HP開設後のカメラ

ニコンFE

絞り優先AE&マニュアル露出。シャッター速度の上限が1/1000であるとか、シンクロ速度が1/90であること以外は後継機のFE2となんら変わることのない操作性で、中古価格も2万円ぐらいと手ごろ。ボディー前面に型式が入っておらず、非常にシンプルなイメージが好きなカメラ。MD-12(モータードライブ、現在も新品で購入可)を装着することも可能。

ニコンF3HP

ニコン伝統のF1桁シリーズ。F3にはいろんなバリエーションがあり、ノーマルファインダー装着のF3、ハイアイポイントファインダー装着のF3HPを基本として、F3T(チタン、チタンカラーとブラックカラーあり)、F3Limited、F3P、F3AF、F3Hなどがある。
20年間ものロングセラーであったが、2000年10月末をもって生産を完了した。登場時はプロスペックであったのは当然であるが、今となってはスペック的には目を引くようなところはない。しかし、信頼性を第一に考えられて製作されたカメラだけあって、このカメラの耐久性というのはすばらしいものがある。巻上レバーを操作してみると、非常に滑らかなことに驚く。フィルムを装着しても、1コマ目から最終コマまで、トルク変動の少ない巻上感がすばらしい。持っていて損はない魅力のボディー。横走シャッターの振動の少なさや、スクリーン交換可能、ファインダー交換可能、高速モータードライブ(MD-4)装着可能など、やはりプロスペックを意識して作られたカメラは質が違う。最近のプロスペックのカメラは重量級で使い手を選ぶが、このカメラならば誰でも気軽に使えるというのも魅力だろう。

ニコンF70D

スペック的には完全に中級機。このカメラは操作性の悪さから悪評が高かったが、一旦セッティングを決めてしまって、ネガフィルム中心で使用するのであれば、写りは非常に良く、問題を感ずることもほとんどないと思う。
F80が発売されるまで、ニコンの一眼レフで内蔵ストロボで3DマルチBL調光ができるのはこの機種だけであった。調光精度は極めて高く、F80と並び内蔵ストロボの実力はいまだにトップと言える。ワイドフォーカスセンサーという発想は個人的には嫌いな考え方だが、AFの能力も高い。液晶パネルの見せ方は、場所をとりすぎているとは思うが、これでいいんじゃないかと思う。

キヤノンEOS700QD

初心者用EOS。このカメラには面白い仕掛けがあり、モードダイアルがリバーシブルになっている。一方が絵柄に合わせるイメージセレクト、もう一方はシャッター速度優先AEとなる。ダイアル中央部のねじを外して文字盤をひっくりかえして装着する。
ストロボ発光をAUTOにしておくと、必要なときに瞬時にオートポップアップし発光し、また瞬時に格納される。EOS5もリトラクタブルストロボを装備しているが、その動作よりはるかに速い。その動作がうるさいとの声もあったとか。
発売期間が半年ほどしかなく、絶対的玉数は少ないと思われる。この写真にあるパワーズーム付きでの中古価格は意外と高く、4万円前後するらしい。

キヤノンEOS7

視線入力7点測距、35分割評価測光、視線入力機初の視度補正内蔵、秒4コマモータードライブ、ファインダー像消失時間130msなど。金属外装も採用しているが、比較的軽量でコンパクト。残念なのは内蔵ストロボがまたもやE-TTL対応としていないこと。
このカメラには、実はいらついている。個人差があるかもしれないけど、EOS5の視線入力はピシッと見つめたところの測距点が選択されるのに、このカメラはなかなか合わない。特に中央部は上下の測距点にもっていかれてしまうことが非常に多い。しかし、視線入力をキャンセルした場合でも、背面に新たに装備された測距点選択キーをダイレクトに操作することで、素早い測距点選択が可能。要はニコンの一眼レフだと思って使用すればいいこと。動作は非常に静かで、屋外で使用中にフィルム巻き戻しが始まっても気付かないほど。ファインダーのキレも非常にいい感じ。それにしても視線入力の精度をもっと上げてこないと、そろそろ信頼失うね。

コンタックスTVS

カールツァイスバリオゾナー28-56mm F3.5-6.7搭載(6群6枚構成 内非球面3枚)、サファイア結晶シャッターボタン、サファイアガラスファインダー、チタンボディー、ファインセラミクス圧板採用。新品定価17万円という高額のコンパクトカメラ。
露出制御は絞り優先AEが基本だが、これにプログラムAEの制御を組み合わせたもので、絞りの設定値では適切なシャッター速度が得られなくなると自動的に連動範囲内の絞りになるよう制御する。キャノンの一部の一眼レフにセイフティーシフトという機能があるが、これと同様の考え。
私がハワイに旅行した際、EOS7と28-135mmISレンズを組み合わせて持っていった。大きさ、重さ、遭遇するであろうシュチュエーションを考えて最良の組み合わせではあったが、やはりこういった旅行では、よりコンパクトな仕様が恋しい。そんな場合を考えて購入した。測光が中央重点測光だが、ネガであればあまり気にすることはないだろう。写りの良さには定評がある。一眼レフの代役を十分に果たせるスーパーコンパクト。

キヤノンEOS-1VHS

遂に買ってしまった。45点測距、21分割測光、ONESHOT時秒間10コマモータードライブ(動体予測時9コマ、いずれも専用バッテリー装着時)、マグネシウムボディー、E-TTL対応、徹底された防塵防滴設計、ロータリーマグネット搭載15万回耐久シャッター、本体内蔵のカスタムファンクションだけでなくパソコンとリンクしてのパーソナルファンクションの設定、などの特徴を持つ。
シャッターを切ってみると、実に気持ちの良い動作である。ニコンF5と違って、スムーズで柔らかいのに速い。それでも個人的にはパワーでねじふせるかのような動作をするレリーズ感の、F5の方が好きである。やっと最高級機にもEーTTLが搭載されて安心した。あの調光方式は安定しており、EOS-1Nが発売された時に搭載してくるべきだった。もし1Nにこの方式が採用されていたら、1Vには興味を全く持たなかっただろうと思う。
というのも、発表されたときから気に入らないところがあるからだ。1つはそのフォルム。ボディーの継ぎ目の位置がいやなのと、両肩のもっこりしたところが嫌い。美しくない。もう1つは45点測距そのもの。F5.6対応のクロスセンサーをいくつ配置できるかが、ユーザー本意の設計ではなかろうか。そうそうF2.8以上のF値を持つレンズのみを購入できるユーザーばかりではない。その点ニコンF5には好感が持てる。合わない測距点などいくつあっても一緒。ないほうがいい。それから、これが最大の欠点というか欠陥であろうと思うのだが、その測距点の選択方法に問題がある。EOS-1、1Nユーザーのことを考えての操作性であろうが、上下方向に測距点が広がったのを、あのような選択方法でコントロールするのは現実的ではない。まだ購入したばかりなので、これから実写していくつもり。

キヤノンEOS-1

1NRS、1VHSと購入して眺めているうちに、『これは初代1がないのはおかしい』(どこがじゃ)と思い購入した。
日常感じるスペック的な違いは、中央部1点のみのクロス測距、6分割評価測光、サイレント化されていない、というくらいで、基本的には現行機種との差はあまりないと言える。でもまぁ、シャッターの耐久性とか、防塵防滴構造とか、連写能力とか、ピント検出速度とか、動体予測撮影時のコマ速度の安定性とか、E-TTL非対応とか、単三ニッカドが使用できないとか、日常の使用では感じることのできない違いはある。
当時は高かったと思った価格も、最新の1Vと比べたら激安という感じがしてしまう。今更メイン機種として使用するつもりはないが、多点測距のEOSは測距点と連動した露出制御をしてしまうので、マニュアルフォーカスで使用することが多いマクロ撮影専用に考えている。スクリーンを方眼マットに、1Nが発売された際に発売されたDPグリップ(バッテリーパック)を装着、インターバル撮影ができるように背蓋をコマンドバックE1にしている。当然中古で入手したのだが、各部のメンテナンスと同時にパーツの交換も依頼し、新品同様の内外観として生まれ変わった。
そうそう、キャノンT90でもそうなのだが、メモリーバックアップ用の内蔵バッテリーを持っているため、5年を目処に交換を依頼することをお勧めする。リチウム電池でも、放電しきったものをそのままにしておくと液漏れをするのでご用心を。

ニコンクールピクス5000

自身2台目のデジカメ。5メガピクセル搭載モデルとしてはコンパクト。あまり小さくしすぎていないため、各部操作は非常に良好。CCDのサイズが小さいとは言え、5メガピクセルの解像度はただものではなく、A4サイズくらいまでのプリントであれば、フィルムで撮影したものと遜色ない画質が得られる。35mm版換算で、28mmレンズ相当からの広角レンズというのはありがたい。
いつかは一眼レフデジカメが欲しいと思っているが、記録素子のサイズが35mm版と同じになるまでは購入すべきではないと考える。コンパクトデジカメに関しては、記録素子を大きくすれば、それに伴ってレンズが大型化するし、解像度を欲張ればファイルサイズが大きくなることやバッテリーの持ちが悪くなるということが考えられるため、性能とサイズのバランスからすれば、この機種ぐらいまでが限界だろうと思う。現時点では、最良の選択だと思っている。
プリンタも買い換えたばかりなのでどっちのせいなのかははっきりしないが、クールピクス990に比べ、トーンが暗めで、赤味がやや強い発色をするような気がする。おそらくプリンタのせいだと思うが。

キヤノンIXYDigital200a

2メガピクセル機。購入時点でこれよりも軽量コンパクトなモデルは存在したが、適度な重量感と高い質感が気に入った。画質的には上記クールピクス5000には到底かなわないが、L判程度の印刷であれば十分鑑賞に耐えうるもの。自分の意志を反映したこだわりの撮影にはクールピクス5000を、気軽な撮影には本機を使用するつもりだ。原色フィルターの採用が効いているのか、発色ははっきりしており、コントラストも高い。画素数のせいもあるかもしれないが、クールピクス5000と比較すると、シャドー部でのノイズは気になる。

キヤノンIXYDigital320

3.2メガピクセル機。上記200aを購入してから1ヵ月も経たないうちにこの機種が発表され、かつてないほどガックシきた。最初は無視しようと思ったが、やはり気になって買ってしまった。
画素数以外の相違点は、200aが3点測距に対し9点測距、高性能画像処理エンジンDIGIC搭載、動画撮影機能の強化くらい。
デジカメの場合、画素が多くなると解像度は上がるが、必ずしも画質が良くなるわけではない。撮像素子の総面積が同じで高画素化すれば、一つ当たりの画素に当たる光量は少なくなり、S/N比の問題から、ノイズの目立ったものになってしまう可能性がある。この機種の購入にあたり、最も気がかりであったのはその点で、ある意味ではキヤノンの技術に期待をして、博打でもするかのような思いであった。
結果は、全く問題を感じない。よくこれだけ小さな撮像素子でありながら、これほどノイズを出さずにできたものだと感心している。その問題よりも、9点測距の方が気になる。カメラが判断する方式は元々気に入らないのだが、数が増えた分、思わぬところにピントが合う可能性が広がってしまった。

キヤノンEOSD60

APSサイズながら600万画素を誇る一眼レフデジカメ。
センサーにCCDではなくCMOSを採用しているのが最大の特徴。従来機種ではノイズリダクションを働かせると、撮影秒数だけノイズリダクションの処理に時間を要したが、この機種ではノイズリダクション機能がなくともノイズの発生を抑えられるため、リズムよく撮影ができる。
本来なら35mmフルサイズの撮像素子が、レンズの焦点距離やボケ味に対する感覚が従来と同じで使えるという点で望ましいと思うが、画素数的にはこれで十分だと思う。十分に高解像度、高画質である。
これから先、もっと安価な機種が登場するとは思うが、画素数に関してはこれ以上は不要だ。記録メディアの容量や、PCへ転送後の処理速度のことも考ても、これくらいがベストチョイスだと思う。
ややAF能力や連写能力、操作感覚などに不満が残る。デジタル部分を除いて考えると、初級機と中級機の間くらいという感じがする、特に暗いところでのAF能力はKissにも及ばないと感ずる。まだまだこれから先、“カメラ”としても磨きをかけていかなければならない部分だろう。これから先の展開に期待したい。
ただ、手放す際の価格の大幅下落は考えられるが、持っていて損はない、必要十分な要件を備えたカメラであるということを付け加えておきます。

キヤノンAV-1

絞り優先AE専用ボディー。シャッターの上限は他のAシリーズボディー同様1/1000。
ボディー側にはシャッターダイヤルのように見えるものがあるが、1/60とバルブとストロボ撮影をセットするためだけにあり、マニュアル露出での撮影は実質的にできない。FDレンズは構造的に絞り優先AEには適さないとされているが、シャッター速度優先AEを売りにしてきたキヤノンも市場の要望に従う形で登場させた。当時の新品価格がシルバーで40000円と安く、AE-1やA-1に憧れながらも資金的な問題でこの機種を購入した中学生や高校生も多かったことだろう。パワーワインダーAが装着可能だが、絞りの伝達に時間を要すのか、A-1やAE-1に装着しての動作より遅くギクシャクする。ただ、このワインダーには連続と1枚撮りの切替スイッチがないため、1枚撮るのには安心して使用できる。フォルム的に安定感があり結構好きなデザイン。古いカメラで初心者向きのものは、程度のいいものが少ないが、新品同様のブラックボディーを幸運にも箱や説明書付きで入手できた。

キヤノンAL-1

絞り優先AEと、シャッター速度が1/15〜1/1000までと範囲は狭いがマニュアル露出が可能。
最大の特徴はフォーカスシグナルの搭載。ファインダー下部にピント位置を示すインジケーターが装備されており、どのレンズを装着しても連動する。目に自信がない者でも安心して使える。オートフォーカス機が出るまでの過渡期的なものだ。電源は珍しく単4電池2本を使用する。当時の価格はAE-1Pが6万円、AL-1が58000円、AE-1が5万円、AV-1が4万円であった。機能・知名度・価格からして、AL-1が人気機種になれる要素はなかったと思う。大半がAE-1Pを買ったことだろう。絞り優先AE機が欲しければ、ずっと安価なAV-1で十分だしね。そんなわけで、AL-1の程度のいい中古は非常に少ない。今回もブラックボディーを箱や説明書付きで程度の非常にいいものを入手できた。これで遅まきながら、国内向けとして発売された“Aシリーズ”を全て入手したことになる。デジタル一眼レフが主流になると読んでいながら、こんなことをしている自分が不思議だ。これが味や思い入れというものなのだろう。ほとんど病気である。

キヤノン EOSKissDigital

遂にKissベースの一眼デジカメが登場した。と思ったのだが、ネーミングこそ“Kiss”だが銀塩とは全く違うボディーだ。
販売当初のものとして、オープン価格ではあるが、レンズ付きキットの標準価格は14万円、ボディーのみは12万円が一応の目安らしい。
セットの中にメモリ(コンパクトフラッシュ)は付属しない。付属するレンズはEF-Sタイプというバックフォーカスを短くした新型レンズで、後端がボディー内部に入り込み、他のEOSには装着できない。
今後、広角系レンズにEF-Sタイプが多少出てくるとは思われるが、従来のEFレンズがその主役の座を奪われるということはないと思う。仮にそうなるとしても、長い年月がかかると思われる。むしろAPS-Cサイズの撮像素子のものは次第に少なくなると思われ、EF-Sレンズはそんなに大きな展開とはならないだろう。
購入したのはレンズ付きのモデル。使ってみた印象だが、バッテリーグリップBG-E1にバッテリーを2個装着していても、とても軽量で全く気にならない。(普段が重装備すぎるのだろうか・・・)
カスタムファンクションがないとかAFモードの切り替えがないとかというのはKissというモデルの位置づけからしてやむを得ないが、電気的にちょこちょこっと細工を入れるのにそんなにコストがかかるわけではないので、ここらは省略しないで欲しかったところだ。
D60よりファイル容量がやや大きいこともあるのかもしれないが、メモリへの書き込み速度はやや遅く感じる。また、連写も試してみたが、僅か4コマしか連写できないというのはやはり不便を感じる場面もあると思う。カスタムサービスで内蔵バッファの増設でも対応して欲しいものだ。写りの質は十分合格。
D60と比べるとやや派手気味だが、このままプリントして使うにはかえってこのほうがいいかもしれない。

ペンタックス オプティオ43WR

実質的に使う目的で購入したものとしては初めてのペンタックスカメラ。
銀塩カメラの頃から防水仕様のものが欲しくて、オリンパスのミューシリーズとかキヤノンやミノルタのや現場監督なども考えたこともあるのだが、ついつい後回しになっていた。
このカメラは日常生活防水という程度ではなく、水深1mに30分ほど放置しても耐えられるほどの防水性能があるそうだ。(試してみる勇気はないが)
降雨が考えられるシーンでは、これまではカメラの故障を恐れて使用を避けてきたが、その分逃した被写体もたくさんある。このカメラのおかげで気兼ねなくそういうシーンに備えることができそうだ。自身のデジカメとしては初のSDカード仕様だが、自分の考える記録メディアはコンパクトフラッシュかSDカードで、その他のメディアは候補に入っていない。コストや信頼性や汎用性を考えるとこの2つに落ち着くと思う。
各部の操作感やメニューのわかりやすさは、これまでに他の機種を触ったことがある者なら説明書はいらないと思う。決しておしゃれなカメラではないのだが・・・
写りは可もなく不可もなくだが、IXYDigital320と比較するとややノイズが多いような気がする。撮像素子の総面積の割に画素数が多いので止むを得ないことかもしれない。常備カメラとして活躍してくれそう。

キヤノンIXYDigital500WhiteLimited

まだ買ったばかりなんだけど、嬉しくて載せちゃいました。
操作性そのものは320とほとんど変わらないし、ピクトブリッジを使用してダイレクトプリントを行う可能性も低いので、変わった点と言えば画素数と、何と言っても限定9500台のこの外観です。意外に思われるかもしれませんが、限定バージョンのカメラを買うのは初めてなんですよ。
ちょっと試してみた感じでは、高画素化の影響で低感度化しているのではないかとか、ノイズが増えているのではないかという不安があったものの、320と比較しても何ら影響がない感じ。400万画素のIXYDigital400から、CCDの総面積が大きくなった分、かえって余裕ができているのかもしれない。単純に高画素化されて高解像度になったという、いい影響のみが出ている感じ。色の再現性も向上しているような印象。
こんな限定バージョンを出してくるということは、フルモデルチェンジが近いということだろうとは思う。今後のIXYは、起動時間の短縮や液晶モニタの大型化など、他社に比べて遅れている部分を大幅に改善したモデルとなってくるような気がしてます。マイナーチェンジを繰り返してきたかのような印象があるIXYが、本格的な世代交代をする時期が迫っているような予感。 それを承知していても、スナップカメラとして最高のアイテムだと感じられるところがIXYシリーズの最大の魅力のような気がします。

キヤノン EOSKissDigitalN

正式発売日の前日にブラックボディーを入手した。
性能面では旧Kiss-Dが勝る点は何もなく、20Dとの違いも材質やシャッター速度、連写能力くらいなもんで、道具としては抜群にパフォーマンスの高いものと言える。ただ、旧Kiss-DでもそうだったしD60でもそうなのだが、MFでピントを合わせるのは難しい。
開封してみて驚いた。まずはその大きさ。なんじゃこりゃーと言いたくなるほど小さい。またまたなんじゃこりゃーと言いたくなったのは、あまりにチープな質感。元来外装素材には拘りはないのだが、まるで塗装前のプラモデルのような雰囲気すら感じられるお粗末さ。過去最高にチープな風貌である。
このあたりをろくに確認もしないで購入したのには訳がある。本来なら20Dあたりを買うのが正道だと思うのだが、D60を購入後わずか3ヶ月で10Dが発売され、しかも実売価格が6万円も安かったという苦い経験があり、20Dでも同じことを味わわされる可能性を考えると、とても恐ろしくて手が出せないのだ。その点Kiss-DNなら、全額損しても85000円。(ボディーのみの購入価格) しばらくとことん満足できる20Dクラスのものが発売されるまでの繋ぎとして妥当な選択だと思う。20Dクラスはフォーカシングスクリーンの交換くらいは当たり前にできなくては満足できないし、液晶モニタももっと大きくしてくれないとダメだし、撮像素子へのダスト付着問題にしても、オリンパスにパテント料を支払ってでも早期対策をしてもらわないとダメだ。要求レベルが高いのだ。
使い心地は非常に良い。20Dという選択をする理由というものが果たして何なのかと思えるくらい。Kiss-DNの倍の価格の価値を20Dには見つけられない。

ペンタックス オプティオWP

オプティオ43WRを手放して新たに購入した。
43WRに性能的な不満は特になかったのだが、無骨とも言えるあのデザインのものを人前で取り出すのには勇気がいった。液晶モニタがボディーの割には小さかったのもポイントかな。それと、43WRが防水性はあっても水中撮影はできなかったのに対し、水深1.5mまでなら水中撮影が可能となった点が最も大きなセールスポイントかもしれない。それだけ防水性能に対し、より高い信頼性を得たと評価できる。
WPを手にしてみて感じたことは、本格的な防水性能を有しているカメラとしては大変スタイリッシュであるということだ。折りたたみの携帯電話のようなルックスで、43WRで不満に思っていた点は全て解消されていると言っていいかもしれない。
気になったのは、液晶モニタがサイズ的には大きくなったものの、精密感に欠ける表示で質が低いことと、撮影や再生時のメニュー表示をさせるのに、感覚的に合わない感じがする。メニューそのものはたくさんあってびっくりするほどだ。そのメニューの中に特筆すべきものがある。誤って画像を消去した場合でも、新たに撮影していないことと電源を切っていないことという条件が付くが、復活させることができるのだ。試しにやってみたが完全に復活する。
生成される画像は43WRもそうだったのだが、ややマゼンタ寄りの画像となるようだ。被写体によっては生き生きとした感じがするが、もう少しニュートラルな発色のほうが癖がなくて良いのではないだろうか。
防水性をより高めたことに起因するのかもしれないが、各操作部がやや硬い。43WRでは単三かリチウム電池を使用する仕様だったのだが、専用充電池を採用し経済的になったのも実使用では評価できる。この点についてはデメリットと感ずる人もいるとは思うが。
全体としては大変魅力的なカメラとなったと思う。こんなにスタイリッシュで天候を気にせずに使えるカメラこそ、常時携帯にふさわしい。

キヤノン EOS5D

所謂フルサイズ機である。私にとっては待望の機種。
上記Kiss-DNの欄で20Dクラスで満足できるレベルのものを望んでいると記したが、上位機種にはなってしまったが、思い描いていた理想的なカメラがこれだ。完璧かと尋ねられればそうではない。内蔵ストロボがないのはやはり不便だし、連写能力が実売30万円を超えるもので秒3コマは遅すぎるとは思う。まぁ、そんな連写能力を必要とはしていないのだが。
使ってみての印象は、ようやく銀塩カメラ感覚で普通に使えるカメラになったという印象が一番強く感じられる点だ。
最初からAPS-Cサイズの一眼デジカメで始められた方には無関係かとは思うが、長年銀塩カメラをやってきた者にとって、レンズの焦点距離とボケ量の関係の感覚は非常に大きな資産であり、それがごく普通に生かせるのはありがたい。
ファインダーも交換スクリーンが用意されTS-Eレンズも安心して使えるようになった。標準スクリーンでもピントの山が掴みやすく、見え方も良い。
データの書き込み速度も速く、連写が60コマ(512MBCF使用時)と、実質無制限のようなものなので、待たされることなく軽快に撮影ができる。
シャッターのレリーズ感覚もショックは少ないほうでとてもいい感じだ。
これまでブレが確認できなかったような状況でも、高解像度のためかブレやピンボケにはシビアなようだ。誤魔化しはきかないようだ。
高価ではあったが、自身初の一眼デジカメのEOSD60の標準価格が358,000円だったことを思うと改めて進化の速度の凄さを感じてしまう。このくらいのカメラでも、5年もしないうち、多分3年後くらいには15万円くらいにはなってしまうのだろうな・・・ 現時点(2005/10/2)では一押しのカメラだと断言できる。20Dを買うならKiss-DNにしておいたほうが潔い選択だとさえ思う。

オリンパス ペン EE-3

実家の母が処分しようとしていたところを拾い上げてきた。元々母のカメラであるが、高校の修学旅行にも持っていったことがあり、結構自分でも使ったカメラだ。すっかり忘れていた。
このカメラはハーフカメラと言って、普通の35mm判カメラの1コマに2コマ分撮影できる。つまり、36撮りフィルムだと72枚も撮影できてしまうのだ。
デジカメ全盛の時代となったのはいいが、一方でコンタックスが撤退、ニコンが銀塩カメラの大幅縮小、コニカミノルタが撤退と、大きな曲がり角にきている。
ハーフカメラというのはまだフィルムが高価であったころ、少しでも経済的に撮影できるよう1コマに2コマ撮影できるようにしたものだが、フィルムが安価になり、画質面で不利なのでなくなってしまった。近年では京セラがSAMURAIで復活したのを覚えているが。
こんな存在のカメラだが、こうもフィルムを取り囲む環境に変化があると、フィルムが非常に高価なものになり、ハーフカメラが見直されるときがくるかもしれない。
残念ながらモルトが完全に劣化していたので、交換してやらないと使えそうにない。自分でこういったことはやったことがないのだが、なんとかできそうな気も・・・

コニカミノルタ αSweetDIGITAL

ミノルタ製品は避けてきたのだが、今回の完全撤退はとても寂しく、記念にとの思いから機種選定をしていたのだが、やはり最終モデルとなったこの機種にした。
でも理由はそれだけではない。
私のメイン機材はキヤノンだが、手振れ補正レンズは大変気に入っているものの、ラインナップの拡充を待たなくてはならない。一番なんとかして欲しいのはマクロレンズなのだ。
このカメラなら、ほとんどどんなレンズでも手振れ補正が可能となる、アンチシェイクが搭載されている。もちろん純正の50mmマクロも一緒に購入した。
補正幅はちょっと狭いような気がするが、試写した感じでは手振れ補正なしのものと比較すると歩留まりは雲泥の差だ。
まだ購入できていないが、もう一本ミノルタレンズで欲しいものがある。ミノルタだけが可能としたAFレフレックスである。一時期、まだデジタル一眼が身近なものになるよりずっと前に、このレンズを使いたいという理由だけでボディーを買おうとしたことがあるくらい魅力を感じているレンズなのだ。これも手振れ補正できてしまうのだ。絶対どこにも真似できないだろう。
ボディーそのものの使い心地は可もなく不可もなくという感じだ。実はこういう印象はこのクラスのカメラには重要なことだと思う。つまり人を選ばず、使い易いということなのだ。
キヤノンの高感度撮影時のノイズの少なさに慣れている身からするとちょっとがっくりくるし、起動が遅いのは今時のカメラではないようにすら感じるが、これほどのカメラを造れるメーカーが消滅してしまうのはなんとも残念だ。
なんとか復活してくれることを祈らずにはいられない。

キヤノン EOS30D

私はEOS20Dに対しては否定的でした。D30→D60→10D→20Dと変遷を重ねてきたわけですが、販売価格の驚くほどの下落と、下位機種のKiss-DNの実力を考えると、価格に見合った内容があるとは思えなかったのです。
かなり大幅な内容変更を求めていたのですが、先の5Dで解決してしまいました。そうなるとαSWEET-Dとの兼ね合いもあり、Kiss-DNの立場がなくなってきました。また、システム的に唯一欠けている要素として、秒5コマ程度の高速連写ができる機種も欲しくなってきました。
価格が下がってきた20Dに目を向け始めていたのですが、処分価格で売られている20Dと新型30Dの価格差がほとんどないくらいでしたし、完全に5Dと操作性が同じでピクチャースタイルも搭載している点も共通で、背面液晶モニタも同型となれば迷うことなく決まりました。
多くを期待しているモデルではなく、20DやKiss-DNの完成型とも言える熟成された部分から安心感のあるモデルだと言えます。内容的にも価格的にもニコンD200の対抗馬を用意してきそうなものですが、なぜかやってきませんでしたね。30Dと5Dでサンドイッチ攻撃なのでしょうか。
基本的には5DのAPS-C版といった感じのものになっていますので、特にインプレすべきところはありません。ただ、背面液晶の色の乗りが若干違うような感じです。ちょっと薄いかな?
ノイズに対してもKiss-DNですら驚くほどの性能でしたし、5Dももちろんでしたので、30Dが悪くなるはずはありません。
唯一気になったのは初期ロットだけだろうと思われるのですが、製造品質です。購入時に4個体見せてもらいましたが、全てペンタ部の塗装が擦れていたのです。こんなことは経験のないことで、「なに?」と言った感じです。
5Dのサブとして、また画角の異なるボディーとして併用するのがベストな使い方となるでしょう。
価格が安くなったとはいえ、単体で使用するのならKiss-DNをお勧めします。システムの一部としてなら30Dをお勧めします。

キヤノン T60

前々から狙っていた物ではあるが、今更銀塩一眼レフを買ってしまった。フィルムを入れる予定すらないのに・・・
キヤノンFDマウント最後モデルはT90である。(最後まで販売されていたのはNewF1)
あまり知られていないが、T90発売から4年も後にFDマウントで発売されたモデルがある。このT60がそれだ。知られていないのは当然なのだ。国内販売されなかったからだ。
機能的には絞り優先AEとマニュアル露出というだけで、セルフタイマーすら付いていない、プレビューもない。本当に何もないに等しいカメラなのだ。FDマウントでこの手のカメラが欲しければAV-1を買うか、安くなったA-1を買ったほうが実用的だと思う。
でもカメラ好きには目に留まるところがある。
キヤノンはAシリーズは横走りシャッターでF1ですらそうだった。Tシリーズは縦走りシャッターなのだが、手巻きで縦走りシャッターというとこのモデルしかないのだ。ニコンはEMですらそうだったように、早くからこの組み合わせが普通だったのだが。
プラスチックです!と堂々と名乗らんばかりの風貌だが、均整のとれたデザインだと思う。それに軽い。入手したボディーには50mmF1.8が付いていたが、この組み合わせだと他のカメラを使うのがばかばかしく感じてしまうくらい軽いのだ。だが、シャッターを切ってみると、その軽さが災いしてシャッターやミラーの動作振動を吸収できず、思いっきりカメラぶれする。1/60より遅いシャッター速度は危険と見た。
このカメラに関しては、実使用のインプレは今後もないと思います。悪しからず、m(__)m

フジ ナチュラブラックF1.9

カタカナで書くとなんか別のカメラのような感じがしてしまうなぁ。
このカメラはフジフィルムが提唱するNP(ナチュラルフォト)システムを導入している。専用(もちろん他のカメラでも使えます)のISO1600のフィルムを入れると、基本的にノーストロボ撮影となりその場の光の雰囲気を生かした撮影が可能。
それを支えているのがレンズである。 搭載されているレンズは商品名の一部にもなっているが、スーパーEBCフジノンレンズ24mmF1.9。コンパクトカメラでF1.9の開放F値をもつものは非常に珍しい。
外観はこれまたプラスチックです!と堂々と見せられ、質感なんてものは皆無だが、このレンズが搭載されているだけで価値がある。
フジのレンズは写りが非常に良い。いまだにティアラも所有しているが、解像感も発色もとてもいいのだ。
これで絞り優先AEがあったら申し分ないが、当初露出補正機能は搭載されていないものと思い込んで誤述してしまったが可能であり、購入価格(新品)が25,000円はとても安いと言える。
外装素材にチタンであるとかマグネシウムを使用して絞り優先AEなんて搭載してたりすると、高級コンパクトとなってしまったことでしょう。この素材でこの価格で発売してくれたことはフジの良心かもしれないですね。

キヤノン EOS-1NHS

これまでキヤノンEOSの最高級機種である“1”は初代のものから所有してきましたが、1NはRSを所有したものの、通常の1N系は所有したことがありませんでした。
急速に進むデジタル化の中、安心して使える銀塩EOSを確保しておきたいという思いがありました。
通常なら1Vを所有することを考えるものだと思いますが、どうしてもあの操作性が好きになれず、この流れもあってデジタル一眼においても1系は欲しいと思ったことがないくらいです。
1Nは1994年の11月発売ですから、初期購入のものですと10年以上経過していることになります。信頼性という面ではいささか不安材料です。
しかし、入手したものをそのままで使い続けられるとは思っておらず、シャッターユニットの交換を含め、いずれメンテナンスをきちんとやるつもりでいます。
操作性そのものや癖はRSと同様です。ただRSはペリクルミラーの弊害でおかしなゴーストが発生することがありましたが、これがなくなることと、ミラーショックが出ることくらいが違いでしょう。ミラーショックもそんなに大きなものではありません。
今回入手した1Nは、最初から1N、1NDP、1NHSに仕様変更できるよう、グリップ部が全てセットされていましたのでお得な買い物でした。

キヤノン EOSKissDIGITAL X

訳ありで頂き物として入手した。ありがたいことです。
手にしてみての印象は、“N”とあまり変わらないですが、表面処理を変更しているのか、やや高級感が増しているように感じます。
スペックの違いは高画素化、液晶モニタの大型化、バッファの増加、ダストクリーニング機構の搭載、ピクチャースタイルの採用、測距点の数ぐらいでしょうかね。

今後の機種にも大きな影響を与えるという点で、ダストクリーニング機構の採用が最も大きなニュースではないかと思います。
私の場合、ダスト問題が心配で5Dの2台体制にしていたくらいですから、ようやくこの問題から開放されます。
実写はこれからしてみないとわかりませんが、画素数が増えたことによるノイズの発生と、ピントの精度は気になるポイントですね。
私の場合は、APS-Cサイズのカメラを常用すると感覚がおかしくなるので頻繁に使おうとは思いませんが、レンズ交換を気兼ねなく行いたいときには、迷わず持ち出すことになると思います。

キヤノン IXYDigital900IS

前々からIXYにISが付いて広角からのズームレンズが搭載されたら購入しようと思っていた。
トレンドリーダーとしてはパナソニックのルミックスに先を越されており、正直なところ買いそうになったことがあるが、AFやホワイトバランスの正確さは家電屋さんとカメラ屋さんの写真に対するノウハウの違いを明確に感じられ、どうしてもパナを買うには至らなかった。
900ISまでのトレンドは読めていたが、この先は想像ができない。
ただ、このコンパクトさを実現するには小型の撮像素子を使うというのが絶対条件になるので実現は難しいと思うが、撮像素子をデジイチと同じサイズのものを使い、コンデジの弱点を克服するようなモデルがあってもいいと思う。
900ISの感度設定はISO1600まであるが、実質的にはISO400までが実用限界の画質だと思う。これがデジイチと同じ素子であれば、使える感度になる。
メリットでもありデメリットでもあるが、コンデジはボケない。これも撮像素子が小型であり、その画角に合わせた焦点距離のレンズを使用して深度が深いためであるが、APS-Cサイズやフルサイズの素子を使えばボケは得やすくなる。
ただし、十分なボケを得るためにはレンズが大型化してしまうので、ズームレンズで実現するのは無理だろう。でも、銀塩の高級コンパクトでも小型軽量のものがあったのだから、実現できないわけがない。今後はこういったモデルが出ることも期待したい。
900ISは期待どおりと言うか、想像どおり。
ISの効きは必要十分。小型の撮像素子で710万画素となった分、画像処理エンジンに新型のDIGICVを搭載してはいるものの、高感度撮影には向かない。モニタの像もノイジー。
しかし、OPTIOWPを天候の悪いときに常備するカメラなら、これは好天時には日常的に使いたいカメラだ。高感度を要求しない条件であれば、もの凄く綺麗に撮れる。
歴代のIXYの中で、最も“買い”のモデルだと思う。

ペンタックス K10D

またまた訳ありでの頂き物です。ありがたいことですが、正直、このカメラのことあまり知りません。(^^ゞ
でも、ハイパーマニュアルは銀塩の頃から知っていた機能で興味はあったし、感度優先AEというのもデジカメならではの機能で、興味がなかったわけではない。
価格の割りにはファインダーがしっかりしていること、フォーカシングスクリーンが交換できること、防塵防滴仕様となっていること、手振れ補正機能内蔵であること、ダストリダクション搭載であること、デジタル画像への変換が通常12ビットなのが22ビットで微妙な色合いが再現できること、多重露出ができること、バッテリー1個で500コマ(ノーストロボ)の撮影ができることなど、価格以上の濃い内容を持った機種だと思う。
EOS30Dは発売から時間が経過しているので比較するのは酷かもしれないが、30Dのほうが実売価格が高価では全く魅力がない。連写能力以外でスペック的に優れているところがないのだから。
この中で私にとって特に嬉しいのは多重露出ができること。これまで所有してきたデジカメではできなかった機能なのだ。
元々機械好きな私にとって、多機能であることはそれだけで魅力的に写るのだが、多重露出はトリッキーな絵を残せることと、事前に念密な計算をしてからでないとモノにならないので、自称技巧派の私としてはどうしても欲しかった機能なのだ。 恥ずかしながら手にしてからこの機能があることを知ったのだ。
オプティオでもそうなのだが、色合いがややマゼンタ寄りに感ずる。ペンタックスのポリシーなのだろうか。
レンズとの絡みもあるのであまり使うことはないと思うが、ペンタックスには面白いレンズもあるので、これからがちょっと楽しみでもある。

キヤノン EOS40D

特に欲しかったわけではないんですが、最近なぜか頂き物ばかりです。
欲しくても買えなかった頃を思うと、恵まれてると感謝しなければいけませんね。
先代の30Dが20Dから変更されたポイントはマイナーチェンジという印象が強かったのですが、この40Dは別物と言っていいほどに進化しています。
スペック的なことを列挙するのはやめておきますが、その中で特に好印象な点は、ようやくフォーカシングスクリーンの交換を可能にしたことと、測距点全てがクロス測距となったこと、ダイナミックレンジを広げ(というわけでもなさそうですが)白とびを抑制していること、特にマクロ撮影時に有利なライブビューを搭載したことが挙げられます。
画素数は増えましたが、そんなに欲張った大幅アップというわけではありませんね。むしろ当たり前の範囲でした。
先に発売されたEOS1DMarkVの小型縮小版という印象すらあり、キヤノンユーザーからは強い支持を受けるものと思いますが、11月末まででセールス的に優位なポジションは失われることになりそうです。
キヤノンの好敵手と言えばニコン。
そのニコンから価格帯こそかなり上とはなりますが、ポジション的には同格のD300が発表されています。
客観的に見て、APS-Cサイズ(ニコンではDXフォーマットと名付けています)でのパフォーマンスは40Dがトップ。でもD300が発売されればその座を譲ることになります。
D300のスペックで特に気になるのは、背面液晶モニタがVGAとなり、通常20万画素程度のものが一気に90万画素を超える解像度を持ちます。
見えればいいという程度に妥協していたモニタの精度が、どこまで使い物になるモニタとなるのかが、今から興味深いところです。

オリンパス E-3

自身が購入するカメラとして、初めてオリンパスのカメラを買った。まだテスト撮影をしたくらいで本格的には使っていない。
フォーサーズマウントで、画角が2倍となる。つまりボケない。
が、これを逆手に取れば、コンデジを使うメリットと同じように、深度の深い写真が撮れることや望遠撮影に強いというメリットもあるわけで、要は使いどころなのだと思う。決して万能選手ではない。
ちょっとした旅行にはコンデジを使っていたが、やはり高感度ノイズの多さには困りモノで、その点の心配が低く深度の深い写真が撮れるこの規格のカメラは、そういった用途にははまり役だと思う。撮像素子が小型なためレンズも小型化でき、小型化をしなければより明るいレンズができる。いずれもブレ防止には効果的。
ブレ防止については、このカメラの手振れ補正はなかなか強力だと思う。レンズと併せて、ブレることは考えにくいとすら感じる。ダストリダクションも優秀だぞ。
大望遠を望むにも都合がいい。
70-300mmというレンズも一緒に購入したが、35mm判換算で600mmにもなる。シグマの50-500mmなんてのを装着しようものなら、100-1000mmになってしまう。
ボケは300mmのF5.6であるということに変わりはないが、例えばフルサイズ機に300mmのレンズを装着して撮ったものをトリミングして同じ画角を得ようとすると、同じ画素数のデジカメであっても失われる情報量が多く、結果的に解像感を損ねることになるため、突出した高画素数を誇るわけではないがフォーサーズ機で撮っておくことにアドバンテージがあると言える。
もちろんそれは、思っていたより遥かに優秀な画像があってのことだ。明らかにスモールフォーマットが不利なはずなのに、ISO800程度までなら十分に使える。画像処理エンジンが優秀なのだろう。
ファインダーの出来もいい。APS-Cサイズ機でもこれより小さなファインダー像のものがあるので、とてもフォーサーズ機を使ってるとは思えない。
液晶モニタの角度が自由に変えられるのも非常に便利。初めて所有したニコンのデジカメはレンズ部が回転するものだったが、早くからデジカメのモニタはこうあるべきだと思っていた。EOS40Dで先に体験してしまったが、ライブヴューもいいね。

キヤノン EOS-1DMarkV

とうとう手元に到着。入手できる寸前のところでトラブルが発生しているとのことで発注を延期。再発注をしたらこんなに遅くなってしまいました。あまりに待ちわびて、なんか魅力感じなくなってしまいました。それだけデジイチを取り巻く環境の移り変わりが激しいということなんでしょう。ファ−ムウエアは最新でしたので、全ての対策がとられたものだと思います。
実際のところ、動き物写真を撮るのが趣味ではないので、40Dの秒6.5コマでも十分な連写速度だと思います。
しかし、秒10コマというのは桁違いの速さです。
EOS-1NRSも同じ速度でしたが、銀塩でそんな勢いで撮影するとフィルムが4秒弱でなくなってしまいますので、経済的なことを考えるととても実用できるもんじゃありませんでした。それにフィルム交換のほうが時間かかっちゃうしね。
大容量のメモリさえあれば、コストを気にしないで連写しまくれるというのはありがたいことです。
肝心の使い心地ですが、レスポンスの良さはこれまで手にしてきたカメラにないものがあります。何とも気持ちの良いレスポンスです。

また、APS-Hサイズで1010万画素ということで1画素当りの余裕が感じられ、じっくり撮影する方にも十分すぎる画質が得られます。
大きく重いという印象がありますが、5Dや40Dにバッテリーグリップを付けっぱなしで使用してますので、私は全然気になりません。
オリンパスE-3もそうですが、ファインダー視野率100%というのは実に安心感があります。
今の悩みは、フルサイズ、APS-H、APS-C、フォーサーズ、コンデジと、フォーマットがメチャクチャなところです。感覚的にどうもついていけません。
正直なところ、これと5Dを処分して、EOS-1DsMarkVにしちゃおうかと思ってるくらいです。追い金が40Dを2台買えちゃうほど必要かもしれませんので非現実的ですが。でも、あれこそ私には過剰なスペックと価格ですので、自重しようかとも思っています。
これは宝物として残して、5Dの後継を待つのもいいかもしれません。多分、経済的にはそうしたほうがいいと思う。
←と自分に言い聞かせてます。

オリンパス E-510

またまた頂き物です。ちょっと弄ってみましたが、好みに合わないので実写することなく手放しました。
E-3と大きくインターフィスが異なるわけではありません。しかし、このカメラではもっとダイレクトに設定できるべきだと感じます。
なぜなら、E-3はある程度本腰を入れて撮影するためのカメラという構えですが、このクラスで はもっと気軽に撮影できるよう、わかりやすく迅速に設定変更ができる必要性があると思います。
また、止むを得ない部分ではあるのですが、ファインダーの倍率が低すぎて、とても窮屈でまともに写せる感じがしませんでした。
ただ、この軽さとボディー内手振れ補正とダストクリーニング内蔵というのは非常にいいパッケージングだと思います。日常的に持ち歩いても何も苦にならない大きさ重さであるだけに、インターフェイスの出来栄えがより気になった次第です。
オリンパスのラインナップはこの機種の上がいきなりE-3で、その実力差が大きすぎます。価格的にも。この間にもう1機種設けるか、E-3が最上級機というのも寂しい話ですので、E-3を価格的にも格下げして、その上の機種をつくるというのもありかと思います。
E-410を次ぐE-420が発表になり、おそらくもうすぐE-510の後継機も出てくるでしょう。そんなマイナーチェンジ機に熱心にならず、ラインナップを見直すことが先決であると思います。
インプレではなく愚痴でした。(^^ゞ

キヤノン EOSKissX2

E-510売却で軍資金ができたので、お気軽デジイチとしての購入です。
1DMarkVがあるので、X2を入手すると中庸になってしまう40Dの立場が危ういのですが、まぁゆっくり考えます。
このカメラの何が気に入ったのか、ですが、ズバリ、デザインです!
キヤノンの一眼レフは、FDレンズ時代最後のT90のデザインが斬新だったのですが、あのペンタ部から両肩にかけての流れるようなラインは、EOSになってからも“1系”で継承されてきました。
それ以外の機種では、近づけようとしてる雰囲気はあっても、なんかしっくりきてないのが多く、Kissシリーズにおいても先代のXまでは内蔵ストロボ部に段差があってデザイン的に煩く感じていました。

それがこの流れるようなフォルム。美しいじゃないですか。形が良ければ綺麗に撮れるわけじゃないですが、持つ道具としては好きな部分が強くあるというのは大切な要素だと思います。
現在手許にある機種の中では最も高画素の機種となります。一番安いくせにどういうことなんでしょ。
そうそう、購入価格ですが、レンズキットで81,500円でした。ボディーのみが73,000円という提示だったので、EF50mmF1.8Uが25%OFFであっても税別で9,000円するわけですから、僅か8,500円UPで4段分もの手振れ補正ユニットを内蔵したズームレンズが付いてくるわけで、目を瞑って買うのが正解でしょうね。USMでないのが???ですが。
心配していた高感度ノイズですが、予想を裏切る好結果です。一体このあたりの技術の進化速度ってどうなってるんでしょう。画素数として半分ほどの初代Kissデジタルより遥かに高感度特性がいいのですから。もちろん通常感度での撮影でも何も不満を感じることはありません。雑誌では0.5段ほどオーバー目の露出となると記載されているのを眼にしましたが、比較でもすればそうなのかもしれませんが、特段気になるようなことはありませんでした。
ライブビューも搭載してはいますが、やはりオリンパスE-3の稼動モニタと比べると使いにくいですね。見えそうで見えません。
外部ストロボ取り付け部やストラップ取り付け部を無塗装にしてきましたね。使用頻度を見分けるポイントでもあったのですが、擦れを気にせずに使えるという意味ではこの方が気持ちよく使えそうですね。
最後にネーミングについてですが、“デジタル”という言葉がなくなりました。もはやカメラと言えばデジタルを指すということなのかもしれませんね。