異常な犯罪・バラバラ殺人などの犯罪心理に迫る
最近は増えてきたといわれる異常な犯行、バラバラ殺人は、昔は無かったのだろうか?
ただ単にマスコミが報道しなかっただけなのか、本当に増えているのだろうか、
TV番組(芸人イジメ系や)、ホラー映画、殺戮ゲームなどの影響があるのだろうか。
たぶん、こういった事件があるたびに、しかめっ面した評論家のみなさんが言う。
「大変な、理解しがたい時代になったものです。」
語るのは只の評論家から犯罪心理学者、医学者(医学部教授とか)、元警察官でしょう。
確かにそうかもしれない。しかし、ここを書いているのは1999年。
私の立場から言うと、たぶん、何年経っても変わっていないと思います。
考える…「食べるのではなく殺戮するだけの他の動物はいないのかな?」。
ライオンやトラ、クマは他の動物を殺し、バラバラにし、食べます。生きるために。
殺人を犯した人間も理由を問い詰めれば「生きるために」が殆どでしょう。精神的にも。
例えば、餌を直ぐに食べずに木の枝などに引っ掛ける鳥がいますよね。
モズという鳥で、腹が減ってなくてもカエルやトカゲなどを捕え、保存の為はやにえします。
▲「はやにえ」というのは木の枝に刺す行為をいいます。獲物をね。
語源は、早い(はやい)+生贄(いけにえ)⇒短縮して”はやにえ”になったのかな?
腹が減ってなくても殺して枝に刺す。大きな鳥さえも獲物対象とします。
枝に刺さった大型鳥を見ても一般的にモズの仕業とは思えないので「何者の悪戯か!!!」と。
殺すだけの動物は基本的にいないのですが環境によっては出現します。
例えばウグイ(淡水魚で河口から渓流まで生息する頑丈なコイ科魚類)。
水槽内に数日餌をやらず腹を減らしたウグイを入れ、一杯のメダカを入れます。
市販餌をあげますと、前者仲良く食っています。
私はこれらに加えてオイカワやカワムツ、ニシキゴイ、金魚を混泳させようと思っていました。
ナマズやイワナ、ヤマメ、アマゴ、アロワナ、ドラードは肉食なので水槽を分けます。
朝起きてビックリ、水槽の下にメダカの死骸が積もってます。
数匹生きているメダカが泳いでいましたが、見ている最中にウグイが襲って噛み砕きました。
しかし食べることも無く吐き出し、その哀れなメダカは沈んでいきました。
数々の魚を飼育してきましたが(研究をかねて水槽・水質・釣り餌メーカーへ協力も)、
ウグイは見事に食べるだけでなく殺すだけでした。
アロワナやアマゴなどの肉食魚はメダカを食うけど、食べない時は殺さない。
つまり必要以上にバラバラにしたりする犯人の心理は「野性に帰った精神」といえましょう。
(ウグイやモズの精神を宿したというオカルトでもオツケー。周りの人間は引くが)
こういう場合、精神医学あたりで説明しようとするのは視聴者(一般市民)向けなので、
実際は昔からあり、現代は「人を殺しちゃ駄目(理由)」という教えが行き届いているから、
異常に見える犯罪が少ないだけ。支配者・親はシッカリ教育の仕方を間違えないよう。
この下からの解説を読めば、作者の言わんとすることが”より”分かって戴けると思う。
メール・ネット恋愛は顔を奪う!?
メルトモ殺人、渋谷に代表されるラクガキや荒れている掲示板ってなんだか似ている…。
なんで私はそう思ったのだろう?根底に有る共通の原因に迫る!
ネットや、携帯のメールも爆発的に世界各地へ広がりつつある今日この頃。
新聞雑誌で「メルトモ殺人」などの文字が踊るようになりました。
今回の記事は、人間社会が成熟するとともに我々が得てきたコミュニケーション能力が、
ネット・メールでは通用しないのでは?という、お話です。
人間には言葉の発音の高低や、手振り、目の動き、笑い方…などのしぐさを見て、
人を判断する能力があります。大なり小なりみなさんもごく普通に身につけられていることでしょう。
「具合が悪い」時に、たとえ「元気です」と言っていても、
表情やしぐさで相手に分かってしまい、そうそう誤魔化せれません。
ところが、ネット、メールではその様な部分はありません。文章だけです。
文章では、本当は機嫌が悪くても「元気です」と出来てしまいます。
受け手へはストレートですね。「元気です」以外は想像できません。
文章から受けるものは、人間の本能(感覚)でイメージするので感情一本のような形となります。
ネット恋愛では、3日目には「愛している」とか言えてしまったり、
恨んだ場合は、徹底的に「Xしてやる!」…となる傾向があります。
殺Xの原因の一つにネット・メルトモとなっているのが本当に目に付きます。
とはいえ、全体の殺人事件が増えていなければ、
元々殺Xを犯す人がネット・メールからしただけ…で済ませれます。
しかし、全体の事件が増えているので、メールやネットが誘発していると言えます。
メルトモと心中してしまったり、嫉妬で相方を包丁で刺してしまったり。
このような事件では、かなり親しい間柄のはずなのです。
しかし、メールで数週間やり取りして会ったのは数回にも関わらず…というケースが
結構有ります。今までは、本当に考えられなかった事です。
どうしてなのでしょう?
なぜ、こんなに簡単にプッツンしてしまうのでしょうか?
メールやネットと言うツールは、人類にとって実は危険な道具なのでしょうか?
激しい感情や罵声を残す掲示板がありますが豪快に書き込んだ実際の人物を
想像出来ますでしょうか?好青年?普通の人?いや、小心者かもしれません。
簡単に実行してしまう殺人…。あの人が信じられない…と言う隣人。
一つの理由を見つけました。中野雄司さんという方が紹介されたものです。
「アイヒマン実験」=人間は命令に従うのなら、残酷になれる
命令に従う=アイデンティティを失っている=顔を失っている…と置きかえれます。
<実験>
良心的な普通の人達を集めて、教師役・生徒役を決める。
↓
教師役は質問に答えれなかった生徒に15〜450ボルトの電流を流す。
↓
実は電流はダミーで、生徒役は流されたフリをして「叫ぶ」。
↓
最初は電流を流すのを戸惑う教師役。そこで、「私が責任を取ります」と試験官が言って促す。
↓
電流をさらに流す
<予測>
それでも、200ボルト以上の電流を流す人は殆どいないだろう。
1000人に一人ぐらい、450ボルトを流す人が出てくるかもしれない。
さて、実際は…
<結果>
300ボルト以上の電流を流した人=8割
450ボルト以上の電流を流した人=6割
この結果は、命令に対して服従する事に集中した人は、どんな残虐行為でも出来てしまう事、
ゆえに、600万人のユダヤ人を虐殺したナチスなどの理由の説明にもなっています。
少々分かりにくいことですが、個人としてのアイデンティティを放棄した時、
良心的な普通の人でさえ残虐な行為が出来てしまう…ということです。
顔の見えないネットやメールでは、そもそも個人が匿名で伏せられている事が多いので、
だんだんアイデンティティが無くなって行くのかもしれません。
そうなると、感情の赴くまま何でもしてしまいます。
嘘八百OK。愛しているOK…。
ネットショップのみなさんは特定商取引の法律によって屋号住所氏名が公表され、
個人を、アイデンティティを捨てる事は出来ませんので自制心があります。
私もそうです。あえて住所氏名を公表する事によって、自分のアイデンティティーを
捨てない様、かつ、自分にセーブをしているわけです。(★当時公開していた時の記述)
しかし、ほとんどのネット住民は匿名。
また、出会い系のサイトはメールボックス利用などさらに匿名性が高く、
顔がより見えにくくなっています。
そして匿名性に慣れれば慣れるほど感情をほとばしるだけの人間になっていくかもしれません。
気が付けば、周りに一杯居ることになったら…。
私たちネットを利用するものは、そのような「顔の見えにくい」、「ぼけた」状態のまま
数多くの人達とコミュニケーションをしなければなりません。
この特性を学び、人のしぐさに代わる新たなコミュニケーションの方法を見出せなければ、
ひょっとしたら大変生き難い社会になるかもしれません。
<警察へのIT取材>
警察に世話になるというのは、深夜徘徊レベルから他人への攻撃まで様々なものがあります。
ネットが発展して行ったため「こ、こんな人が…」という、
逮捕される事と縁が無かった”真面目”と言われる人との境界が薄れました。
表現を変えれば「ネットが無かったら警察沙汰にならなかった人」。
「チックショゥ〜〜〜!殺してやるぅ〜〜〜」と豪快に書いた人が、
実際に会うと目が泳いでいて、自己紹介すら声が小さくて聞こえない人でした。
その人にとっては、ネットは大変居心地が良く、怖いものが無くなって行ったそうです。
しかし、溢れ出す激情を押さえれなくなった時、やり過ぎて犯してしまったことを
自覚できず、そうして、気が付いた時には現実社会が待っていました。
今回の記事のため調査をしましたが、手遅れになった方を多く見ました。
「こんな気の好い人が、あんなことを…!!!」というショックは当時は、かなり衝撃的でした。
調子に乗って書いている書き込み記事が、想像以上に相手を傷つけているかもしれません。
時々は自分を省みるのも必要でしょうね。
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誹謗中傷・掲示板関係:古い記事なので、サラっと参考にどうぞ。
表紙へ この記事って1999年に書いたものだったけど未だに新鮮で使えます。