エア・ホスピタル 米山公啓 講談社

会員制の超先端医療病院がテロリスト集団に乗っ取られ、そこにたまたま居合わせた外科医が一人で戦う、というブルースウィリスが出てきそうなお話。先端医療に金がかかることを良く理解していて、会員制病院という非現実的だけれど一つの解決方法を提示している点でまず面白いと思った。と思ったら著者はなんと聖マリアンヌ医大の内科の助教授。着想と想像力の豊かさで丸。読書後に自分の中に何かじっくり残るものがあるといった種類の本ではないが、テンポも速く歯切れも良く当直の夜に時間がちょっと空いた時などにはもってこいの本である。

 

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