エアクリを変えた場合の問題点
BBSなどでエアクリを変えると燃調が狂うとか・狂わないとかが話題になりますが、結論から言いますと燃調は狂います。
1.何故マッチングがずれるのか?
何故かというと、まず下の図を見てください。

理想状態では中央部の流速が最も早くなりますが、車のエア−配管は理想的な流速分布にはならず車両によって異なった流速分布となっています。
(例:図中央 実際の流速分布T)
このため、実際の車両の開発ではセンサ−を取り付けた位置で全体の流量が計測できるようにセンサ−の出力電圧と流量の変換テ−ブルを作ります。
ここで、エアクリを変えたとしましょう。流速分布がどう変わるかは配管レイアウトによりますが、仮に右図(実際の流速分布U)のように変わったとします。
(配管全体で流れる流量は同じとします。)
すると、センサ−部に流れる流速が変わるので、当然センサ−の出力電圧も変わってしまいます。つまり、配管全体の流量は同じでも、流速分布が変化するとECUは
空気量が 『違う』と判断します。それが、燃調として薄くなるか・濃くなるかは配管のレイアウトによって一概に言えませんがセッティングがずれることは間違い有りません。
2.マッチングを取り直すには?
これは、ECUの変換テ−ブルを書き直すしか手が有りません。エアクリが純正形状の場合は配管レイアウトそのものが純正と同じなのでそれほどの狂いはないでしょうが、
むき出しタイプの場合はかなりマッチングが狂う思って間違い有りません。
3.その他
むき出しタイプの場合は吸入空気温度が純正より高くなることも不利な点の一つです。ただし、これに関してはデ−タ−が無いのでどのくらい不利になるかはわかりません。
管理人の場合はその他の理由も有って変えるなら純正形状と思っています。