2004年11月 2日
戦争のない世界へ!平和憲法を生かし、憲法九条改悪に反対する署名運動京都実行委員会
上 田 勝 美(憲法改悪阻止京都各界連絡会議 代表幹事)
黒 木 順 子(守ろう憲法と平和きょうとネット 代表幹事)
澤 野 義 一(憲法を生かす会・京都 代表)
澄 田 健一郎(広げよう世界へ!生かせ憲法九条の会・京都 代表)
両議院の憲法調査会は、最終報告書で、憲法は改正するべきであると報告する方針だといわれ、自民党、公明党、民主党の三党は、この6月に相次いで改憲構想を発表し、来年、再来年までに、各党の改憲案を作成する予定であると報道されています。
財界の主要三団体も、この5月以降、改憲に積極的な提言や発言をし、一部マスコミも憲法改正試案を発表しています。
これら改憲の動きの焦点になっているのは、自衛隊の海外派兵を認めるかどうかであり、憲法九条の「改定」を許すのかどうかです。
また、歴代政府は、憲法九条の明文改悪に先んじて、憲法九条の平和主義を踏みにじる政治を推し進め、イラクへの自衛隊派兵を強行し、現在もサマーワに駐留しています。私たちは、小泉政権によるイラク派兵政策を原因として、最近の香田さん殺害事件を含めてイラクで日本人が5人も命を奪われている事態を看過することはできません。
憲法九条の実質的な蹂躙と明文改憲の動きに対し、私たちは、一人ひとりに声をかけて、憲法九条の人類史における先進的な意義を訴え、憲法九条の改悪の先にある、この社会が、戦争に勝つことが全てに優先されるような社会になることの恐ろしさを訴えかけ、過半数の京都府民から憲法九条の改悪に反対する憲法署名を集めようと、取り組みを始めました。
東京では、大江健三郎さんや加藤周一さん、京都の梅原猛さんや鶴見俊輔さんら、学者文化人として日本を代表する九名の方が「九条の会」を発足させ、日本と世界の平和な未来のために、憲法を守るという一点で手をつなぎ、一人ひとりができるあらゆる努力をいますぐ始めようとのアピールを発表し、憲法講演会を始めています。
私たちが現地責任者になって開催した9月25日の講演会には約2000名の方々が参加され、鶴見俊輔さんが涙目になり、大江健三郎さんが懇親会にまで参加し、奥平康弘さんが時間を忘れて熱弁をふるうという、講演者が参加者の熱気に圧倒されるような講演会になりました。
九条の会の発足を前後して、例えば京都市内のほとんどの行政区内で、九条の会のアピールに賛同し、憲法署名に取り組む、行政区単位あるいは小学校区単位の地域組織が誕生しつつあり、講演会や署名活動に取り組み始めています。
私たちは、憲法公布記念日を前に、日本と世界の平和を願い、この社会から一切の戦争と暴力をなくそうと考えている一人ひとりの皆さんの声を集めて、憲法九条を私たち自身のものにし、今の戦争国家づくりの現実の政治の流れを変えようという、理想を掲げた運動を、多くの皆さんと一緒になって取り組む決意です。 |