小売市場・商店街の活性化






小売市場の活性化


小売市場の現状と課題
現状と課題



施設の老朽化
公設・公認・私設を問わず、建物は戦後(古くは戦前)の木造で、中には住居併設型で著しく老朽化が進んでおり、早急な建替えの必要がある市場が多い。



空き店舗の増加
立地変化による顧客減少・店主老齢化による廃業等で空き店舗の増加が進み、一層衰退が進んでいる。



店主の老齢化(後継ぎ問題)
個人商店が多く、店主・従業員の老齢化が進み後継ぎ問題で、営業維持が出来ない状況がある。



競合店の進出
セルフサービスによるスーパーマーッケット・24時間営業のコンビニエンスストア・激安チェーン・郊外型大型ショッピングセンター等の進出で競合激化の状況にある。


何を活性化するのか

何を活性化するのか



意識・組織の活性化
市場の古老が、よく「昔は良かった、物(商品)を並べておくだけで飛ぶ様に売れた」と懐かしむ。
確かによき時代を生き抜いて来たのが、そして物不足の時代に社会的機能を市場は果たしてきたのです。
しかし、時代は急激な変化・移り変わりをしてきた。「大量生産・大量消費の時代」・「高度成長・右肩上がりの時代」・「物あまり・バブル崩壊」そして「IT時代の到来」
ある大手チェーンの経営者から「小売業は変化適応業である」とよく言われた。正にその通りである。
小売市場の活性化の先ず第一は『意識・組織の活性化』即ち『これまで通りの意識・と組織』を見直し『変化に適応できる』意識改革と組織活性化がまづ第一にするべき事項です。




建物・店舗の活性化
●[単なる建物の建替]えでは当然の事ながら[活性化]にならない事は明白です。
●競合に勝ち、集客力を上げ、売上UPを図る為の[活性化]が目的であるはずです。
●その為には、統一の取れた、明確な店舗(市場)の[コンセプト]を作成(策定)する必要があります。
●コンセプト策定の為には@商圏分析によるマーケテイング調査、A市場のもつ個性・特性の分析・評価による[切り捨てるものと育ててゆくもの]を決定することです。
●コンセプトに基づき、[店舗プラン]を作成します。
●店舗プラン作成のためには[権利調査・規制調査]により制約条件を確定する必要があります。
●いよいよ[建物の活性化]即ち現状店舗の解体・更地化・建物工事・竣工・開店準備・開店へ進みますが、当然の事ながら[事業計画]・[資金計画]・[収支計画]・[運営計画]に裏打ちされなければなりません。




経営・運営の活性化
●[従来の営業]から[時代の変化に対応した営業]に切り替え対応する事が重要です。
●MDの洗い直しにより、競合店との[差別化]を図る。 (※自店の得意とする商品・サービスは何か、その為には品揃え・仕入先・店舗構成・プライス・販売方法はどう対応ー改善ーしたら良いのか。)
●店舗運営の人員配置・担当の明確化。モラールの向上。
●計数管理による営業計画(予算管理)の確立。 (適正仕入れ・適正在庫・適正売場を計数に裏打ちされた運営へ移行)
●販促計画に基ずく売上増進策の確立。




販売・販促の活性化
●店舗運営は物・サービス(商品)の販売が当然の事ですが、目的です。
「良い商品を仕入れ、お値打ち価格で販売しているのに売れない」なぜ?どうすれば買って貰えるのか?原点に一度立ち返り販促について考えましょう。
「エリアマーケッテイング」と言う言葉があります。
自分のお店・自分の市場がどのようなお客さんに、どのように利用して頂きたいのか、ライバルはどうなのか、そしてお客様は何を私のお店・市場に求められているのか?そしてその期待に応じているのか?から始めましょう。
●商圏分析が終り、お店作りができたら、お客様に知って貰い、お越し頂き、お買い上げ頂く、そして再びご来店頂く為の一連のサイクル。その全てが、「販売促進」でその為に「何を・何時・どういう方法で」実行するか。を考えましょう。
●単なる新聞折込を惰性で続ける事が、決して販促では無いはずです。


活性化の進め方

活性化の進め方



[STEP:1]基礎知識の習得(勉強会)
●公設であれ公認であれ私設であれ又「振興組合」であれ「任意組合」であれ、小売市場は個々の商店の集合体で構成されております。
●集団で一つの事を進めるためには、皆で共通の認識をし、一定の方向へ進める必要があります。
●その為には、皆でまづ勉強会を始める必要があります。
今、私の小売市場はどういう状況にあり、これからの見通しはどうなのか?まづ現状分析から始めましょう。その上で、何が問題で、改善すべき事は何なのか?
●改善事項が分析されれば、次は改善する為にどうすればいいのかに移ります。
●建物の活性化の為には、建替え、改造を問わず、権利関係(不動産関係)、建設関係についての勉強が必要になります。
●セルフ化の導入にしろ専門店形式にしろ、又はそのミックス型にしろ、統一営業・運営についての勉強が必要になります。
●事業を進める為には、当然資金が必要であり、投資・採算・資金調達の勉強が必要になります。
●他にも、多くの事項が出てまいりますので、その都度必要に応じた勉強を致します。




[STEP:2]基本計画の作成(策定)
●建物基本プランの作成:どの区域(敷地)にどのような配置で(導線計画の検討)でどれくらいの規模の規模の建物(DEV土地有効利用検討)とどれくらいの店舗規模(適正店舗規模の検討)を作るかの基本プランを作成(策定)する。
●店舗基本プランの作成:あるべき店舗コンセプトに基づき、店舗(配置)基本プランを作成(策定)する。
●投資採算基本計画の作成:投資額(概算見積)・収支基本計画をシュミレーション検討、・資金調達基本計画を検討し投資採算基本計画を策定する。




[STEP:3]計画主体の確定(参加・不参加)
基本計画に基づき、各店に対して活性化事業に参加するかしないかを確認し、最終的に事業参加者を確定し、実施計画に移行する。




[STEP:4]実施計画の作成(策定)
●店舗実施プランの作成:基本計画を受けて、実施設計、投資額見積の作成、発注準備。
●事業収支計画(予算)の作成:収支基本計画を受けて、投資・収支予算を作成。
●資金調達実施計画:「投資・収支予算」に基づき、資金調達手続き。(EX:公的補助・公的融資・金融機関融資・入店者負担等)
●実施(着工)準備:休業・退店・新規開店準備。




[STEP:5]活性化事業の実施(工事・開店準備)
●建設工事:閉店(仮設営業)・解体更地化・工事着工。
●営業:仮設営業・新規開店準備(※新設店舗運営研修を含む)。




[STEP:6]リニューアルオープン(運営)
工事中に付き今しばらくお待ちください。




商店街の活性化(街づくり)


商店街の活性化



現状と課題
郊外住宅開発の進展、いわゆる都市のスプロール化、自動車社会生活への移行に伴い郊外型大型商業施設が進展する中で、主に駅前に立地する旧市街商店街は高密集地の為、道路を始めとした都市基盤整備の遅れもあって、次第に集客力の低下をきたし特に地方都市の中心商店街や集積の少ない周辺商店街は来店客の減少、空き店舗の増加等、衰退の危機に直面している。
商店街の特性は、究極において、個々の商店の任意の集積であり、統一的な意思決定が商店街全体として出来にくいこと、又環境整備は行政に係わる都市計画を伴う事、等によりコンセンサス作りと事業化に時間と費用がかかり速やかな対応が困難な課題を抱えています。




意識・組織の活性化
商店街の特徴的性格は、小売市場やショッピングセンターが或る一定の目的を持って計画的に作られたり組織されているのに対して、商店街は、自然発生的に形成された商業集積である。その性格から、一定の統一の取れた組織化・行動はなかなか取りにくい。しかし、当然共同歩調・事業は必要欠くべからざるものであり、その為に「商店街振興組合」や「商店会(任意)」等が組織され面的な拡がりで統一事業をする場合その連合体が形成される。
この為、個々の商店の「個性・自由」と「全体の調和」を如何に図り活性化するかがそれぞれの商店街の課題である。




施設の活性化
施設活性化項目(事例)
■アーケード
商店街の代表的共同施設が「アーケード」です。「アーケード」の最大の特徴は、公共の道路利用である為、当然の事ながらアーケードの新設・改造・カラー舗装等には行政機関との調整・補助等が不可欠である。常日頃「行政」とのコミュニケーションをとり、「商業診断」を受けることである。
■共同駐車場
商店街は高度密集地、人の集まるいわゆる「繁華街」である為、駐車場の新設は極めて難しく、一方車社会にあって益々駐車場の必要性は高くなっている。現状の解決策として既存駐車場との利用契約をするケースが多いが、近年、行政を巻き込み道路を活用した「地下駐車場の建設」のケースがふえている。(いずれにしても、行政抜きでは困難)
再開発
一般的に商店街の「施設の活性化策」として実施されるのが、「再開発手法」である。商店街の多くは駅前の高度密集地であり、都市計画上、駅前整備は行政としても最大の課題である。商店街の施設の活性化は、「街づくり」そのものなのです。

事業手法
再開発事業・区画整理事業
工事中
商店街近代化事業
[事業協同組合]・[協同組合連合会]・[中小企業たる商店街振興組合]・[商店街振興組合連合会]等が、市街地の整備上適当な区域に於いて、[店舗の改造]のほか、[商店街の共同施設(EX:アーケード・カラー舗装・共同駐車場・小公園・街路灯・コミュ二テイホールETC)]の設置や、[その他の事業(EX:共同宣伝・売り出し・共同仕入れ・教育情報・共同計算センター・従業員福利厚生施設ETC)]を行う場合、無利子乃至低利な条件での貸付を受ける事ができる制度。
■個店別活性化策1:「店舗改装」
経営方針の再チェック、今後の業態展開、販売計画、資金計画があってはじめて「店舗の改装」が成功するのです。
「何の為に」・「どれ位かけて」・「何を」改装するのか?をはっきりさせることが重要です。
■個店別活性化策2:「販売システム・在庫」の見直し
■個店別活性化策3:「お店作り(顧客満足を売場に活かす)」
店舗の活性化は、何も「店舗改装」することとは限らない。「改装」はあくまで「活性化策」の1つである。
重要なのは、「お客様に満足して頂く」店作りであります。
ことに@[商品に満足して頂く。]A[快適にお買物して頂く。]B[真心を込めた対応をする。]以上三点に対するチャレンジ精神こそが、「活性化」のベースにあると思います。


事業推進主体・資金調達
商店街振興組合
小売商業・サービス業を含む事業社等が商店街を中心にして設立する組合で、主に街路灯・アーケード・カラー舗装・共同駐車場・文化教室・集会所等のコミュにテイ施設を設置する等の環境整備事業を行って、街づくりを推進しようとする組合です。その他、共同購買・共同宣伝・共同売り出し・イベント活動・商品券の発行等の販売促進事業や顧客・商品情報等の情報化事業などの共同経済事業を行う。
設立与件は、小売商業・サービス業を含む事業者3〇人以上が近接して商店街を形成している地区であり、その地域内で組合員となれる資格者の2/3以上が組合員となり、全組合員の1/2以上が小売商業者又はサービス業を営む事業者であること。
■再開発組合
工事中
■街づくり協議会
街づくり情報
■助成金・高度化資金
工事中
■TMO制度(中心市街地活性化法に基づく街つくり機関)
中心市街地の空洞化対策として、政府は「中心市街地活性化法」を成立させ、「各地域」に「TMO(街つくり機関)」が組織され中心市街地の活性化に取り組むこととなった。





地元主導型SC


地元主導型SC



地元主導型SCとは



事例紹介
地域商業活性化事例





活性化関係hp
兵庫県小売商業支援センター
大阪府小売商業支援センター
京都小売商業支援センター
滋賀県小売商業支援センター
神戸市産業振興財団(中小企業振興センター)
商店街ネットワーク
クウォールエイド(中心市街地活性化に関する提言)
食品流通構造改善促進機構
流通業・サービス業における構造変化







@niftyID:ANA22076