今回はダッシュボード交換のお話しです。
先ずは情報収集から
車が手元にきた時には写真のようなひび割れその他にも一ヶ所大きな割れがありました。出来れば交換したいなと思っているとゴーゴさん(注1)が折りよくE30を分解?していたそうで、ダッシュボードを格安にて譲ってくれることになりました。2000年10月15日の早朝に東名高速道路
富士川SAにて受け取りました。そのまま車好きの集まり(注2)が催されている会場へ赴き、DIYの達人たちにダッシュボード交換作業の手順を聞くと、、なんと、、
「工賃三万円ならお金払ってやってもらう」
「ハーネスの取り回し、配線、かなりしんどい」
「俺だったらやらない、そのままで我慢する」
「いや、まあ、、かなり大変ですよ
後で困って泣き付かないでね 笑」
等と恐ろしいことを言うのです。DIYの達人たちはおろかプロのチューナーでさえ手を出すのはしんどい作業らしいのです。それを私に出来るのか?私の車のリアシートには毛布でくるんで隠してある購入したばかりのダッシュボードがあるのです。いまさら後には引けないよー。
注1:ゴーゴさんとは春に開かれたOFF会で偶然にもお会いしていたのですが、ダッシュボードを譲ってくれることになったYahooオークションで落札したときにはお互いにわかっていませんでした。(笑)彼のページでもダッシュボード受け渡しの当日の様子が楽しく綴られています。
注2:ゴーゴさんと知り合ったきっかけになった集まりは年二回開かれています。そのときの様子はこちらでご覧になれます。ここのページを訪れる多くの方々はとてもDIYな方が多くて、聞けば色々教えてくれる心強い人ばかりです。ホームページのオーナーは綺麗な87年式のM535iに乗られているクラウスさんです。
とにかく外すぞ!
買ってしまったものは使わなければなりません。部屋に飾っておくには大きすぎます。決意をさらに確かなもにするために助っ人を呼びました。一人じゃ心細いので今回もT(弟)の登場です。彼が到着する前にとにかく目に付くねじを外していきます。ダッシュボード自体を留めているねじはそう多くないことがわかり、すぐに手でゆするとガタガタと動くようになりました。そうこうしてるとT(弟)氏が到着しました。いかにも頼りになりそうです。しかし、ここで最初の難関が待ち受けていました。メーターが外れないのです。E30のメーターは先ず、@ハンドルポストのカバーのすぐ上にある化粧板を裏から手を回してダルマネジをゆるめて外し、Aさらにメーターの周りの化粧板をネジ四本で外して、Bそしてやっとメーターを止めているネジ二本を緩めると外せるようになるのですが、、(その前に裏側からメーターに繋がってるケーブルを抜いておきますが、これはペダル部に仰向けに頭を突っ込んでの作業になります、潜るときにはマイナスのドライバーを一本携行しましょう)
メーターは一応フリーの状態になっていますが、どうしても手前にうまく引き出せません。横にしたり、押し込んだり様々な角度で抜き取れないか試すのですが、どうやってもハンドルポストのカバーにぶつかってしまい上手く抜けません。最後はメーターを止めるために付いている二本の耳が折れてしまわないことを祈りつつ曲げながら手前に引きずり出しました。この作業はちょっと緊張しました。これにぶつかってうまく抜けないのです。元凶となったハンドルポストのカバーですが、このカバーはダッシュボードを外さないと取れません。ああ、なんて理不尽な設計なんだろうと思ってしまいます。(後にこれは誤りであることが装着作業の際に発覚します
)
後はカーステ、ヒーターパネル、センターパネルを下から留めているネジ二本を外せば良い筈です。(とマニュアルに書いてあるのを行き詰まってから開くと書いてありました
)これも見えない部分に勘でドライバーを差し込んで
何回がトライして外せました。(このネジは装着作業のときにちゃんと締めることが出来るのだろうかと不安になりました。外しながらずーと、念仏みたいに
大丈夫かな?大丈夫かな?とつぶやきながら作業してしまいました。

矢印の部分に下からからネジを入れてメインパネルを固定してあります。
メインパネルを外して、カーステを引きずりだすと、なんだか配線がごちゃごちゃしています。うええ、見つめていたら気持ち悪くなりそうです。もともと配線とか電線ってあんまり好きじゃないです。でも、(弟)氏の力強い「なんとかなるでしょー」という根拠に満ちたとアドバイスでそのまま配線も外していくことにしました。こういう時って他人のアドバイスがとても心強く感じます。いざって時にはその人がなんとかしてくれるだろうって思えるのですから。さあ、ダッシュボード外すぞ! ところが、、外れないのです。先ほどのハンドルポストのカバーとメーターをはめ込む台形部分の底辺が

思い切りぶつかってどうしてもダッシュボードが抜けてくれません。こうなったらステアリングシャフトを下にずらす(落とす)か、、という案も出たのですが、肝心のシャフトを留めているネジの写真を見てください。
クリックすると拡大図が見られます
シロートがいじらないようになのか、ネジの頭がありません。これでは手が出せません。結局ステアリングシャフトを落とすのはあきらめて、なんとか抜き取ろうとかなりの時間格闘しました。かなりの悪戦苦闘です。あれー? ゴーゴさんはどうやって抜いたんだろう?ちょっと携帯電話に電話を入れます。(同じJPHONE同士、どうでもいいか。)彼はカバーもあっさり外れた様で、お互いに なんで??? という感じで結局解決策が見つかりません。だんだん体力も頭も麻痺してきて、いつのまにか力ずくでダッシュボードを抜き取ろうとしてしまい、結局それで抜き取ってしまいました。これじゃあ、装着のときの参考にならない!とその瞬間思ったのですが、でも抜き取れたことの方が嬉しかったのであまり深くは考えませんでした。
抜き取るときの注意点は、ダッシュボード両脇にあるフック状の金具を抜いてからダッシュボードを上方へ持ち上げることです。このときにどうしても少しダッシュボードを曲げるような力を加えてしまいますが、出来るだけそっとね。もう...一点、このフックはAピラーの内張に引っ掛けてあるのですが、ダッシュボードを抜くときや、金具自体を内張りから抜くときに内張りを傷つけたり破いてしまう可能性がありますので出来れば事前にAピラーの内張りにはテープなどを張って保護しておきましょう。

あとはダッシュ内の全ての配線を外してハーネスを抜き取って一日目は終了です。ダッシュボードを外した状態は意外とレーサー?風で「もしも上手く装着できなかったらこのままでもいいやー」なんて冗談を思ったりしましたが、あくまでも冗談です。笑
(*著者注釈)
実際には何度もダッシュボードを外そうとしては、あれ?まだどこかネジがはまってるなあ、どこだろ?ああ、ここだあ、という作業を繰り返したのですが、記録上(笑)上記のような作業工程になっています。
ところで、ダッシュボードを外すとエアダクトの周りに貼ってあるスポンジがボロボロに劣化していました。
このままでもいいのかもしれませんが、ダッシュボード装着の際に崩してしまいそうです。ですので自分でスポンジを切って貼り付けることにしました。座布団用ウレタン製スポンジでホームセンターで一枚250円でした。
取り付け作業 その1
さて、取り付け作業です。その前にダッシュボードをしげしげと眺めて見ます。自分で外した方を見てみると、ああ!新たな大きな亀裂が出来ています。きっと外す際に無理に力を加えたので割れてしまったのでしょう。。。ということは、同じような方法では装着することが危険だとわかりました。うーーむ。ハンドルポストのカバーはダッシュボードを装着する前に付けてしまわないといけないのですが、またしてもこれが障害になりそうです。
でも悩んでいてもしょうがないのでとにかく作業開始です。駄目なときはそこでまた考えることにしましょう。
取り付け作業を開始する前にアーマーオールでダッシュを磨いておきます。一番前方は装着後はフロントガラスが邪魔になって手が入りにくいのでたっぷりとアーマーオールを塗って磨いておきます。そして、ハーネスを古いダッシュボードから外して、新しい方のと交換します。新しい方のハーネスでもいいのかもしれませんが、数日前まで全ての電気関係が正常に作動していたのでより確実な方を使用することにしました。
さらに、Aピラーにガムテープを30センチ程貼っておいて、装着時に内装を傷つけないようにします。さあ、装着準備完了です。ここで慌てて装着作業に入ってはいけません。先ずは練習です。
(つづく)