甲本ヒロト

ブルーハーツの「リンダリンダ」シングルバージョン(ベスト版で聴けるよ)を
聴いて欲しい。良く聴けば最初歌い出しの前に
「ハァ」と息を吸う音が聞こえるハズだ。生々しい。
それから始まるブルーハーツの先々を先取りするような熱さ。
そして伴奏もなしに始まる「ドブネーズミ みたいにー 美しくなりーたい・・・・」

そして10年以上が経ちハイロウズの4thアルバム『バームクーヘン』の
「彼女はパンク」(もとネタはラモ−ンズの「シーナはパンクロッカー」なんだろうな。。)
の冒頭また聞こえる、歌い出しで、もっと短く
「ハッ」と。歌はうまくなっているが。
「退屈にー飽きちゃぁーったー。」

10年たっても変らないこの生々しさ。真摯さ。

ヒロトのライブでの危ないパフォーマンス・吐き出す言葉・詩の才能は
日本の国宝だと思います。

もう一個、ブルーハーツに教わったこと。
 チェルノブイリ原発事故が起きたあと、ブルーハーツはすぐさま「チェルノブイリ」というシングルをだす。
「チェルノブイリには行きたくねー。あの娘とキスをしたいだけー。」という曲。
ブルーハーツを社会派という声が沸きあがったらしい。
 ところがその直後ブルーハーツ達は『Train-Train』のレコーディングをハワイでおこなう。
(ハワイ=リゾートのイメージで)
社会派というレッテルを踏みにじる行為!
ここで僕は感じた。「他人(大きな枠組での)の評価なんてどうでもいいんだな」
ロックの人たちに教わる事は多い。


そして7年たって、ハイロウズ。
ヒロトはここまで変化した!
よくブルーハーツ好きだけど(最初の3枚)
ハイロウズ嫌いというヒトがいますが
小児病(笑)ですな。
気持ちはよーくわかるんだけどね。気持ちは。
明日にでも小児科に行って
診察受けてください(笑)。
もしくは尾崎でも一生聴いてなさい(笑)。

ヒロトの外形の変化は見ていて飽きない。
特に「バームクーヘン」の時のツンツンヘアー(ライブの時は写真の2倍くらい立っていた)が凄かった。


ブルーハーツの1stなヒロト
(1987年)

ミックジャガーの
髪型を真似たか?
(1998年)

4thアルバム「バームクーヘン」で
(1999年)

「ブルース&ソウルレコード」
という雑誌から
(2002年)



Too Late To Die

まことにもって かたじけない
拙者まるで だらしがない


俺たちに明日はない
夜も楽しいし 冬も楽しいよ
だけどまだ 残念ながら
お昼だし うららかな春だ


映画
あなたに会えたらなあ
毎日だったらなあ
偶然でもいいけど
約束できたらなあ


クリ−ミー
ウマ焼けの空に なめらかに溶けた
金のカヌーに乗せた お姫様のかおり
ノライヌでもわかるんだぜ
ノライヌでもわかるんだぜ
ノライヌでもわかるんだぜ


ロックンロール黄金時代
ケンカじゃねぇ 騒いでるだけ
なまけてない 遊んでるだけ
イザコザは 好きじゃないけど
じゃますんだったら 出ていけー


フルコート
破れない便箋と 壊れないシャボン玉
弱いけど 小さいけど 負けるとは限らないぜ

奇跡なんかじゃないんだよ 待ってたんじゃダメなんだよ
神の仕業ではないんだ 本当の名場面だ
他に方法はないんだ 他にはないんだ