2:カリウム不足と糖尿病



カリウムの働きと不足の症状  

消防庁長官や鳴海市長による観閲式
カリウムは身体の細胞の中では最も大事なミネラルで、すい臓で作られるインスリンというホルモンと協力して、血液から運ばれて来た栄養を、細胞の壁を通してして出し入れする働きをしています。
糖尿病になると、インスリンの量が減ったり、働きが悪くなって、細胞の中にブドウ糖とカリウムを入れる事が出来なくなり、糖があふれ、カリウムが不足の症状が出てきます。
1.いつも持つ荷物が重く感じられる。
2.安静時の脈拍が一分間に70を大幅に越える。
3.お通じは、早朝に無く、食べてから出る(便秘) この三つがカリウム不足のサインなので、覚えておきましょう。
 カリウムは、他にマグネシウムやナトリウム等、沢山のミネラルと、一緒に取り込む必要があるので、カリウムだけを薬などで取るのは、大変危険です。カリウムは、動物も植物も、皆持っているので、イモや豆、雑穀などいろいろと食べましょう。


沖縄の食事と青森の食事  

昔作られたマトイを持って整列
青森に住む私が、初めて沖縄料理を口にしたとき、味気なく、とても美味しいとは思いませんでした。
沖縄県は日本一の昆布の消費県です。昆布はもちろん北海道産です。豆腐をよく食べますが、青森の豆腐の四倍もありそうな硬くて大きな豆腐です。なんと、豚肉の消費量は、青森の三倍です。豚は皮膚も身も一緒に煮込んで、浮いた油を取り除いてから食べます。
 青森県はお米とりんごの産地です。主食の美味しいご飯はスズコや漬物など、塩を多く使ったオカズによく合い、青森の老人の寿命を全うした時の死因は老衰ではなく肺炎です。
 蛋白質とカリウム類と日光に恵まれて、ビタミンCを十分食べていると、肺の中を浄化する塩化リゾチームという酵素が沢山出来て、肺炎を起こしません。その分だけ、沖縄の人は、青森の人よりも長生きをしています。


カリウムの上手な取り方とは。  

各分団には特製の大マトイもある
カリウムは、一回の食事あたり、1300mg以上必要です。沖縄の元気な老人は、2000mgも取っています。100gあたり肉や魚で400、豆で700mg取れます。白米で25なのに、長芋はなんと500mgもカリウムを含みます。白砂糖は0、黒砂糖には1100mgも入っています。
 カリウムは、薬品などの、純粋な形で、単独で取りすぎると、心臓の筋肉は弛緩して止まってしまいます。特に注射は危険です。必ず上のような自然の食べ物から取り、他のミネラルも一緒に取る工夫が必要です。
カリウムと、対照的な働きをするナトリウムも、大切なミネラルです。腎臓の働きは、ナトリウムに、敏感で、ナトリウム無しの食事をすると、小便のなかにナトリウムがほとんど含まれなくなり、体内からの喪失を防いで、体を守ってくれます。
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