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『Cinematize 2.0』レビュー
改訂2006.11.29 初稿2005.01.14

Cinematize Cinematize 2.0 日本語版

開発元:Miraizon LLC
販売元:株式会社イーフロンティア
価 格:9,345円(税込)
動作環境Mac OS X ver.10.2以降
仕様等はこちらでご確認ください

『Cinematize』の最新バージョンとして、『Cinematize 2 Pro』が発表されています。『Cinematize 2』との機能比較についてはこちらを参考にしてください。また、『Cinematize 2 スリムパッケージ版』も発売されています。

Cinematizeとは

『Cinematize』は、自作のDVD-RやDVDレコーダーで録画した番組などから映像や音声を抜き出すことの出来るソフトだ。抜き出した映像はiMovieやFinal Cut Proなどで再編集することも可能だし、画質を劣化させることなく、DVD Studio Proで再オーサリングすることも可能だ。

主な用途としては

  • 既に素材を消してしまったDVDをもう一度オーサリングしたい場合
  • 複数のDVDから映像を抜き出して一つにまとめたい場合、
  • DVDレコーダーで作成したDVDにオリジナルのメニューをつけたい場合
  • DVDの映像をストリーミングなどに使用したい場合
  • 動画編集ソフトで読み込んで加工したい場合

のように幅広い用途に使える。

Cinematizeの機能・特徴

映像・音声はMPEG2やAC3のデータとして元のデータのまま取り出せるので画質を劣化させることなく、DVD Studio Proなどで再度オーサリングすることが可能だ。また、映像の取り出しは1.0ではチャプタ単位だったが、2.0ではチャプタに関係なく、GOP単位ではあるが任意のフレームで行えるようになった。また、マルチアングル、マルチ音声にも対応している。注意したい点はメニューの映像・音声のリッピングには対応していないこと、VIDEOレコーディングモード(VRモード)で記録されたDVDには対応していないこと、である。

操作

操作はいたって簡単で映像を抜き出したいDVDの「VIDEO_TSフォルダ」を指定し、プレビュー画面を見ながら抜き出したい映像の範囲を指定し、出力形式を選択して書き出すだけ。非常にシンプルである。

Cinematizeの使用例

では、『Cinematize』の使用例として、私が最もよく利用する、DVD Studio Proでの再オーサリングのためのリッピングの手順を紹介しよう。

その設定&手順はまず、対象となるDVDの「Video_TS」フォルダを指定し、

Cinematizeセグメントタブ 「セグメント」タブで、プレビュー画面を見ながら抜き出したい範囲を指定する。
Cinematizeビデオタブ 「ビデオ」タブの「ビデオストリーム」で抜き出したいストリームを選択し(通常は「メインビデオストリーム」)、「デコード」は「エレメンタリーストリーム」を選択する。
Cinematize音声タブ 「音声」タブで「音声ストリーム」を選択し(通常は「音声1」)、「デコード」は「エレメンタリーストリーム」を選択する。
Cinematize出力タブ 「出力」タブの「チャプター保存方法」は任意、「出力形式」を「別々のストリームファイル」を選択し、設定完了。あとは右下の「データを取り出す」ボタンを押すだけだ。

こうして抜き出した映像と音声はそのままDVD Studio Proで使用することが出来る。

ちなみに、リッピングに要する時間はG4 733で約1時間の映像が2分程度しか、かからなかった。ただし、読み込み時に1分程度だが少々時間がかかる(1.0ではかからなかった)。

Cinematize 2.0は便利だ!

Cinematize 2.0』は、VRモード未対応な点と、GOP単位でしか抜き出せない点をのぞけば、1.0の時に感じた不便な点を解消し、非常に使いやすくなった。特にDVD Studio Proと組み合わて使うと最高に威力を発揮するので、ドラマや映画にオリジナルメニューをつけて永久保存版のDVDを作りたい方は是非お試しいただきたい。

※DVDレコーダーで録画した番組などをMacで再編集する手順についてはブログにまとめたので、ぜひご参照いただきたい。 >>DVD Studio Pro活用事例紹介「DVDレコーダーとの連携」

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