サーキット走行記(2002.07.07)
序章:初の本格的サーキット
サーキット走行自体は4回目となる私ですが、今まではセントラルサーキットという比較的規模が小さめのサーキットしか走ったことがなかったため、かつてF1も開催されたことがあるという本格的なサーキットであるTIサーキット英田はとても刺激的でした。
ピットも広く、殆どの車が常にピットに入っていられるというのも嬉しいです。そしてストレートが長く道幅も広いため、とても気持ち良く走れそうです。
第2章:ファミリー走行
まず最初にファミリー走行で初めてのTIサーキットを体験しました。ペースカーに付いてかなりのんびりしたペースで走る体験走行で、乗車定員内での同乗走行も可能です。
予めビデオやWebサイトで予習をしていたので何となく雰囲気は掴めており、予想通り気持ち良く走れそうです。同乗者と談笑しながら、或いは前車との距離をとるためにピットインしてみたりとかなり余裕の構え。
その時はまさか自分が正真正銘の”ヘタレ”だとは全く気付いていませんでした。
第3章:予選
いよいよ予選です。ピットから順番にコースインし、いよいよ本気モード全開!…のはずでした。なのに…何かが違うんです。
どこもかもがスピードが速く怖かったのも事実でした。前日に交換したブレーキパッドが予想以上に良く効いてくれたせいもありました。それにしても…
前回のセントラルサーキットで、ホームストレートエンドでブレーキが抜けてしまって砂まみれになった時の記憶が、コーナーが近付くたびに走馬燈のように蘇ってくるのです。完全にビビってしまってアクセルはストレートエンドまで踏み切れないし、ブレーキポイントも早すぎてコーナーに入る前に車速が落ちすぎ、結果として”ヘタレ”丸出しの走りになってしまいました。
途中、クールダウンのためにピットインしたりと努めて余裕を装ってみたものの、結果としては27台中22位。前には性能的に明らかに劣る車もいます。情けない…(^_^;)
第4章:決勝(第1ヒート)
さて、ついに決勝。ピットから予選のタイム順にスタートし、一周回ってから一旦グリッドに整列。実際のレースに倣った手順で、気分も盛り上がってきます。
そしていよいよスタートです。
「よっしゃ、頑張って1台でも多く抜いたるぞー!」
と気合いだけは一人前だったのですが…
何とグリッドが後ろ過ぎてコントロールタワーが見えないのです。(^_^;) 出るはずの”5秒前”の札が見えず、ふと見るといつの間にかスタート前を示すレッドシグナルが。
「あれ?これっていつから点いてんねん?」
と思った次の瞬間グリーンシグナルに!
「おいおい、そんなアホな!」
とツッコミを入れる暇もなく、大慌てでサイドブレーキを戻してギアを入れて発進。実は周りの車も同じ状況だったようで、最後尾はダンゴになっていました。それでもM3のパワーのお陰で1コーナーまでには前の集団に何とか追いつき、強引にインに入ってきたA車にムカつきながらも2周走る内にカレラやRも抜いて
「おぉ、良い感じぃ〜!」
と良い気になっていたのですが、なんと突然のレッドフラッグで中断。
仕方なくピットに帰ってきて、再スタートの為に順番待ちをしていたのですが、そんな時にまたもやトラブルが起こったのです。
第5章:決勝(トラブル発生)
突然のレッドフラッグで再スタートとなった決勝レース。再スタートの為に順番待ちをしていた時にふと油温計を見ると…
「えっ?なんで走ってもないのに120℃!?」
前日に発覚した冷却ファンのトラブルが頭をよぎります。慌てて車を降りてフロントグリルから覗いてみると、案の定回っていません。
「何でこんな時に!(-_-メ)」
取り敢えず邪魔にならないようピットに戻ったものの、超高級ラウンジでのんきに涼んでいる仲間達の姿がある訳もなく、
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実はちゃんと応援してくれてたようです。(笑)ダメモトで一度エンジンを切ってかけ直してみたのですが、相変わらずファンは止まったまま。自分1人でどうしようもなくなって、ちょうど係員が寄ってきたので、泣く泣くリタイヤを宣言しました。(T_T)
しかし元来諦めの悪い私は、並んでピットアウトしていく他の車を見送った後にもう一度エンジンをかけてみたのですが…なんと!ファンが回り出したのです。そこで慌てて係員のところまで走って行き、事情を話して頼み込んで「ピットスタートなら」ということで何とか走行の許可を得たのでした。
第6章:決勝(第2ヒート)
運良くトラブルは解消したものの、当然最後尾からのスタート。もう遅い車を追い抜くことしか楽しみはありません。暑さは忘れても予選の時の反省点や応援の仲間達からのアドバイスは忘れることなく、ブレーキポイントそしてクリッピングポイントを修正しながらどんどん抜いていきました。
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これでも結構頑張って走ってるんです。(笑)でもホームストレートのピットウォールで手を振る仲間達がいないのはやはり寂しく(相変わらず超高級ラウンジでくつろいでるみたい…(-_-メ))、インフィールドで追いついた車を、アピールのためにラウンジから見えるホームストレートまで待ってからパスするような余裕(?)も見せながら(笑)、何とかさっきむかついたA車が視界に入るところまでやってきました。
しかし再スタートとなった2回目はたった5周で終了。残念ながら射程圏内に入る前に終わってしまいました。でも何台もの車を抜きながら走るのは気持ち良かったです。(^_^)
最終章:走行を終えて
今回初めてTIサーキットを走ってみて、改めて自分の”ヘタレ”加減を痛感しました。(^_^;)
前回のセントラルサーキットでのブレーキミスの後遺症と、新しいブレーキパッドが良く効くということもあったとはいえ、あまりにもブレーキポイントが早過ぎでした。早く減速し過ぎる為に仕方なくコーナー進入前からアクセル踏み始め、そうしたら今度は加速しすぎて曲がりきれない、という情けないほどギクシャクした走りになってしまいました。
まだまだ修行が足りないようですね。走りの鍛錬も当然のことながら、私の場合は精神も鍛え直す必要がありそうです。
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