PB2400c(NuPower G3搭載機)をクロックアップ。(PLLの変更)


98年9月、PB2400ユーザーが待ち焦がれていたG3アップグレードカードが遂に発売されました。私はCyberianから購入、送料込みで870ドルでした。取り付けの時目に付いたDipスイッチ。調べてみますとこれCPUのPLL設定(CPUがBUSクロックの何倍で動作させるか決定させる物)そのものでした。603eの時と比べて随分楽になったものです。



Dipスイッチの場所

赤く囲ってある部分



DIPスイッチアップ



このスイッチ、本来は半透明のオレンジのシールで封をされています。

このスイッチを設定することにより、CPUのPLL設定が変わりCPUクロックが変更できます。



Dipスイッチの番号

対応するPLL

1

PLL_CFG 3

2

PLL_CFG 2

3

PLL_CFG 1

4

PLL_CFG 0


と、なってます。それに対してPLLの設定は以下のようになります。


PLL_CFG

CPU動作倍率

CPUクロック(Bus40MHz)

CPUクロック(Bus50MHz)

0111

4.5

180

225

1011

5.0

200

250

1001

5.5

220

275

1101

6.0

240

300

0101

6.5

260

325

0010

7.0

280

350

0001

7.5

300

375

1100

8.0

320

400


PLLをON(=1)にするにはSWITCHをOFFの位置にして下さい。そして表中にあるように合わせてバスクロックを変更することにより柔軟に設定することが出来ます。早速バスクロック40MHzのまま、どこまでクロックアップに耐えられるかテストしてみました。



その結果を下に列記します。


6.5倍速 260MHz

正常に起動

7.0倍速 280MHz

正常に起動

7.5倍速 300MHz

起動途中にバスエラー

8.0倍速 320MHz

起動音のみ


現在はバス50MHzの275MHzで安定動作させております。


この改造は98年9月に私:松岡が行いました。







家主の独り言

ただでさえ発熱の多いNewer製のG3カードで275MHZとは大当たりのカードだったのでしょう。松岡君のような自発的人柱人間が居てくれるおかげであとに続く人は、安定限界の確認というリスクを回避することが出来ますね。このカードで彼は、何回抵抗移動させたんでしょう。


感謝