第11話「やって来た!」、第12話「わめく!」(2004.9.11放映ANIMAX-PPV)

●はい、今回も大満足、めちゃめちゃ面白かったですっ! それではいつも通り、つらつらと思い付くまま・・・

●前回、翼岩で落ち合った一行はいよいよ橋を渡って陸の孤島(?)カンナ村へ入る事になります。
さてこのカンナ村、地図ではイマイチはっきりしませんが、回りって海じゃないですよね?? 峡谷ですよねっ?? この特異な地形は海が干上がった後のなのでは? もしや“海退”現象の名残りではっ!?!?!?(.......なんて言ったら異常気象だ磁場変動だって話になっちまいますが(^◇^;)) SAMURAI7の世界は やはりフツーとはどこか違う、ありそうであり得ない、近くて遠い場所、そんな感じがします。

●野伏せりの物見櫓は橋のすぐ近く。その目を欺くために荷車に潜み橋を渡るキララ達。ハエがぶんぶん飛んでるのを見ると、肥桶でも運ぶ車でしょうか。キュウゾウ、ゴロベエ、ヘイハチがこれに乗ったかは定かではありませんが(彼等なら物見一人の目を盗んで橋を渡るなんて簡単に出来そうだし)、もしそうなら、膝を折り曲げ身をすり寄せて乗る姿はかなり微笑ましいでしょうね〜(笑)と想像したり。

●そしてマンゾウの娘シノ登場!!! とりあえず父親に似なくてよかったネ、と。
やっぱ志乃はシノでしたか。つまりキララは全くのオリキャラ! でもいい絡め具合だと思います。巫女という設定も効いてるし、一人訛ってないのも巫女らしいとゆーか♪
余談ですが、SAMURAI7に出て来る女性キャラ、私はみんな好きです。たいていアニメ見てると一人や二人 同性として嫌だなと思うタイプがいるものですが、SAMURAI7の♀キャラは皆 好感が持てます。それぞれが懸命だからなんでしょうね!

●一方、隠し蔵を探し 墓を暴くキクチヨ。そこには巧妙な仕掛けが・・って、ファラオの墓ですか(^^; けっこう大した仕掛け作ってるしで、農民侮り難しですね。
結局、隠し武器も米も娘達も引き摺り出されてしまいます。その事が、“野伏せりに浅知恵は通用しない”と農民達に思い知らせる事となり。狙わずして大手柄なのがキクチヨらしいです(*^^*) やっぱコイツがいないと話し進みませんっVVV (動かしやすいキャラだしね☆)最近はキクチヨ可愛くて仕方ないです♪

●ところで、今回のマンゾウ、台詞めちゃ聞き取りにくかったですね〜。激昂してる時なんて特に。それが“方言”のリアリティなんでしょうが、肝心の台詞が聞き取れない芝居じゃ意味ありません!!!!
(シノ)「救いの主のオサムレェだろがっ!!」 (マンゾウ)「サムレェはみな○○○だ! .............も みなかっさらってくだぁ!」。○○○ってキーワードでしょ、マンゾウにとっての(^^;) まったく何言ってるか分りませんよ〜。誰か補完して下さい。

その後の(マンゾウ)「詫び入れるしかねだ!」「戌の刻(今で言うなら午後8時頃)に野伏せりの見回り来っだよ! そん時 訴え出りゃオラだつだけは・・・」、3回聞き直してやっと分りました。
12話でも(マンゾウ)「◎◎◎は分かンねぇ!! 先祖伝来の田畑(でんぱた)捨て.........は、オラには死ねっと言われっこととおんなじだぁ!」と、また。
友人知人の芝居みる時もよく思うんですが、関係者はみんな台本読んで台詞が頭に入っている、だから役者の発声悪くてもソレに聞こえるわけですよ。客(視聴者)はそうじゃないんですって!!! 聞こえないもんは聞こえないんです! そんな事で、作品が理解されにくくなったり、落ち着いて鑑賞出来なくて評価下がったりは、とっても損な事だと思うのですが。
ヘイハチの滑舌の悪さは、もう慣れました(TxT) と、言うより慣れなきゃいけないと諦めました。台詞ひっかかる度に、裏方であるはずの声優さんの存在が認識されて 私的にはとても嫌な事なのですが・・・・。皆さんは平気なのかしら??

●11話後半、村の要塞化開始です。カンベエの指示によって動く面々。キュウゾウすっかり混ざってます。でも彼の場合、“カンナ村を救うため”に動いているのとはちょっと違うような気がします。“(サムライとして)生きてみたくなった”というのが大前提で、それがカンベエというキーパーソンによってベクトルが野伏せりとの戦いに向いただけで、だからこそ 誰よりも激しく戦う(結果的にはカンナ村を救う)事になるんじゃないかなと思います。ゴロベエやシチロージも、深い理由はきっと各人違うんでしょうね〜。カツの字なんて・・・(以下省略)

●その夜、戌の刻。マンゾウの後をつけたカツシロウは、物見頭のゲンゾウと剣を交えます。このカツシロウの戦いが「ただの棒振り」だとゆーのは、よく感じが出てました! いくさ場の臭いがしない 形だけの剣。そりゃゲンゾウも油断しますわな。
キララに叱咤された後の彼は別人でしたね。さすが幼少期から指南を受けていただけあっていきなりソニックブレードが・・・。ヤカンごとまっ二つで ゲンゾウご愁傷様です。

●続く12話。駆け付ける面々。呆然自失のカツシロウの頬へ、カンベエの厳しいビンタが飛びます。この理由は後で語られるワケですが、ここでビックリしたのはヘイハチの行動です。目を見開いた彼は本気! ホノカの時もそうでしたが、裏切りという行為に対する彼の怒りは尋常ではありません。
始めは私も“ムードメーカーと言ってた割りにはヘイハチって意外に熱い奴だったんだな”と思ってたのですが、実は彼をそうさせるのは『裏切り』という行為だったんだと気付きました。
たぶん、大戦の折に手酷い裏切りに遭ったのではないでしょうか(それで大切な人を亡くしたとか)。未だにそれを許す事が出来ない彼は言います、「カンベエ殿は何故ああも人を信じられるのでしょう」と。
今まで私の中ではヘイハチはただの頭数合わせのサムライでしたが、この回で一気に親しみが沸きました! 一人一人に物語がある、だからSAMURAI7は面白いですっ!!!

●「人斬りの罪科を背負う覚悟を固めよ!」。打ちひしがれるカツシロウにカンベエは諭します。
覚悟もなくいくさ場に臨めば 死ぬのはカツシロウです。彼の身を案ずるカンベエだから、覚悟もなく不用意にゲンゾウとの戦いに赴いたカツシロウの浅慮に怒り、はり飛ばしたんでしょう。でも内心では、カツシロウが生きていてくれて本当に良かったと安堵していると思います(そう思うと、冒頭でカンベエが走って向かっていた気持ちも分かるような(^^))。
「さもなくばこの傷が泣く」というのは、他人のために受ける痛みも、覚悟がなければ意味のないものになってしまうという事でしょうか・・・。カンベエ様の言葉は深いですVVVV

そしてキララもその時初めて自分達の罪深さを知ります。ここはキララとカツシロウが、これからなすべき事への覚悟を固める名シーン♪ 「ともに堕ちます」、その心の繋がりはとても高潔で美しいと思います(*^^*) カツシロウのほうはちょっぴり煩悩入ってそうですが・・・。

●広場では、ヘイハチに糾弾されるマンゾウが。そこへキクチヨが飛び込んできます。こっからはキクチヨの見せ場ですよーーーっ!!! 元農民である彼にしか言えない言葉!! 彼の言葉は農民達にもサムライ達にも響いていきます。最後の嗚咽には、私も思わず涙出ました。
農民の心を持ったサムライとしてキクチヨが加わり、こうして七人が揃うのです!

●作業再開。目の前であんな大工事してるのに気付かない見張りはボンクラ過ぎ? カンナ村がサムライ雇ったという情報は入ってるんだから、もっと警戒してしかるべきなのに、ツメ甘いと言うか、あり得ねェーっ! 見張り一人、とっとと拘束してしまったほうが“らしかった”んじゃないの?と思ったり。いやまぁ、あの人数であの工事の進み具合もあり得ねェー!だけど・・・

●そしてヘイハチは不眠不休。
(シチロージ)「無理し過ぎて倒れなければいいのですが・・・」 (カンベエ)「いずれ ゆっくり話そう・・」って、これはヤバいですっ! 映画でも小説でもアニメでも、「いずれ」なんて言葉が出てくる時って、たいてい“その時”は来ないんですよっ!!! カンベエとヘイハチがゆっくり話す時も、もう来ないのかも(涙)
そして次13話は野伏せり襲来! そう思いながら予告を見ているとっ、ナニあの供花っ!?!? あのマンゾウが号泣っ!?!?!? まさか、まさか、まさかーーーーーっっ(T■T)
その後 公式サイトの粗筋で 13話ではない事は確認したんだけど・・・次は分りません。ますます目が離せませんよっっ

●というワケで、内容充実の11-12話でした(^0^)!
女泣かせのシチロージ「かわい娘ちゃん♪」で本領発揮、とか(笑) オニギリをパクつきながら頬染めてシチロージに色目を送るオカラちゃんとか、好きなシーンは他にもたくさん!
みんなの顔が崩れている事が多かったのは残念ですが。(サムライ達、キッチリ男前に描いてくれーーーーーーっ><!!!!)
見れば見るほど好きになり、あまりに好き過ぎるからツッ込んでしまう、ファンとはまた因果なもので(^^;;;;

●さて〆は、今月号のNewtypeに掲載された18話までの粗筋について!
私は先に知りたがるほうなので、全部読みました。そしていろいろ思ったので、ここから先は赤字反転(^^;) 粗筋読んでない方はスルーして下さい〜

いやも〜、読んでビックリしました! 17話からの展開、凄くないですかっ(*><*)!?!?
原作では野伏せり40騎を倒した所で終わりでしたが、これってその後の展開って事ですよねっ!!
ぶっちゃけて書いてしまうと、村の再建をシチロージに託し、さらわれた女達を救うべくカンベエは独り都へ向かう、という事らしいのですが・・・。17話の時点でどれだけ生き残っているのかは見当もつきませんが、カンナ村での戦いが終わった後は、“天主”というさらに大きな権力との戦いが待っているという事ですよね! ここでやっと商人再来っ!?!? どんな展開になるのか今からドキドキしますっ(><)
なんか、カンベエとシチロージも、カツシロウを残して最後には華と散ってしまいそうで恐いのですが(泣)
「武士道とは死ぬ事と見つけたり」。サムライ達の死に様(つまりどう生きて死んだのかという事)をしっかりと描いて欲しいです! やっぱりサムライ7は面白いっ!!!!

●オリジナルな展開については、賛否両論みたいですね(^^;) 私はぜんぜんオッケーです♪
例えば原作が小説なら、漫画やアニメも始めから別モノとして見れるでしょうから、なんのヒネリもなくただ物語なぞっただけ(ってのは、私的にはツマらないと思うけど)でも、さして違和感はないでしょう。
SAMURAI7の原作は映画! すでに映像はあるワケで。それをアニメにしますって時に、ただ移行させただけじゃやる意味ないでしょ。だってそれなら原作見てたほーがいいんだもの。“原作ブチ壊し”と、あまりイイ気のしない原作フリークの方も多々いらっしゃるかもしれないけど、私はSAMURAI7はそれでいいんだと思ってます。これは別モノ。サムライのカッコ良さはそのままに、また違ったエピソード見れて得した♪と、思うんですけどね。

それにしても・・・今回のゲスト(女優?)、あまりにキョーレツで同居人と目を丸くしてしまいました。せめてフツーの人出して(;_;)
以上! 
(2004.9.17)

Yumira's Room