子ぶってんだ、、、。俺様たちへの演義の仕打ち忘れたのくわあぁぁぁぁーー!」
郭淮「それはわかりますが、、、。」
朱然「、と言ってもなあ。」
潘璋「ならば言わせてもらうぞ。義封は『正義の味方・誰から見ても非の打ち所のない永遠の青年武将』趙雲に20年以上_寿命を縮められ、」
朱然「、、、くっ、きにしていることを、、、。」
潘璋「伯済は『悲痛なほどかっこいい若武者・孔明の後継者』姜維に矢を射返されて、、、。」
郭淮「うっ、、、。」
潘璋「景興のじいさんは『三国志最強の大軍師・三国の悲劇のヒーロー』諸葛亮に『逆賊・老賊云々』と罵られ、」
王朗「、、、。」
潘璋「でまかせの事で今までくず扱いされてんっだ。俺様たちは。」
三人「、、、。」
潘璋「わかったかあぁぁぁぁ!ほかの魏や呉の武将もそう思っているはずだあぁぁぁぁ!羅貫中のばっきゃろうぅぅぅぅぅーー!!」
三人「うおおぉぉぉぉぉーーーー!!(ほえる)」
、、、数時間後、、、潘璋やけ酒を飲んで泥酔中。
朱然「蜀漢ファンの人、申し訳ない。」
郭淮「蜀漢の人物が悪いわけではありませんから。」
王朗「ただ、演義だけ・正史だけに固執するのはあまりよくないことじゃ。」
朱然「そのことに気を使って私達、魏・呉の人物や蜀漢の人物をやたらけなさないようにお願いいたす。」
郭淮「ところで義封殿、『第一回』ということは続編があるのでしょうか?」
朱然「、、、では、さようなら―――…はっはっは…」
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