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Ambi Siletteの特徴は軍艦部前面取りつけられたレンジファインダー全体を覆うカバーでしょう。このためカバーを持ち上げずにファインダーを覗くと真っ暗でびっくりします。
ボディ形状としては一般的なSiletteの流用のように思えます。
写真は修理依頼されたII型です。I型と見分けるには吊り金具の有無と巻き上げレバーの指掛け形状、フィルムカウンターの色、視野枠切替スイッチの順番、レンジファインダー内部の着色、そしてレンジファインダーの構造が大きく変わっています。
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II型のレンジファインダーの特徴は測距(二重像)側レンズがファインダー視野枠とがI型とは違って同軸ではなくなったことにあります。
ファインダー内部がアンバーに着色されており、視野枠と二重像がグリーンで表示されるものです。このコントラストはきれいですが、二重像は覗きにくく視差が発生するので使いやすくはないです。
視野枠の近距離補正(上下移動)もありますが、さすがに視野枠サイズまでは変化しません。
交換レンズに合わせて軍艦部のスライドスイッチで切り替えが可能ですが、レンズによって自動的に切りかわる機能はありません。
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シャッターはシンクロコンパーでB,1,・・・・1/500
まであります。
この当時のドイツカメラには、レンズを付けたカメラをテーブル上に置いたときにレンズが重くてお辞儀をしないように”脚”がついているものが多いです。この写真ではレンズ下のL型の部分がそれです。 |
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巻き上げレバーは指掛けが大きくなり、親指だけで引き出すことができます。
視野枠切替は50,35,90の順に変わっています。そのかわり内部の表示は見やすくなっています。 |
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このボディでは巻き上げレバーが軍艦部と擦れて巻き上げレバーがうまく動きません。中央の留めネジを緩めれば良いのですが、そうするとフィルムカウンターの動作に問題が出てきます。 |
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交換レンズマウントは専用のバヨネットマウントです。
レンズを外すにはマウント下方のプッシュボタンを押しながら反時計方向に約10度まわしたのち引っ張ります。後述の記事でわかると思いますが、レンズのマウント基部の溝にカメラ側から3枚のカムがせり出してきて噛み込むことで固定されますので、これを引っ込めるために少し力を入れて引っ張る必要があるのですが、かなり渋くなっている感じです。
距離計連動ピンは先端に小さなボールが付いており磨耗を防ぐ設計になっています。 |
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バック側です。接眼レンズは大きめですが、視差が大きくて見やすくはありません。 |
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ファインダーのカバーは刻印された矢印の方向にちょっと動かすだけでぴょんと開きます。 |
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こちらはI型です。吊り金具がありません。 |
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レンジファインダー構造も違っています。
(チェックしていませんが)有効基線長も違っていると思います。
II型では135mmレンズに対応するために変更したとも考えられます。(あくまで推測です) |
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視野枠切替は35,50,90と一般的な配置ですが、ファインダー上は2つのファインダー枠が近接して表示されてちょっと見にくい感じです。
巻き上げレバーも予備角で止まらずに入りこんでしまいますし、レバーを引き出すためには上から指を入れて引き出す必要があるのでとても使いにくいです。実用上からはII型のほうがずっと使いやすいです。 |