高次脳機能障害とは   ※これもまた色々な書籍・HPから管理人なりの解釈です。

交通事故や病気によって身体的な障害、例えば右脳がダメージを受ければ左半身に麻痺が残る、というようなことは常識的に知ってはいました。ところが、そのような運動障害以上に厄介な障害”高次脳機能障害”があることを知りました。

まず、脳の高次機能とは、
 大脳皮質には、運動機能をつかさどる「運動野」、視聴覚をつかさどる「感覚野」、その両方の機能を上手く結びつける「連合野」があります。この「連合野」こそが人が人たる所以であり、人間の脳の2/3が連合野と言われ、サルの4倍、チンパンジーの2.7倍とも言われています。朝起きておなかが空いているので「今日は何を食べようかなぁ。よしトーストにしょう。」というような一連の何でもない判断・行動が正に高次機能によるものです。

高次脳機能障害とは、
 この連合野が損傷を受けることで様々な障害となって現れるのです。しかもその障害が見た目には分からないため周囲の人に誤解を与えるケースもままあり、社会復帰の妨げとなっています。
 例えば、新しいことが憶えにくいため何度も同じ注意をされたり、いつまでも同じ事をしていたり、確かに周囲がハンディキャップを理解して手を貸してあげなければ上手くいかないことばかりです。また、純生のように右脳にダメージがある場合には「半側空間無視」という症状がでることが多く、左側にあるもの、左側にいる人が見えないため、それを知らない人は「無視された」と怒ってしまうかもしれません。※顔が右側を向きやすいという見た目にわかる症状もでますが・・


高次脳機能障害セミナー
◆埼玉県総合リハビリテーションセンターでの公開講演会[2002/2/2]の記録です
(公開だから借用しました)
            「高次脳機能障害公開講演会」
◆目次
 1.開会・インフォメーション
 2.挨拶
 3.高次脳機能障害モデル事業への埼玉県の取り組みについて
 4.講演(神奈川県リハビリテーション病院 大橋正洋先生)
 5.まとめ
 6.閉会挨拶
この講演会で管理人が大橋先生に質問した内容(若干意訳しています)です。

Q:子供の高次脳機能障害に有効なリハビリテーションのプログラム・アプローチはありますか?又は、特に子供の場合に留意することはありますか?

A:高次脳機能障害は個人毎のプログラムが違いますし、長い時間がかかります。一般論として、子供の場合には、良い点として、脳機能の代替性があるので回復の可能性は比較的高いと言われています。一方、悪い点として、特に記憶力等はなかなか回復しにくい症状ですから、学校教育の中で新しく学ぶことが覚えられないために苦労することが多いと思われます。従って、教諭や職員等の特別な配慮も必要かもしれません。やはり家族のサポートが重要です。

高次脳機能障害の典型的な症状
◆失語症・・・話す、読む、書くことができなくなります。
◆失行症・・・動作をまねたり、物の使い方がわからなくなります。
◆半側空間無視・・・左右どちらか半分しか認識(見えなく)しなくなります。
◆失認・・・視覚、聴覚、触覚などの対象が認知できなくなります。
◆記憶障害・・・憶えられなくなります。
◆感情障害・・・無関心、無欲になります。場合によって性格も変わります。
◆痴呆・・・記憶障害に様々な障害(失語や失行など)が複合します。


高次脳機能障害の回復
概ね、発病後半年から年単位で回復すると言われています。よく身体的な回復は発病後から半年が目安と言われますので、高次機能の回復はその後からのようです。もちろん同時並行的にでしょうが、概ねそのようです。そして様々なリハビリ訓練によって回復も促進されます。このへんのことは書籍やHPで確認してください。


脳外傷友の会・高次脳機能障害関連団体の紹介
日本脳外傷友の会
  〒259-1217 平塚市長持221-1 会長:東川悦子 TEL/FAX 0463-31-0436
脳外傷友の会「ナナ」
  〒225-0022 横浜市青葉区黒須田26-24 会長:大塚由美子 TEL/FAX(045)973-4837
脳外傷友の会「ナナ・福島支部」
  〒963-8041 福島県郡山市富田町行向71-1 ベルエア横山105 代表佐藤多恵子
  TEL/FAX024-961-7660
脳外傷友の会「みずほ」
  〒467-0035 名古屋市瑞穂区弥富町月見ヶ丘56エステート八事B-11 会長:柴田栄機
  TEL/FAX(052)836-6046 http://www.hat.hi-ho.ne.jp/nagoya-mizuho
脳外傷友の会「みずほ・富山支部」
  〒933-8041 富山県高岡市大源寺新町1-100 代表 吉久恵子 TEL/FAX0766-31-1508
脳外傷友の会「みずほ・三重支部」
  〒512-0921 三重県四日市市尾平町3772-6 代表 古謝由美 TEL0593-32-7729
脳外傷友の会「みずほ・岐阜支部」
  〒502-0222 岐阜県本巣郡穂積町別府136-1 代表 西村憲一 TEL058-326-5708
脳外傷友の会「コロポックル」
  〒062-0051 札幌市豊平区月寒東1条1丁目5-39 会長:中野匡子 TEL(011)858-5600
  FAX(011)858-5696 http://www.f3.dion.ne.jp/~koropo/
脳外傷友の会「コロポックル・道東支部」
  〒089-3303 北海道申川郡本別町向陽町68-2 代表:高橋美枝子 TEL/FAX01562-2-4936
脳外傷友の会「しずおか」
  〒432-8018 浜松市蜆塚3-11-1 会長:森口千恵子 TEL/FAX(053)452-5860
脳外傷友の会「さいたま」
  〒355-0155 比企郡吉見町北吉見1693-4 会長:三上紀男 TEL/FAX(0493)54-8666
脳外傷友の会「ぷらむ」
  〒807-0803 北九州市八幡西区千代ヶ崎3-16-3 会長:小南雅稔 TEL(092)865-4877
脳外傷友の会「しが」
  〒525-0000 草津市笠山8丁目5-130県立むれやま荘内 会長:酒井助太郎
  TEL(077)565-0294 FAX(077)565-0295
脳外傷友の会「あすか」
  〒636-0311 奈良県磯城郡田原本町八尾62-5 会長:大久保康子 TEL/FAX(07443)3-5980
脳外傷友の会「モモ」
  〒701-1145岡山市横井上1571-10 会長:清水正紀 TEL/FAX(086)294-1385
脳外傷友の会広島「シェキングハンズ」
  〒738-0053 広島県廿日市市阿品台5丁目26-2 会長:浜田小夜子 TEL(0829)39-3789
脳外傷友の会「あずさ」
  〒390-8510 長野県松本市本庄2-5-1 事務局:相澤病院内(心理科・尾関 誠)
  TEL(0263)33-8600内線7932 会長:上条きそ TEL(0263)94-2549
頭部外傷や病気による後遺症を持つ方と家族の会・広島「さくらんぼ会」
  〒732-0053 広島県広島市東区若草町11-27 代表 大畑俊平 TEL082-262-1085
  http://ww4.tiki.ne.jp/~yhob99/


高次脳機能障害者と家族の会
  〒130-0022墨田区江東橋4-23-15 都立墨東病院医療相談室 会長:鈴木照雄
頭部外傷や病気による後遺症を持つ「若者と家族の会」
  〒631-0033奈良市あやめ池南1-1-14三青園4階 会長:桑山雄次
  http://www.prudentia.net/wakamono/
頭部外傷などによる重度後遺障害者と家族の会「わかば」
  〒152-0034 目黒区緑が丘1-23-9 会長:藤井恵三子
高次脳機脳障害「横浜友の会」(はばたきの会)
  〒245-0016 横浜市泉区和泉町7315-31 担当:吉澤佐代子
茨城県希望の会
  〒319-1111 茨城県那珂郡東海村舟石川573-68 会長:吉田昇 TEL/FAX029-283-1226
木の芽の会(遷延性意識障害・患者家族の会)
  〒408-0033 山梨県北巨摩郡長坂町白井沢3615-6 会長:千野宏 TEL0551-32-3203
高次脳機能障害若者の会「ハイリハ東京」
  〒264-0037 千葉市若葉区源町847-2 鈴木勉方 TEL/FAX043-251-1336
  http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Ayame/7001/
高次脳機能障害を考える「サークルエコー」
  〒201-0013 東京都狛江市元和泉2-7-1 代表 田辺和子 TEL/FAX03-3430-8937
脳を守る「ナノエコー」
  〒120-0001 東京都足立区大谷田3-10-7 代表 谷口眞知子 TEL/FAX03-3605-5706