ア−シングを科学する
ア−シングQ&A
ア−シングを自作してみました。
必要な工具と材料
・電線
本当は自動車用のAV線が欲しかったのですが秋葉原でも手に入らなかったので普通の8スケの電線を5m購入しました。
・圧着端子
電線に合った端子を用意してください。
ネジ部は10mmと12mm用が必要です。
・絶縁カバ−
端子の下に写っているのが絶縁カバ−です。
ア−スラインなので必要ないかもしれませんが、気持ちの問題です。
・圧着ペンチ
電線にあったサイズのペンチが必要です。
ちなみに写真のものは作業に使ったものではありません。
・タイラップ
・M10のボルト 1本
・カッタ−
・ニッパ−
・スパナ
・ドライバ−等
作業時間
・4時間
ア−スをどこに落とすか?
なぜア−シングをするとの効果があるかを考えて次の部分にア−シングをすることにしました。
・ヘッド廻り
エボ4からダイレクトイグニッションになっていますが、最後はコイルで高圧を作っているのでコイル廻りのア−スを取ることでコイルへの供給電圧の向上を狙いました。(下の写真B、C、D、G部)
・純正ボディ−ア−ス部の強化
純正でボディ−ア−スされている部分にア−シングする事で、ライトの光量アップと電子機器の安定動作を狙いました。(下の写真E、F、H、I、J部)

純正配線の活用
純正のア−スラインを調べてみると、バッテリ−のマイナス端子から直ぐにボディ−ア−スされています。しかも、電線は10スケ以上あり端子とは半田付けされています。これでは、バッテリ−端子から何本もの線を引き出すより、最初のボディ−ア−ス部から分岐した方が効率が良さそうなので、左の写真のA点からア−シングのラインを引き出すことにしました。(○スケのスケとはスクエア−の略で、8スケは電線の導体部の断面積が8o2ということです。
ただし、このA点にから分岐させるのには、エア−クリナ−ケ−スを外す必要がありますが、一番の近道はエア−クリナ−ケ−スとエアフロは付けたまま、サクションパイプ部のホ−スバンドをゆるめて、アエフロごとクリ−ナ−ケ−スを外すのが楽なようです。その後、車体側のクリ−ナ−ケ−スを止めているビス3本を外すと、箱の部分はフリ−になりますが、ダクトの部分がボディに止まっているので、バッテリ−の右側のダクト吸入口のボルトを外せばクリ−ナ−ボックスはフリ−になります。ただし、リレ−ボックスが邪魔をしているのでリレ−ボックスのボルト2本を外せばクリ−ナ−ボックスがボディからはずせA点にアクセスできます。
ア−シング
まず、A点からB点とE点用の2本のラインを分岐させます。B点にはエンジンの揺れを考慮して、電線が余裕をもった状態でア−シングします。
B点は純正でボディ−ア−スされているので、A点からの電線をこのボルトに共締めします。
このボルトは、冷却水のホ−スが有って手が入れづらいので、ボルトを落とさないように!!
続いてC点からラインを引きます。B点とC点の両方で試しましたが、C点から引いた方が体感的に調子が良かったので管理人はあえてC点からラインを引き出しました。(配線もこの方がラクです。)
続いて、D点への配線ですがこの部分は樹脂のカバ−がかぶっているので、配線に十分ゆとりを保たせる必要があります。
一度、配線を仮決めしてから、樹脂カバ−を付けて配線のゆとりを確認した方が良いでしょう。
又、D点には純正ではボルトが有りませんので、M10のボルトを事前に用意しておく必要が有ります。この穴は袋穴なので長いボルトは底付きして締まりません。15mmも有れば十分です。
D点からはG点への配線のためもう一本ア−スを分岐させておきます。
それと並行してA点からE点へもア−シングを行います。特に注意するところは有りません。
E点からF点は純正でボディ−ア−スされているので、その電線をそのまま使いました。
F点から電線を分岐させG点へア−シングします。これで、ヘッド廻りは2方向からア−シングしたことになりますが、F点からD点にア−シングするとル−プを作ってしまうので、あえてG点にア−シングしました。
なぜ、ル−プになるのを避けたかと言うと、オ−ディオの世界では1点ア−スと言って、一つのア−スポイントから各ア−スポイントへア−スを取るやり方が一般的で、ル−プを作るとノイズが乗ると言われています。車のア−スにどれだけ影響するかわかりませんが、ル−プは避けてみました。
又、電触という問題もあります。これは異種の金属(鉄とアルミ等)がふれあうと電位差が発生して金属が腐食する現象です。ボディ−ア−スを純正の部分と共用したのは、むやみにア−シングすると電触が心配だったからです。
ただ、水のかかる心配のない箇所は、電触の心配も少ないので、ヘッド廻りは心配入らないでしょう。
D点から分岐させたラインをH点にア−シングさせ、その後、I点からさらに純正でボディ−ア−スされているJ点にア−シングします。
ア−シングの効果
・2000回転以下の回転数で低速トルクの向上が体感できた。
・ライトの輝度が上がった。
・オ−ディオの音質が向上した。
(音にメリハリが出た。)
その他
費用も1000円掛からずにできるので時間のあるときにやってみてはいかがでしょうか。

IMADAさんから配線がわかりにくいと言うことで左の配線図を送っていただきました。
なるほど、こうすると全体の感じがわかりやすいので使わさせてもらいました。