幅約5cm、長さ約2mの布製の紐。呉服店に行くと色々とあるけれど、モスリンの単なる紐よりは、正絹の絞りなんかの方が「見えないおしゃれ」って感じで私は好きだったりする。色の濃いものは汗で色落ちしたり色移りしてしまうらしいので、淡い色のものがいいそうだ。ここでも帯と同様、化繊のものは向かないと思う。
そういえば、この腰紐をしまう時、(1)のようにまるで電気コードのように束ねて真ん中を縛る人をよく見かけるけれど、そんな風にすると紐がやせて、きちんとした着付けすら出来なくなってしまうと思う。腰紐というやつは、紐という線で着物を縛るのではなく、紐の幅という面で着物を支えて留めるものなので、(2)か(3)か(4)のようにすることをおすすめします。たかが腰紐だけど、大切に扱うのは、弓具ばかりではありません。