軍艦メカ開発物語 海軍技術かく戦えり 深田正雄 光人社
1988年第1刷
1991年第4刷
第2次世界大戦中、アナログの時代の戦艦のメカニズムを、当時の技術者が描いたものである。
現代ならばコンピューターで簡単に制御できることを、いかに行っていたのか非常に興味深い。戦艦の主砲が副砲とぶつからないように回転したり、指揮官が認める目標に旋回手が砲塔を向けて射手が打つタイミングを決めるシステム等も詳しく書かれている。日本より外国で先に評価された技術のひとつである八木アンテナのこと、日本の命運を決めたと言って過言ではないレーダー開発の出遅れのことも記載がある。
戦艦大和の電源は直流220ボルト。交流化されたのはもっと後の世代の艦である。