第25話「堕ちる!」、第26話「植える!」(2004.12.25放映ANIMAX-PPV)

●いよいよ最終話です・・・・。この半年、一喜一憂しながら勝手なツッ込み入れて楽しんで参りましたが、それも今回で終わりかと思うと寂しいものがあります。物語の終わりはいつもそうですが、いきなり見えない壁に遮られたかのような、取り残された感じ。傍観者でしかない我が身の切なさ。彼等が去って行った道の向こうは、どうやったって見えないのです。

この喪失感・・・・。

だからこそ、同人があるんでしょう♪♪ サムライエキス足りない分は、あちこちの侍7サイトさん(もちろん海外サイトもネ♪)回って補充している毎日です。最近サイトさんガッツリ増えて嬉しい限りっVVV 堪能させていただいてます(*^^*)
さて、本編は終わってしまいましたので、私もこれからは細々と自分なりのSAMURAI7を追って行きたいと思います。その前にっ、流れにそって最終話の感想(という名のツッ込み)、いかせていただきます!

●25話。いきなりですがっ、オカラちゃんの背中の子、アレ人形じゃなかったんですねっっ!?!? 眉がピクピク動いたんですケドっっ(衝撃)! 私の脳内では、「オカラちゃんは野伏せりに襲われた隣村から母子ともども逃げてきたヨソもんの父なし子で、背中のアレは ショックで流産した母が今際のキワに自らの着物を裂いて作った赤子人形だ」と勝手に想像してました(想像し過ぎっ:笑) オカラちゃん、ほんとはシノの従妹(細い目が似てるしな〜)とかだったりして(^^;) イヤ別に、天涯孤独じゃないならそれはそれでいいんですけどね。

●真っすぐみやこへ突っ込んでいく斬艦刀。策は無いと言うカンベエに、“あの娘の想いを断つためにワザと言ったのかと・・・”とシチロージ。“罪なお方だ。昔からそうだった・・・”
昔から(笑)..........そんな器用なお人じゃないって、シチロージも分かってて聞くんだからっっ(^^;) 「ワシの心はとうに涸れている」と言い切っちゃう先生の事だから、色恋沙汰には無頓着っぽいしナ(仮にあったとしても、若き日のたった一度の大恋愛とかね(腐腐腐腐))。期せずして女泣かせのその様を、シチロージなんかはずーっと横で見てきたんだろうから、今回の件も、キララが良い娘なだけにヤレヤレって感じなんでしょうね〜。苦労しますな、古女房。

●野伏せり隊、気合砲斉射っ!! 先頭に立ち、跳ね返すキュウゾウ。野伏せりも馬鹿だなぁ、サムライじゃなくて下部の推進部を狙えばいいのに(平行に来てんだからサ)・・・と 思ったんだけど、ここはシチロージの操縦とキュウゾウ達のコンビネーションの良さという事にしておきましょう(^^;)
降りそそぐ気合砲の間を縫って、飛ぶ飛ぶキュウゾウ! 野伏せりブった斬りっ!! 恐ろしいまでの動体視力と反射神経! 八艘飛びも アンタなら許すっ(^0^)/
使えない野伏せりに業を煮やし、ウキョウ主砲発射! もちろん野伏せりは反射された時の盾。カツシロウの時とだいぶ大きさ違うけど、これが全開ってとこなんでしょう。迫る奔流を前にして“光に乗れ!”とカンベエ指示、斬艦刀は光に乗って滑って行きます・・・。
いやもぅ驚かないから(^◇^;) これは“SAMURAI7”なんだから(笑)
まぁ斬艦刀が滑るくらいだし、到達するスピードから鑑みるに 主砲はレーザーとかじゃなくて もっと物質的なモノなのかな?? 見た目はもろ光線だけど。雷電のが“気合砲”と言うくらいだから、なんか異質のモノなのかしらん??? サムライが主砲を刀で弾き返す事が出来るのは、気合の入り方が違うって事?? 結局は精神的な強さが左右する、なんて曖昧な話になるのかな。どーゆー設定なのか全く見えません(^^;) (物質的な攻撃で折れてしまう刀が、なんで主砲を弾き返せるの? それは持つ人の技量って事?? やっぱり気合? なんか納得できねーなぁ・・・・)
ついに斬艦刀炎上。爆炎の中から飛び出る4人、本丸に着地! カンベエ、シチロージ、キクチヨは天主を求めて中へ。キュウゾウは、農民を人質にとカンナ村へ向かう野伏せりを切り伏せるべく一人 群れの中へ飛び込んでいきます。

●一方、ヤカンに乗ったヘイハチはカンナ村に到着、カツシロウと再会します。“カンベエ殿も案じておりましたよ・・”という言葉に思わず浮かべた安堵の表情をスグに消し去り、背を向けるカツシロウ。農民たちが作った巨大ボウガンに乗って本丸まで飛ぼうとしますが、途中で落下、危ういところを結局ヘイハチに助けられます。そのまま二人はヤカンで本丸へ。
“私の役目はこの主機関を天守閣から切り離す事でしてね・・”と、式杜人からもらった爆薬を出すヘイハチ。そこへ本丸守備隊がっっ!!! 撃たれるヘイハチ.............。カツシロウの援護の中、もつれる足を奮い立たせ爆薬をセット、そして彼は自らスイッチを押し主機関もろとも堕ちていくのです。
この時の最期のセリフ・・・・めっちゃシリアスな場面なのに笑っちゃいました(^◇^;)! ヘイハチらしいっちゃヘイハチらしいけど、それにしても・・・・(困惑) 贔屓目に考えれば、彼にとって“米を喰う”という事は生きる証であったと。つまり、彼は生きたかったのだと思うのですが。さらなる“償い”のために? 彼は志し半ばで斃れたのでしょうか? それは分かりません。ただ、あの日から償いに身を焼かれていた彼にはただ安らかに眠って欲しい・・・と願います。

●主機関を切り離され 堕ちつつなおも前進する本丸! 中ではカンベエたちがウキョウを求めて大奥へ。が、見つけた天主はどれも影武者。そこへテッサイ登場!! “サムライか?”と問うカンベエに“昔はな。だが今は、御天主様に仕える身!”。飛びかかってくるキクチヨの右腕を斬り落とし、カンベエの切っ先もアッサリとかわしてシチロージの背後を取りますっ。速いっ!!! 若い頃はそーとーの手練だったんでしょう。ここの一幕は彼 最大の見せ場VVV “いかな主君であろうとも、お仕えした使命を全うしてこそ もののふの道というものであろう........” んも〜テッサイ、“昔はな・・”とか言いながら めちゃめちゃサムライじゃん♪♪
“ここで散らすのはあまりにも惜しい” 引け!と言うテッサイにカンベエ等一歩も引かず。守備隊発砲。それを制し、“その誇り、その生き様、心底 羨望の念を禁じ得ん!”と、彼もまたサムライとして自らの刃で幕引きすべく鯉口を切ります・・・・・そこへっ、広間の中央を突き破って斬艦刀出現! 乗っていたのはキュウゾウ!!! 一瞬の隙を突いてテッサイを一刀のもとに斬り伏せます。(短い間だったが、カッコ良かったよ テッサイ! 最後の最後で侍魂見せてもらったよ(;_;))

●遅れてカツシロウ到着。守備隊は機関銃乱射っ!! 乱戦となり、そして・・・・・・・・。

やってくれたな、カツシロウっ(ー"ー)!!!

(ここで詳しくは語れませんっ! これはぜひ自身の目でご確認を(涙))

斃れるキュウゾウ、カンベエの腕の中で息を引き取ります。目を見開いたままっつーのがキュウゾウらしい(泣)
この、いくさ場の不条理を表す意義あるシーン、キュウゾウの顔がサザエさんみたいで違う意味で泣けマシタ。抱えられた頭はアンコ玉みたいだし凹 こんな大事なシーンぐらい、マトモに描いてよーーーーーーーっ(ガックリ)。
この最期、私的にはアリでした。“ここは いくさ場ですよ”というヘイハチの言葉通り、どんな死があっても不思議ではありません。ただ、キュウもカツもカンベエを助けようとして動いた、その結果がコレだったというのがなんとも哀れです。人生最大の凡ミス(笑)、これから折り合いを着けていくのは大変な事だと思います。こんな時代だし、なんかカツの字も時代に取り残されて涸れてしまいそうです(^^;) “それで善し”とするのがサムライなのかもしれませんが。
さて結局、決着は冥府へ持ち越しとなりましが、キュウゾウにとってカンベエとの決着は、どんな意味を持つものだったんでしょうね・・・。こうまでこだわった理由は? 剣技においてカンベエは決して超一流という訳ではなさそうだし(マトモにやったらそれこそヒョーゴやテッサイのほうが強かったと思うのですが)、そのカンベエにこだわった理由、“生きてみたくなった”と言ったキュウゾウの生きる証を解く鍵だと思います。(これはボチボチ考えていこうかと・・・)

●テッサイの刀を取り、カツシロウに渡すカンベエ。ヘイハチの最期を聞いた一行、“これはいくさだ。なぁに、ワシらとて長くはない。誰がウキョウの首をとるっ!?”と覚悟もあらたに次なる戦いへ! 

●いよいよ最終26話。女たちのを踏み越えて、脱出用の御座船へと急ぐウキョウ。が、そこには先読みしたシチロージたちが!! “ボクを斬っても世の中は変わらないっ、農民も浪人どもも、また苦しい毎日に戻るだけだよォ!!”と、苦しい言い逃れをするウキョウ。(野伏せり使って強制搾取してた奴が何を言う!!) キクチヨが刀を振り下ろしたまさにその瞬間、本丸は岩場に激突 大揺れし、命拾いしたウキョウは機関銃を取りキクチヨを撃ち倒します。形勢逆転!! ブチ切れするウキョウ。“このボクを農民なんかにしやがって!! 一番貧乏クジひいたのはボクじゃないかぁ! こんな世の中ひっくり返してやるっっっ”と、本心暴露。
守備隊に捕われるカツシロウとシチロージ(シチさんの足の包帯、凡ミスですか(笑)?) その後ろから真打ち登場! (タイミング的にはバッチリなんだけど、こんな時に御座船に刀残して今の今までどこで何をしてたんですかと聞いていいですか?>先生(^^;)) 一瞬にして守備隊全滅。ウキョウに迫るカンベエ。“今は・・・オマエが天主だ!!”と、キュウゾウの刀で一斬(わざわざキュウゾウの刀使うなんて、先生もけっこう おセンチな所あるのね〜VV)。これで終わりかと思いきや、しつこくウキョウ復活。キクチヨは皆をかばってウキョウとともに船外へ落下してしまいます。

●残ったカンベエたちはみやこを止めるべく破壊活動へ。襲い掛かる野伏せり。(うわっ、カツシロウ、斬艦刀の巨大な刃を刀で受け止めちゃってマス。いくら“刀に憑かれた(by爺様)”といっても、コレわやり過ぎなのでは(^^;) だったら斬れヨ)
キララたちの車に拾われたキクチヨは、みやこの正面へと車を急がせます。そこで............一人車を降りたキクチヨは、最後の力を振り絞り 斬艦刀の刃を高々と掲げ、みやこへと臨みます。

●カンベエたちの奮闘むなしく、進行止まらず。つばさ岩が目の前に、カンナ村はすぐそこ!! 誰もが終わりかと思った時、キクチヨの掲げた斬艦刀がみやこへと食い込んでいきました・・・。
凄まじい爆炎。カンベエ等脱出。
終に、みやこは崩壊し、谷を越える事なく奈落へと堕ちていきました。
キクチヨっ、キクチヨっっ、キクチヨーーーーーーっっっっ\(T■T)/!!!! 一番、(“サムライ”と言うよりは)“”らしい逝き方だったと思います。天晴れ!

●それから、静かに時は流れ、

●傷も癒え、旅立つ時。4人の墓の前で手を合わせているカツシロウに、キララも声をかけようとしますが。“私は・・・・!!!!” 続くのは謝罪の言葉か?? それとも? 声になりません。“行くか?”とカンベエ。
“知行も恩賞もないこのいくさで、命をかけて村を守ったこの方たちこそ、あるべきサムライの姿ではありませんか?”とカツシロウ。“生き残った事を恥じ入るか?” “いいえ。これからも私はいくさ場に立つ事ができるのです、先生のように” 分かってきたか、カツシロウ! そう、同じなんだよ。死んだゴロベエたちも、生き残ったカツの字も。ちょっと結果が違っただけ。
そうして、サムライとして少しだけ成長したカツシロウに、カンベエは自らの愛刀を授けます。後ろでオッ!!という表情をするシチロージ。カンベエ様も甘くなられたものだ、とでも思ってるんでしょうかね(^^;) そして、カツシロウは去って行きます。

●朗らかな歌とともに田植えをする農民たち。しっかりと立ち直ったカンナ村を目にして、カンベエ最後の名台詞です。“勝ったのはあの農民たちだ、ワシらではない”と。
サムライはただ農民たちのいくさに手を貸しただけ。そして農民たちは勝ちました。それでは、サムライは? 一人も死ななければ勝ちいくさになったのでしょうか? それも違う気がします。たとえ全員生き残っていたとしても、サムライたちが勝ったのだとは言えないでしょう。彼等に残ったのは自身の矜持のみですから.........。でも、それでいいんですよね、先生!

●そして、シチロージとともに静かに姿を消すカンベエ。公式サイトにはこの後、『キララはその後姿をただ見送るのみ…』とありますが、私的には疑問です。あの時、キララは気付いていなかったんじゃないか、と思うのですが・・・・。
絶対、見送ってないって! あのタイミングで視線やっても、爺様しか見えなかったって!! (もしカンベエたちが歩いて行く後姿が見えたとしても、まさかそれが最後の別れだとは思わなかったんじゃないでしょーか。)
確かに、いくさが終わって春になるまで時間はあって、その間にキララが気持ちにケリを着けたとか、心変わりしたとかの可能性は無きにしも有らずですが・・・。もしカンベエたちが村を去っていくと知っての上であのリアクションだとしたら、キララの人となりを疑っちゃいますよ!! ここはやっぱり、カンベエたちが去ってしまった事に気付かず田植えを続けるキララ、という事にしたいです、個人的には。

●そしてED。とうとう、あのど下手クソな歌には慣れませんでした。しかも最後の最後に流すなっちゅーねんっ(怒)! 盛り上がってた気分台無しだからっ!!!! EDの演出にはもっと気を使って欲しかったです。まったくね〜(ー"ー)

●こうしてカンベエたちは去っていきましたが、この先、彼等は???
シチロージには是非とも蛍屋へ帰ってユキノさんと幸せになってもらいたいですっ!!! サムライを捨ててね。
先生は、きっと変わる事はないでしょうね〜。時代に迎合する事なく、サムライを貫き通し、涸れたまま最期の時を迎えると思います。むしろ早くそんな時が訪れるのを待ち望んでいるよーな気がします。今回のいくさは、サムライとして死ねる最後の機会だったかもしれません...........。死んだ彼等を羨やむ気持ちがカンベエの中にはあるんじゃないかと、思います。
カツシロウも、このままサムライを続けて(たぶん続けるでしょう)、時代に翻弄されて涸れていくと思います、先生のように。もうサムライの時代ではないのですから。
そして農民たちは変わらず。アヤマロは式杜人たちの元、その商才を発揮して時代の波に乗り。谷底に消えたウキョウは・・・・(出来たら生きてて欲しいなぁ)、記憶を無くしてまた一から・・・そんな奇跡があったらいいなと思います(あんな状態では絶対無理だケドっっ)。

●全26話。いろいろありましたが。本当に、とても心に残る作品でした! 完成度で言ったら、そりゃもっと凄い作品はいっぱいあるし、好きな作品もあります・・・でも、何故だかSAMURAI7は心にひっかかるのです。

振り返ってみれば、やっぱりツメの甘さは目立ってたと思います(^^;) 無理矢理な辻褄合わせとか。説得力のない展開とか。矛盾したセリフ(もちろんウキョウじゃなくて)とか。物語の進行をますます分かりにくくするカット割りとか。コロコロ変わる絵柄とか。納得できない所も多々ありました。(あと、なんと言ってもゴロベエの扱いが酷過ぎっ! みやこ編、こんな展開にするならゴロベエ一人 先に逝かせなくてもヨカッタのに・・・・。)それでも見続けたのは(特に17話以降も)、サムライが好きだったから。ホントに好きでした(T△T) だから余計に・・・もったいない、と思いました。いろんな意味で。

●なんて、こうやって言うのは簡単ですから。(いろいろ勝手放題言って済みませんっっっっ。) でも、この部屋はの私の生きた証(大袈裟ですが(^◇^;))。月日が経って熱は薄れたとしても、残していくと思います。歳くってから自分で読み返して、その青臭さに赤面するかもしれませんが(笑)

●携わった皆様、ほんとーにお疲れ様でした!! SAMURAI7は新たな御縁と、キッカケを与えてくれました(^^)
SAMURAI7に出会えて、彼等に出会えて幸せでした。
そして今年こそ地上波に!! 『SAMURAI7』がより多くの方の目にふれる事を願います。

●さてさて、まだ終わりませんよ〜〜(^^;) これからは二次活動でたっぷり楽しませていただきます!
(2005.1.9)

Yumira's Room