起動速度に関して

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本格的なスナップ用途に使えるデジカメは数少ない現状です。

 その要因は起動速度が遅いこともしくは電源を入れっぱなしにしておけないことと合焦速度の遅さ、テンポの良い連写ができないことです。
 最近は従来の画像を撮れるまでに4〜5秒は最低かかる機種に対しての異議が取り上げられて起動速度が早くなってきていますが、まだまだ起動速度を気にしないですむレベルになった機種は少ないです。

 そんなことから少なからずデジカメ雑誌等では起動速度を測定して公表しております。
その場合具体的な測定方法が明記していない物もありますが、明記してある物はスイッチを入れてシャッターを押し続けて最初の画像が撮った時間と言うものが多いです。
これは客観性の意味から間違った測定方法ではないですが、実際の使用に際しては落とし穴があります。

 具体的にライバル機種として良く比較されたオリンパスのC-990ZとフジのFinePix2500を取り上げます。
測定される起動速度には大差ない両機種ですが、実際の使用には倍以上の時間差が開きます。
なぜこんな事が起こるかというと、フジFP2500の起動方法に手間が掛かることが上げられます。

 オリンパスのC-990Zは、レンズバリアと起動スイッチが連動しており、レンズバリアを開くと同時に起動し始めます。
持ち歩いている状態から即座にスイッチを入れることができます。
 これに対してフジのFP2500はレンズバリアを開いただけでは起動せず、本体上部のレバースイッチを入れないと起動しません。
つまり、左手をデジカメに添えてレバースイッチを動かす必要があり、スイッチを入れるまでに時間がかかるのです。
もっともC-990ではディフォルトで液晶モニターが付くようになっていないので、モニター使用の場合はそのスイッチを入れる必要があります。

オリンパスC-990 フジFP2400Z

この様にデジカメの中にはスイッチを入れるのに手間取る機種が少なからずあります。

これらの機種ではいくら起動速度が速くても実際の使用ではその速さを生かせません。

たぶんに個人的な部分(手の大きさや使い方など)で違いが出るので、店頭などで実際に持って確認するのを忘れずにしましょう。
その際は自分が使うような動作(鞄に入れて取り出すのか、手に持って居るのかなど)で試しましょう。