クロック信号をオシロでみてみます.
Ch1は本のP.106でいうところのA点の電圧です.
Ch2がクロック信号です.
クロック周波数は0.7Hzです.画面右にCh2の周波数等を表示してあります.
約1Hzの設計なのですが,かなり低めになってます.
本と違って,C=1マイクロの積セラとR=330kオームの抵抗を使いました.
時定数はτ=CR=0.33で本と同じです.
オシロの波形から電圧をざっと読みとって,時定数を求めてみることにします.
V1=-3.7VからV2=+3Vまで充電される時間はΔt1=0.612sなので,
τ1=Δt1/log(E-V1)/(E-V2)=0.416(s)
です.なお,Eは充電電圧の5Vです.
V3=8VからV4=1.3Vまで放電にかかる時間はΔt2=0.784sなので,
τ2=Δt2/log(V3/V4)=0.431(s)
です.
τ1(≒τ2)がτより30%程度大きいです.
回路に付随するR,Cの成分によって大きめになるのでしょうか.
それにしても大きい気がしますが,小さめになるよりは納得できる気がします.
なお使用したC,Rの値を正確に測っていないのですが,余っている部品のばらつきは数%でした.
また,電源電圧による周波数の変化は5V〜6Vの範囲で1Hz未満でした.