PIM(Print Image Matching)はその名の通り、デジタルデータとプリントの色を合わせる規格です。
撮影した物とモニターそしてプリントの色が合わないと言うことは現状では当たり前です。
これはどんなモニターやプリンターを使っても必ず起こります。
そのためプロなどは「カラーマッチング」という作業を行っています。
印刷物の切れ端で端の方に原色の四角い印字があるのを見たことがある方も多いでしょう。これはカラーマッチングのための物です。
デジカメをプリントする際には、モニターを正確に調整して、その後プリンターの色を合わせます。
しかし、この作業は何枚ものテストプリントが必要で面倒な作業です。
また、パソコンのモニター規格その物が古いため表現的できる色の範囲が狭いと言う問題もあります。
8bit×3色しか表現できないモニターに対してデジカメの撮影データは10bit以上×3色が主流になっています。
この差がパソコンを通すとデータが失われ表現できない色が出る原因にもなります。
この様な手間とデータ劣化をなくすためにデータが直接印刷されるような規格としてPIMが誕生しました。
しかし、誕生したばかりの規格ですので、色々問題があります。
まずデジカメとプリンターが対応していないといけない<今後順次対応はしていきますがさらに新規格の登場も(^^;
直接印刷のみで加工するとダメである<元データを撮影時にちゃんとキレイに撮らなければならない。
メーカー指定の専用ペーパーのみで色々な種類のペーパーにはきちんと対応していない。
データの判定が誤判断すると代えって悪くなる<マニュアルモードだと働かない
このため現状では、PIM対応かどうかはデジカメを選ぶ際の重要なポイントにはならないと思われます。
2002年春PIM2規格が発表になりました。これはExif2.2が色情報を持つ事になったのに対抗してより性能をアップしたものです。PIM3やExif3もそのうち出で来るかもしれませんね。
2004年PIMは実質的に消失しましたね(^^;;
PIMの出力側はエプソンの最新プリンターで無いといけないことからも
他の出力メーカー(銀塩出力・昇華型も含む)やデジカメメーカーでもっと汎用性の高い規格を検討しており、カラーデータをExifの規格としてVer2.2から載せることが決まりました。
PIMはプリンター側にこの様な印字をしてくださいと書かれた指示書(レシピ)です。基本的に対応プリンター同士では違いがない様に印字されます<実際には違いますけどね。
Exif2.2はこの様に撮りましたと書かれた仕様書(素材)です。それをプリンター側が判断してより最適な印字をします。従って対応プリンター同士で仕上がりが違うのは当たり前です。プリンター側で判断しますからドライバーの更新でよりよくなる可能性があります。
両者は相反する物ではないので両方対応している機種もありますが、PIMはエプソンのプリンターにに限られるためデジカメ側も対応を躊躇しているメーカーが多いです。