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災害の恐ろしさを伝えるのではなく、災害時に消防団員はいかに行動をしたら良いかを顧みる内容づくりにしています。

ファイル  02  ('04.10.09)
種 類  水防出場
日 時  平成16年10月09日 17:30覚知(署防災係より同報通信による出場命令)
所 在  第7分団 分団本部
状 況  台風22号による「水防第2非常態勢」
出 場  分団長以下12名

 10月9日関東上陸の台風22号に対し、消防団は水防第2非常態勢をとりました。通過中(多分)の17:30に分団庫に参集。
 分団庫到着1番のり。2番着の団員が途上中の冠水報告。すぐに分団長到着。現場へ向かう際に、カラーコーンと鳶口を搬送した。

 排水升の飲み込みが弱いように感じた。道路一面に水がたまっており、一帯の住宅の玄関先まで水が迫っていた。その頃には、団員が6名程度になっていた。排水升を外し、カラーコーンで落ちないよう注意を促した。外した排水升は計5個。10分程度で、路面が表れた。
 最近の住宅事情。都市計画法、建築基準法により3階建て風の住宅を良く目にします。しかし、高さ制限があるので半地下にしてそこを車庫にする。1階部分は、地上より高くなり日照が確保されやすい。そもそも土地が広ければこんな苦肉の建築は無用なんだろうけど、現実は多くなっています。

 今回、そんな住宅に問題点を見つけました。そう、排水が悪くなると、一瞬に半地下部分に水が流れ込むのです。1件そのような家屋があり、排水依頼を求められました。この家屋は自家製のポンプがあり、汲み上げる仕組みですが、ポンプ排水量より流れ込む水の量が多かったのです。D級ポンプで排水しようと思ったが、先に外した排水升にどんどん水が流れ込んだので、半地下への流水は止まりました。
 地下鉄「麻布十番」駅に水が流れ込んだ現象のように、管轄区域で土砂災害が起きるような場所はないものの、ビルを始め、一般住宅にも地下を設けている建物が、水害を大きなものにしていく。