■『イチモツ』の音と音楽について (監督 山本拓)
「劇中の音は出来る限り同時録音された音を使い臨場感を出す」
「音楽(劇伴)は生楽器の演奏を使う」
この2点が『イチモツ』のサウンドにおける基本的な設計です。
作曲は吉田拓史。私(山本)の頭の中のイメージを、互いにデイスカッションを繰り返し、具体的な音に置き換え作曲してくれました。
使用した楽器は、ピアノをはじめ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、クラリネット、トランペット、サックス、三線。そして振り回すと唸りを上げる名称不明の棒(スタッフは“うなり棒”と勝手に命名)などなど。
この多彩な楽器を演奏してくれたのは、吉田拓史が集めた横浜国大の有志を中心としたチームで、大ホールでの収録を含め、約1年かけてレコーディングを重ねました。
おかげで人間が演奏したものでしか得られない、本物の楽器から出る音を手に入れることができました。そしてこだわった分、映画をしっかり支え得るサウンドトラックが完成しました。
『イチモツ』はモノクロの作品です。カラーの映像に比べると、モノクロの画面は情報量が減ってしまい、淡白な印象になる恐れがありますが、同時録音のサウンドと生楽器での劇伴を得て、それを補って余りあるものになったと思います。
映画をご鑑賞時にぜひとも耳の方でも楽しんでいただければ嬉しいです。
音楽スタッフ
■作曲 吉田拓史
■演奏
【1st ヴァイオリン】 草野良介 高橋理英子
【2nd ヴァイオリン】 小島類 小田章等
【ヴィオラ】 奥山知佳 望月麻衣
【チェロ】 杉本祐
【コントラバス】 小田桐康裕
【アルトサックス、ギター】 長門洋平
【クラリネット】 千原真輔
【トランペット】 横田紗世
【三線】 松川光弘
【ピアノ】 野崎有清 中野祥世
【パーカッション】 高橋佳樹 今豊紀 田代和美 吉田拓史
【挿入歌 『知らないよ』 】
作詞・作曲 鈴木隆一
ヴォーカル 金柔政
ギター 長門洋平
ベース 鈴木隆一
【レコーディング】 吉田拓史 小田章等
【レコーディングスタッフ】
横田紗世 田代和美 中島啓介
渡邊智喜 小原明子 千原真輔 奥山浩司
■TOP
■イントロダクション
■監督挨拶
■ストーリー
■スタッフ&キャスト
■同時開催
▲