デジタルカメラの寿命は3年

個人的見解として現在のデジカメの「償却期間(寿命)は3年」と思っています

 テジタルカメラの場合、機械的寿命より商品価値的寿命の方が確実に先にきます。
例えば高倍率ズームが欲しい場合、より高倍率の新製品が出た時点で寿命がきてしまったとも言えます。
したがって、自分が何に使うのかなどの購入目的を明確にしましょう。
現在のデジカメはメールなどネットやモニターでしか見ない使用では画質的には満足できるかと思いますが、プリント目的の場合はまだまだ発展の余地はあります。

 デジタルカメラは電気製品ですので、故障の場合の部品保存期限は製造後5〜7年有ります。数年に渡って継続生産される機種は少ないので、実質的には発売後5〜7年と同じです。
従ってその間の故障は修理可能ですが、1万円前後は修理に最低掛かり、発展途上の機械であるという現状では数年もすれば買い換えという選択肢の方が優位かと思われます。特にコンピュータの世界は3年一昔以上に変化の早い世界ですからね。

 デジタルカメラのオプション類にも寿命があります。
一番判りやすいのは充電池ですね。大体メーカー発表で約500回ですからある程度割り引いて300回前後とすると数年程度で寿命、交換になります。特に専用電池タイプはその時点での入手が可能かが問題ですね。デジカメほどではないですが充電池の世界も5年ほどでモデルが変わっています。
メディアにも書き換え可能な回数という寿命があります。これは4桁は確実に有りますから問題にはあまりならないかと思いますが。

そして、パソコン環境。企業では安定性ということでWin95・98をまだまだ使っている所も多いようですが、個人では少ない方でしょう。新しいデジカメでは古いパソコンのサポートはあまりしませんし、逆に古いデジカメでは新しいパソコンをサポートしていない事があります。パソコン1世代3年くらいは安心ですが、2世代を越えると全体の環境を保持していないと不便になってきます。2007年頃を目処に新しいOS・Windowsビスタが発売されますが、おそらく数年のうちにXpへのサポートは無くなっていくかとおもわれます。

 価格面での価値
発展途上のデジカメはほとんどの機種が1年程度で消えていきます。その間の値下がり率をそのまま延長すると3〜4年で0円になってしまいます。実際は2万円切ったところが底値ですが。どんな高い機種でも4年後ではよほど特徴のある機種でない限り下取り価格は1万円前後だったら御の字と思っていた方がよいです。

 以上のようなことから
デジカメの償却期間はおおよそ3年、それまでに元を取るような使い方をしたほうが良いと判断しています。
この場合オプション費用やプリント料金も勘案するのをお忘れ無く。
( 別に趣味や道楽で使うというを止めさせるわけではありません、元が取れなくてもかまわない、散財(?)したい方はどうぞお買い下さい )
元が取れるような使い方をしない、できない場合には下記のようなデジカメ以外の選択肢も考えられます。

そのほかの要因

 デジカメはパソコンの周辺機器です。最近はダイレクトでプリントできるプリンターなどパソコンレスで活用しようと言う動きもありますが、パソコン周辺機器には違い有りません。パソコン(OS)が変われば使えない、使いづらくなる可能性があります。
 WinXP以前のOSには付属のソフトが対応しなくなっています。次期OSは64ビット化により現在のソフトの多くは使用できない事が予想されています。

 USB直接接続が主流になっていますが、転送手段がパラレルの物(中古品)は現在非常に手間になっています。このことがUSB接続でドライバ依存するタイプのもの(リムーバブルタイプでないもの)に将来起こらないとは言えません。
 なるべく上位互換をとる方向だろうとは思いますが、これまでと互換性のない規格が一気に普及する可能性もあり得ます。

 またJPEG2000という画像保存規格があります。現在のJPEG規格の弱点、不可逆圧縮のため画像が悪くなることを回避したより圧縮率の高い保存形式です。今後普及するかは未知数ですが、OS側でサポートすれば一気に普及することもあり得ます。まぁ、普及後でも数年の間は標準で読めないと言うことはないでしょうが。(2002年7月になってJPEGにサブマリン特許の存在することが判りました。今後訴訟等がどの様に推移するかわかりませんが、場合によってはJPEGに対応しないという事態が起こりえる出来事です)

テジタルカメラ以外の選択肢

 デジタル画像を手に入れるにはデジカメ以外にも選択肢があります。目的に足りうるデジカメが今のところない場合など当座の手段としてこれらの手段を利用することも考えた方がよいです。
 銀塩フイルムからのデジタル化サービスは、プリント目的が主の場合優位な手段です。(同時デジタルでフイルム1本+700〜480円)
 フイルムスキャナーは過去に撮影した資産を生かせますし、解像度、画質もデジカメより比較的良いので高画質が欲しい方向きです
 フラットベッドスキャナーは、プリントから取り込む手段で、ネット用素材が主な目的の場合、各種ペーパーからも取り込めますので便利な手段ですし、ネガの無くなったプリントからでもデジタル化できます。価格も1万円台のもので十分すぎるくらい高解像度で取り込めます。4〜5万円クラスの物なら直接ネガから取り込んだり大伸ばしにも使えます。
 スポーツなど動画が向いているものはビデオカメラ(最近では静止画を撮ることが可能なものもあります)が良いでしょう。デジカメの動画機能はほとんどの機種でおまけ程度ですからね。

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