.弓のきこなし・着物編

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着物の色

 着物を作る時、どんな色のものを作ろうかと迷うのは、なかなかに楽しいものがある。それでも「弓を引く」ことが主で、着飾ることが目的ではないので、ちゃらちゃらとした冴えた明るい色よりは、しっとりと穏やかで深く落ちついた色の方がいいように私は思う。ということで、こんな色見本を作ってみました。

着物の色見本

てつ色

えび色

こけ色
定番。この格調と威厳は他の色にはかなわない。 暗い青緑。明度差が少ないので、落ち着いて粋(いき)な感じ。 深い赤色。このくらい暗くすると、前進色の赤も出過ぎない。 灰色みの緑色。明るめだけれども寂しいような静けさ。

こん色

くわのみ色

ぎんねず

きなり
濃い青。寒色だけに緊張感がある。明るい色だと華やかさが増す。 深い紫。黒よりも華やかで、こん色よりも気品がある。 水色にも見える薄い灰色。その冷たさが涼しげ。 黄みがかった白。黒の強さをやわらげて、ぎんねずよりきつくない。

 黒は定番、てつ色は大会で見かけてこれはいいなと思った色、そして、えび色、こけ色、こん色、くわのみ色は、オールシーズン、またはスリーシーズンの着物の色として考えてみました。このくらい濃くて深い色の方が、弓を引く着物として相応しいのではないかと、晴れ着のようなものを着ている人を見ては思っているけれど、どうだろう? 相当に地味で渋い色合いだけど、男性(黒)に混じっても出過ぎない方が感じがいいように思う(そんな訳で、黒と明度差のある黄色系は外してある)。色物として一番無難なのは紫色系。藤色のような淡い色から、黒に近い濃いものまでと、守備範囲はかなり広い。ぎんねず、きなりは、夏物の色。見るからに涼しげです。ただし夏物でも絽の場合は、濃い色の方が陰影がはっきり出て風情がある。

※環境(モニター)により色の見え方は異なり、意図する色が再現されていない場合があります。

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