高倍率ズームデジタルカメラはどれがよいのか

望遠の効く高倍率ズームが手軽に買えるのがデジカメの特徴といえます。
まず何を撮るのかそして何に使うのかで必要になる画素数を決めて下さい。これでほぼ絞り込めます。
ホームページなどでの使用に限れば、3倍ズームクラスでデジタルズームorトリミングでも対応可能ですが、
ポートレートなど背景をぼやかした効果が必要な場合にはやはり高倍率ズーム機種になります。

手ぶれ補正機能は必要か

これは何を撮るのかに寄ります。
晴天下の明るい場所や被写体で35mm換算で200mm程度までの撮影が主なら不要でしょう<運動会みたいなシーンですね。
しかし、明るい場所でも最大倍率側で撮るのならある方が安心です。
曇天以下の明るさや高倍率側がメインで撮る場合は無いと手ぶれを押さえるために苦労します<構え方をしっかりする必要がある。
手ぶれ補正がない機種やoffでの撮影では必ずしっかり構えられる環境が必要です<人混みの中での撮影は不可。
その意味で液晶モニターでしか撮れない機種はしっかり構えられないので不利です。

三脚が使用できる環境で撮影できるなら手ぶれ補正機能が無くても撮れますし、付いている機種でもよりぶれないで撮ることができます。
ただし、遅いシャッター速度になると被写体ブレが起こります<屋内スポーツなどは手ぶれ補正が付いていてもダメ。

手ぶれ補正機能が付いているからぶれないわけではない。
手ぶれ補正機能はあくまでもカメラが動くことによるブレを防ぐ物で被写体が動くことによるブレは補正してくれません<より早いシャッター速度で撮ることが必要。
またあまりにも遅いシャッター速度で撮る場合は補正機能が働いてもぶれます。

電動と手動

焦点距離を変えるのに手動の物と電動の物があります。
どちらが良いかは使い方等に寄りますが、高倍率ズーム機種の場合微妙なズーミングができることから手動の方が使いやすいかと思います。
電動の場合広角から望遠またはその逆が早いものは途中で思ったように止めることが難しいです。遅い場合は止めやすいですが、両端の移動に時間が掛かります。

機種 倍率 35mm換算 手ぶれ 画素数 テレコン ワイコン 外部ストロボ 寸評
オリンパス C-2100uz 10倍 38〜380 211 30mm 2001年頃のベスト
ミノルタ DiMAGE A1 7倍 28〜200 540 1.5 0.8 2003年〜のベスト
コニカミノルタ DiMAGE A2 7倍 28〜200 830 1.5 0.8
オリンパス C-770uz 10倍 38〜380 × 400 1.7 0.7 高倍率では一番小型・外部ストロボが使える
オリンパス C-670uz 10倍 42〜420 × 320 1.7 0.7 × 高倍率では一番小型・広角側がない
オリンパス C-755uz 38〜380 × 400 1.7 0.7
オリンパス C-745uz 38〜380 × 320 1.7 0.7 ×
京セラ Finecam M410R 10倍 37〜370 × 400 起動が遅いが、連写は軽快
キヤノン PowerShotS1 IS 10倍 38〜380 320 1.6 0.7 × 回転液晶モニター・AF時に画面がフリーズする
キヤノン PowerShot Pro1 7倍 28〜200 × 830 1.5 回転液晶モニター・手ぶれ補正がない・電動ズームリング
コニカミノルタ DiMAGE Z2 10倍 38〜380 × 400 0.75 早いAF・スポーツにお勧め・外部ストロボが使える
東芝 Allegretto M700 10倍 37〜370 × 320
フジ FinePix S5000 10倍 37〜370 × 310 1.5 0.79 × 高感度・低価格
フジ FinePix S7000 35〜210 × 630 1.5 0.79 高感度撮影が可能
パナソニック DMC-FZ10 12倍 35〜420 400 望遠側も明るいレンズ・屋内がメインの方にお勧め
パナソニック DMC-FZ2 12倍 35〜420 200 望遠側も明るいレンズ
ソニー DSC-F828 28〜200 × 830 赤外光によるナイトショット・レーザーAFなど暗闇に強い
ニコン Coolpix 8700 35〜280 × 830 回転液晶モニター

テレコンバーターとワイドコンバーターはメーカー純正の物です。用品メーカーから出ている物もあります。
ほとんどの場合ズーム全域での使用可能とは限りません。
多くの機種ではコンバーターの接続アダプターが必要です。


以下は2003年頃の記述です。私の評価の考え方や中古をお考えの場合のご参考にそのまま残しておきます。

倍率 35mm換算 ワイコン テレコン 画素数 手ブレ 寸 評
オリンパスE-100RS 10倍 38〜380mm 30mm 150万 一押し・スポーツなどに最適・製造中止
オリンパスC-2100UZ 10倍 38〜380mm 30mm 211万 次点・一番バランスの撮れている機種・製造中止
オリンパスC-700UZ 10倍 38〜380mm 30mm × 211万 × 3倍で物足りないなら、10倍近くの利用は(^^;;・製造中止
オリンパスC-720uz 8倍 40〜320mm × 300万 × C-700uzの300万画素数版・CCDサイズの性で倍率が抑えられています・製造中止
オリンパスC-730uz 10倍 38〜380mm × 300万 × C-700uzの実質的後継機・スーパーマクロ・製造中止
オリンパスC-740uz 10倍 38〜380mm 400万 × C-730uzの後継機 xDカード対応
オリンパスC-750uz 10倍 38〜380mm 500万 × C-730uzの後継機・xDカード対応
オリンパスE-10 4倍 35〜140mm 28mm 203mm 400万 × 高画質が欲しいなら・光学ファインダー・製造中止
オリンパスE-20 4倍 35〜140mm 28mm 203mm 500万 × E-10の500万画素数版
キヤノンPS-90IS 10倍 37〜370mm 30mm 258万 ポートレートや屋内で大光量ストロボを使うなら・製造中止
カシオQV-2800UX 8倍 40〜320mm 28mm 480mm 211万 × 回転レンズがどうしても欲しいなら・製造中止
カシオQV-2900UX 8倍 40mm〜320mm 28mm 480mm 211万 × 回転レンズがどうしても欲しいなら・QV-2800UXのマイナーチェンジモデル・製造中止
ソニーDSC-F505V 5倍 38〜190mm 27mm 258万 × 今となってはインパクトに欠ける・ソニー製品が良いなら・製造中止
ソニーDSC-F707 5倍 38〜190mm 27mm 502万 × F505と比べると一回り大きい・暗いところには強い・製造中止
ソニーDSC-F717 5倍 38〜190mm 27mm 323mm 502万 × F707の後継機・ズーム操作等が改良
ソニーDSC-F828 F717の後継機・国内未発表
フジFP4900Z 6倍 35〜210mm 28mm ハニカム240万 × 広角側もいるならお勧め・使い勝手が今一・製造中止
フジFP6900Z 6倍 35〜210mm 28mm ハニカム330万 × 広角側が欲しいならお勧め・使い勝手は改善・製造中止
フジFP-S602 6倍 35〜210mm 28mm 315mm ハニカム330万 × さらに使い勝手が改善・動画がいるならお勧め
フジFP-S7000 6倍 S602の後継機・国内未発表
フジFp2800z 6倍 200万 × オートでしか取らないなら・製造中止
フジFpS304 6倍 38〜228mm 300万 × 上記機種のxDメディア後継機
フジ FP-S5000 10倍 37-370mm 29mm 555mm 310万 × S304の後継上位機
ミノルタDiMAGE7 7倍 28〜200mm 540万 × 広角からデジタルズームで超望遠と使いでがある・製造中止
ミノルタDiMAGE7UG 7倍 28〜200mm 540万 × DiMAGE7の有料パワーアップ版・製造中止
ミノルタDiMAGE7i 7倍 28〜200mm 540万 × 上記機種の改良型・AFの高速化など
ミノルタDiMAGE7Hi 7倍 28〜200mm 540万 × 64MBバッフで更に高速化・iの上位モデル・限定生産
ミノルタ DiMAGe A1 7倍 28〜200mm 540万 7iの後継機・手ぶれ補正を搭載してさらに機能アップ
ミノルタDiMAGE5 7倍 35〜245mm 300万 × 広角がないので魅力半減・製造中止
ミノルタDiMEGE Z-1 10倍 38〜380mm 28mm 320万 × ハイスピードAFと動画性能が売り・未発売
ニコンCOOLPIX5700 8倍 35〜280mm 28mm 420mm 500万 × 回転液晶がポイント・マクロが充実
パナソニックFZ1 12倍 35〜420mm 200万 オートオンリーだが一番の高倍率
パナソニックFZ2 12倍 35〜420mm 200万 FZ2の後継機・絞り優先シャッター速度優先を搭載
東芝M700 10倍 37〜370mm 320万 × 2.5型の大型液晶が売り

キヤノン90ISとソニーF707のは334万画素数CCDを使用していますが、実際に使える有効画素数は258万になります。
ワイドコンバータとテレコンバータはメーカー純正の物です。用品メーカーのものやケラレを覚悟で口径の合う物を取り付けることもできます。
オリンパスE-10・E-20には420mm相当になる3倍テレコンもあります<6万円以上の定価と取り付け方法からあまり実用的ではないです。

たたき台はオリンパスのC-2100UZ

現在一番バランスのとれているお勧めモデルはオリンパスのC-2100UZです。現在中古市場でしか入手できませんが(^^;
何で一押しのE-100RSで無いのかというと、まずちょっと値段が高いことと高倍率ズームが必要になるスポーツなどでは速写性が有効ですが、秒15駒というここまでの速写性が必ずしも必要かは人によりますので。
従ってバランスのよいC-2100UZに対して不満や気になる点を検討して何かを引き替えに必要な機能のある機種を選ぶ形になります。

C-2100uzの入手が困難になってきています。次期たたき台機種としてミノルタのDIMAGE7iを選びたいと思います。

C-2100uzに対して 良い点 犠牲にする物
オリンパスE-100RS 速写性・ダブルメディアスロット 画素数が少ない
オリンパスC-700UZ 値段が安く・大きさが小さい 画質が劣る・手ブレ補正がない
オリンパスC-720uz 値段が安い・大きさが小さい 倍率、画質が劣る・手ぶれ補正がない
オリンパスC-730uz 値段が安い・大きさが小さい・画素数が多い 画質が劣る・手ぶれ補正がない
オリンパスC-740uz 画素数が多い 手ぶれ補正がない
オリンパスC-750uz 画素数が多い 手ぶれ補正がない
オリンパスE-10 画質が良い・画素数が多い・高級感がある 値段が高い・重い・倍率が無い・再生が遅い
オリンパスE-20 画質が良い・画素数が多い・高級感がある 値段が高い・重い・倍率が無い
キヤノンPS-90IS 外部ストロボが直づけ・回転液晶モニター 使い勝手が悪い・ズーミング速度・レスポンス
カシオQV-2800UX 回転レンズが欲しいなら 手ブレ補正が無い・ファインダーが無い・広角側がない
カシオQV-2900UX 回転レンズが欲しいなら・ヒストグラムが出る 手ぶれ補正がない・ファインダーが無い・広角側がない
ソニーDSC-F505V 回転レンズ・以外と持ちやすくブレの少ない筐体 倍率が低い・手ブレ補正・ファインダーが無い
ソニーDSC-F707 回転レンズ・暗いところに強い・以外と持ちやすくブレの少ない筐体 倍率が低い・手ぶれ補正がない・高い
フジFP4900Z 画質が良い・広角側が広い・外部ストロボ直づけ 使い勝手が今一・手ブレ補正が無い
フジFP6900Z 画質がよい・広角側が広い・外部ストロボ直づけ 手ぶれ補正がない・使い勝手は向上したがまだまだ
フジFP-S602 画質がよい・動画が非常によい・他上記 手ぶれ補正がない・高い
フジFP2800 価格が安い・小さい・軽い マニュアル操作・倍率が無い
ミノルタDiMAGE7 画質がよい広角側がとても広い・外部ストロボ直づけ・マニュアルフォーカスが簡単 手ぶれ補正がない・ワイドAFだと望遠側で迷うことがある
ミノルタDiMAGE7i 画質がよい・広角側がとても広い・他上記 手ぶれ補正がない・高い
ミノルタDiMAGE7Hi 画質がよい・広角側が広い・レスポンスがよい・他 手ぶれ補正がない・高すぎる
ミノルタDiMAGE5 外部ストロボ直づけ・マニュアルフォーカスが簡単 手ぶれ補正がない・ワイドAFだと望遠側で迷う
パナソニックFZ1 12倍ズーム・手ぶれ補正 画質はイマイチ?・プログラムのみ

DiMAGE7iとの比較は販売価格が高いので、低価格機や価格の落ちたモデルは省かせていただきます。
DiMAGE7ugを除く全機種が撮影時のヒストグラムの確認ができません。

DiMAGE7iに対して 良い点 犠牲にする物
オリンパスE-20 高級感がある・光学ファインダーで追従性がよい 値段が高い・重い・倍率が低い・広角がない・プログラムシフトができない
ソニーDSC-F707 回転レンズ・暗いところに強い・以外と持ちやすくブレの少ない筐体・分単位の電源残量表示 倍率が低い・広角がない・プログラムシフトができない・再生時もヒストグラムの確認ができない
ソニーDSC-F717 回転レンズ・暗いところに強い・以外と持ちやすくブレの少ない筐体・分単位の電源残量表示 倍率が低い・広角がない・プログラムシフトができない・再生時もヒストグラムの確認ができない
フジFP-S602 記録画素数が多い・動画が非常によい・マクロが強い・肌色の再現性がよい 広角がない・ビューファインダーの視野率が低い・グリップが大きい
ミノルタDiMAGE7 実売が安い(現在では中古が主ですが5万円程度) ワイドAFだと望遠側で迷うことがある・電池の保ちがイマイチ
ミノルタDiMAGE7UG 実売が安い(DiMAGE7+6000円) 電池の保ちがイマイチ
ミノルタDiMAGE7Hi 黒ボディ・レスポンスが更に良くなっている 値段が割高
ミノルタDiMAGE5 実売が安い・望遠側が大きい 解像度が劣る・広角側がない
ニコン E5700 望遠側が大きい・回転液晶モニター・筐体サイズが小さい 広角がない・液晶モニターが小さい・筐体が小さいので持ちづらい
パナソニックFZ1 望遠倍率が大きい・手ぶれ補正が付いている・軽量 広角がない・画素数が少ない・テレ端の最短距離・画質が悪い・プログラムオンリー

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