トップページへ戻る 「わたしは、世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです。」(ヨハネ8:12)



今月のニュースレター  2006年5月

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いつもご献金や使用済みテープをお送りいただき有り難うございます。光のミッションでは、皆様から寄せられる使用済みカセットテープをフィリピンのRBIとスペインのヌエバ・ルスに送っています。RBIは、失明予防、統合教育の推進、福音宣教の働きを進めています。
 統合教育は、日本においても2007年度の新学期から本格的に導入されようとする機運にありますので、RBIの取り組みと比べて考えてみたいと思います。


キリストにあってすべてのことができる


 フィリピンのRBIの働きには、日本の視覚障害者の教育やリハビリテーションについても多くの学ぶべきところがあります。今月はRBIのニュースレターに掲載された一つのケースをご紹介します。
 RBIは11人の視覚に障害のある大学生に奨学金を送っています。彼らは非常に意欲的に研修生活を送っています。
 ジェネリン・パラシオさんはその奨学生の一人です。彼女は片方の目は見えませんし、もう一つのほうも、大きな文字も近づけないと見ることができません。でも彼女は、大学の課程をやり遂げようと決心しました。適当な助けがあれば、大学の課程を終えることができる学力を備えているからです。
 「わたしはビジネス・マネジメントのコースをとることに決めました。」と彼女は言います。「わたしは自分のビジネスを立ち上げるプランを立てています。なぜなら、わたしのように目の見えない者を雇ってくれる所は限られているからです。
 わたしはトリニティ・カレッジを選びました。そこは障害者をよく受け入れる大学だと多くの人が教えてくれたからです。大学の勉強はハイスクールよりも難しくなります。わたしもずいぶん多くの時間を勉強に使っています。
 大学2年生になる前に、つらい経験がありました。母が亡くなったのです。「目が涙で洗われる時、ビジョンははっきりする」と、何かの本で読んだことを思い出します。悲しみは今もありますが、わたしの霊の感動はいつも前向きです。
 身近な人々がわたしの将来を危ぶむので時には悲しくなりますが、わたしが困難を感じる時に他の人々が勇気づけてくれます。
 わたしは困難を、人生に立ち向かうための踏み台として、それを確かなものにしたいと思います。「わたしを強くしてくださるキリストによって、わたしはどんなことでもできるのです。」


この証しから学ぶこと


 RBIはフィリピンで最新の方式である統合教育を推進しています。そしてその最終目標として、視覚障害者の職業的自立を目指しています。上の証しにあるように、視覚に障害のある人の雇用には困難が伴う場合が多いのです。RBIももちろん盲人の雇用を助成する働きも続けていますが、可能な限り自分の会社を持つことができるようにと援助していることはまことに卓見というべきものです。日本にも盲人の社長は何人もいて、それなりの実績をあげています。その中には、人に雇ってもらうことが難しいなら、自分で会社を興してみようと決心して、成功している人もいるのです。
 これはまた視覚障害者だけに限ったことではありません。今の日本でも、雇用よりも自立営業を目指すことを志向する人も増えていますし、独立起業を助けることが注目されています。そのような時に、ただ自分だけを頼りにして、がむしゃらに努力するというのと、「わたしを強くしてくださるキリストによって、すべてのことをなし得る」という信仰によって事業を行うのとでは、大きな違いが出てきます。自分を頼りとすれば、自分に行きつまった時には倒れるより他ありませんが、キリストの力によって歩む時には、「途方に暮れても行きつまらない」歩みを続けることができるからです。
 このように私達も、RBIの働きから多くのことを学ぶことができるのです。


RBIに学ぶこと


 このRBIの福音宣教と盲人の実際のニーズに応じたプロジェクトを同時に進めている姿勢には、これからの宣教の上で大変多くの学ぶべき点があります。従来の教育と宣教を組み合わせた働きでは、初等教育のレベルだけをカバーしたり、ある年齢に達する子供たちだけを対象にしたりする傾向がありました。
 しかしRBIは、幼児から大学レベルまで、そして最終的には盲人の職業人としての完全自立を目指してプログラムを進めています。上のあかしにもあるとおり、これが盲人自身の願う所でもあるのです。私たちがこのRBIとの交わりを大切にしていきたいと思う理由の一つはここにあります。


[印刷されたものをお読みの方へ]このニュースレターは、当ミッションのウェブサイト(ホームページ)に掲載したものと同じ内容です。下の欄外のURLにアクセスすればご覧になることができます。インターネットに接続できる環境をお持ちの周囲の方々にもご紹介ください。このように実り豊かな世界の盲人宣教のために祈る人々の輪を広げましょう。


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